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2020/07/10
お口のなかの、においのもと

皆さん、こんにちは☆★
歯科助手の堀岡です。
この間のお休みの日に、お花屋さんと、朝食用のパンを買いにパン屋さんへ、息子とお散歩がてら行ってきました。
ぽかぽか暖かい日差しが、とっても気持ちよく、、♪
春らしい陽気な雰囲気が、素敵だなと思う一日でした。



さて、前回のお話の続き、、、
口臭について、今回もお話させて頂きます。



前回、歯周病がいちばんの口臭の原因だと、お伝えしましたが、歯周病のほかに、大きなにおいの元となるのは、溜まったプラークや、舌の汚れです。
また、象牙質に及んだむし歯もにおいを発します。



☆お口のなかのにおいの元


①歯周病になっている歯周ポケット
歯周病が進行して、歯と歯茎の境目が深くなってできる歯周ポケット。歯周病になっているとき、このなかにはプラークや歯石のほかに、歯茎の死んだ細胞(老廃物)や血液、体液、(歯茎の溝からの滲出液)、そして細菌の代謝物(排泄物)が溜まり強いにおいを発します。
歯周ポケットのなかのクリーニングは、歯科でしかできません。歯周病になっているなら、早めに治療を。



②溜まったプラーク
溜まったプラークは、むし歯や歯周病の原因になるだけでなく、においの元にもなります。みがき残しが多いのは、上あごは奥歯の頬側、下あごは奥歯の舌側。
いずれも頬や舌が邪魔をして、歯ブラシが届きにくい場所です。
溜まったプラークは歯石となり、さらにプラークが付着する足場となります。
プラークの除去には、毎日の歯みがきのほか、定期的に歯科でクリーニングを。

③被せ物やブリッジと歯茎の境目
被せ物と歯茎の境目や、ブリッジのポンティックと歯茎が接する面もお掃除が行き届かないことが多く、においの元になりやすいです。
デンタルフロスやタフトブラシで清掃するようにしましょう。



④象牙質に及んだ多数のムシ歯
歯の表面のエナメル質は、ほぼ無機質ですが、内部の象牙質は三割ほどがタンパク質でできています。
むし歯が進行すると、タンパク質が細菌により分解され、においを出します。
ですから、象牙質に達するむし歯がそのままだと、口臭の原因に。むし歯が深く大きいほど、においは強くなります。
むし歯は放置せずに、治療しましょう。



⑤まれなケースですが、歯の根の先端部に病変(根尖性歯周炎)ができ、膿のにおいが歯茎の中を伝って、お口に放出されることもあります。

気になるところがあれば、是非、歯科医院にて、相談してみるとよいと思います☆★

2020/06/22
唾液を出そう!その2

こんにちは(^^) 暖かくなったり、やや肌寒い日もありますが皆さまいかがお過ごしですか?

先日雨上がりの帰り道に夕焼けが見えたので写真を撮りました。ツツジが綺麗に咲いていて、なんだか癒されたので、アップします♪

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そして夕焼け手前の空も。(^^)

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綺麗に撮れたので大満足です

さて今日は前回に続いて唾液を出しましょう!

ということでブログを進めようと思います。

唾液の持つ効果については前回、"唾液を出そう!"という回でお話ししましたが どうして唾液が出にくくなってしまうのでしょう?

その理由は......

①歯磨きが苦手なかた    お口の中が汚れ気味だと、唾液の分泌も減少してしまいます。

②水分不足  そもそも水分摂取量が少ないと、唾液分泌も減少します。夏は要注意!

③ストレスが多い 体力的に疲れていたり、緊張や精神的にもまいっている時にも、唾液量は減少します。

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④薬を服用している    薬を服用されている方は、副作用で唾液分泌量が減少することがあります。

⑤口の病気にかかっている /    病気の治療を受けていると、唾液の分泌が減ることがあります。

他にも

口の中がよく乾く

乾いた物が噛みにくい

食べ物が飲み込みにくい

口の中がネバネバする

入れ歯を入れると痛い

話しにくい

味がおかしい

口で息をしている

高齢である

...などなど、当てはまる項目が多い人ほど、唾液分泌量が低下している人です。

では本題、唾液を出そうのコーナーです!

"唾液が少ないかな"と気になったら、以下の4つをぜひお試しください。

サラサラ唾液を導く唾液分泌4つの技の巻

 よく噛む!

    噛むことで刺激を受けると唾液は出やすくなります。特に繊維の多い食べ物や水分の少ない硬い物を食べる時には 積極的に何度も噛むようにしましょう。

②お水を飲む!

    食事のときや休憩中のお茶やコーヒー以外は、できるだけお水を飲むようにしましょう。1日あたりお水で1リットル、食品などから1リットル、合計2リットル程度の水分補給をしましょう。

③お口のなかをマッサージしてみよう!

    力を抜いて軽く口を閉じ、歯ブラシの柄で頬の内側をマッサージします。もちろん指を使っても、舌を頬に強く押し当ててもいいですね

④お口周辺をマッサージしてみよう!

    お口の周りにある唾液線を刺激します。

頬全体に、ゆっくりと圧力をかけながらマッサージしていきましょう。

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あごの下全体をマッサージします。軽く押すだけで、じわっと唾液が出るところがあります。

そこを中心に、あごの下全体をゆっくりギューっとマッサージします☆ 効果ありそうですね!

いかがですか?

サラサラの唾液が出るのは健康な証拠!お水をよく飲んで ご飯を頂く時は 回数を多めに噛みましょう。

最後のマッサージはフェイスラインも綺麗に出るし、お顔のむくみもとれるのでオススメです。

頬のあたりは強く押すと、たるみのもとになるので優しく行いましょう♪

参考文献;; 

歯が長持ちするプラークコントロールのグッドテクニック(クインテッセンス出版)

 

 

 

2020/06/12
カニの甲羅にまさかの糖

こんにちは!
ダイヤモンド歯科の川野です
コロナウイルスの自粛中で毎日毎日暇ですね!
皆さんは、お家で何をして過ごしていますか?
私はご飯を作ったり、たまにお菓子を作ったり、ひたすらお布団で寝たり寝たり寝たり...です☆
お菓子には沢山砂糖を使っていてすごく美味しいですが、糖にはいくつか種類があります!

今日は糖の事についてお話しします。
砂糖と言えば、虫歯菌のエサ。
虫歯菌と言えば、『 虫歯を起こす菌 』
確かにそうですが、それだけの理解じゃ勿体ないです!糖をもっと知りましょう!

ではクイズです!ちゃらん♪
①カニの甲羅
②こんにゃく
③ヒアルロン酸
これらの共通点は何だと思いますか?
食べ物...ではないですよね...。
.
.
糖を原料に作られているんです!!!
カニの甲羅、エビの殻など甲羅類の外皮の成分であるキチンは、ブドウ糖を原料に合成されます。単糖のブドウ糖をもとに作られた、N.アセチルグルコサミンとグルコサミンが約9:1の割合で結合した多糖なのです。
ちなみに、N.アセチルグルコサミンはヒアルロン酸の成分ですが、身には含まれないのでいくらカニを食べてもヒアルロン酸の補給にはなりません。

おでんの定番のこんにゃくにも、ブドウ糖が入っています。こんにゃくの主成分は、ブドウ糖とマンノースが約2:3の比率で結合したグルコマンナンという多糖。
人が消化できない糖ですが、そのぶん腸の内容物のかさを増して便秘の解消に役立ちます。
血糖値、血中コレステロールを低下させる効果もあります。
また、高齢社会の昨今、CMなどでよく耳にするヒアルロン酸。『皮膚』『軟骨』『眼球』『関節』に存在し保水力が高く粘性をもつため、関節のスムーズな動きは不可欠です。美容以外にも変形性関節症や眼の治療に利用されています。このヒアルロン酸もブドウ糖をもとにつくられたN.アセチルグルコサミンとグルコサミン酸から合成されます。2つが交互に直鎖状に結合した多糖です。
糖はエネルギー源になるだけでなく、生体を構成する物質として意外なところで存在感を発揮しています。糖を意識して生物をとらえ直すのも楽しいかもしれません!

ちなみに...寒天も糖でできてるんです!
ようかんやところてんの原料につかわれる寒天。テングサなどの紅藻類を煮出して抽出されるものですが、この寒天にも構造にガラクトーストという単糖が含まれています。

甘いものに糖は含まれていると思っていましたが、まさかのカニの甲羅の構造にも糖が含まれているんですね!!!びっくりです!!

2020/05/29
幼児の歯みがきどうしてますか

赤ちゃんのハブラシの目的は?

まず歯磨きに慣れてもらう虫歯予防するために歯磨きが必要です。ですが、大人でも歯磨きが面倒という方も少なくありません。小さいうちから歯磨き習慣をつけて虫歯知らずな赤ちゃんを育てていきましょう。

3〜9ヶ月ほどで初めての歯が生えてきますが、実はこの時とても口の中がムズムズするんです。ムズムズで機嫌が悪くなることもありますが、歯ブラシでムズムズを解消できることもあります。そのほか赤ちゃんが口元を触られることに慣れるため、歯磨きの時以外も口周りを触る時間を持つと良いです。

また、赤ちゃんに虫歯菌が定着するのは口移しや唾液の飛沫が多いので、意図せず赤ちゃんの口内に入り込んでしまうこともあります。そこで歯ブラシによりできるだけ綺麗に保つことで、虫歯菌定着を防ぎやすくなります。

赤ちゃんの初めての歯磨きはいつから?

赤ちゃんの最初の歯が下から生えてきたら歯磨きスタートです。まずは生えたてで虫歯になりやすい赤ちゃんの歯を守ってあげましょう。

生えたてであれば歯ブラシが当てにくいので、指にガーゼを巻いてゴシゴシ汚れを拭ってあげるのも有効です。まずは習慣化して赤ちゃんに初めての口腔清掃に慣れてもらいましょう。

赤ちゃんの歯磨きのやり方は?

仕上げ磨きの姿勢は、ひざの上に寝かせるか保護者が子供の後ろに回り頭をお腹や脇で固定すると、口の中が見やすい安全な姿勢として推奨されています。最初は1日1回で問題ないので、赤ちゃんの機嫌が良い時に始めていきます。大人と同じで、歯と歯の間や歯と歯茎の間も特に注意して磨きましょう。まずは清掃しきることより口の中に物が入る違和感に慣れることが大事になります。

歯磨き粉はいつから?

赤ちゃんはうがいが出来ない(うがいができるようになるのは2歳前後)ので、歯磨き粉は使っても少量にしましょう。使わなくても問題ありません、歯ブラシをしたあとはお白湯やお水を飲ませて口の中を流してあげましょう。

赤ちゃんの歯ブラシの選び方は?

大人の歯ブラシと違い、ゴムやシリコン製で柔らかい物が安心して使えます。清掃能力は高くはないですが、口に入った時の違和感が少ないので慣れを助長します。また喉に突き刺しにくい円形のガードが付いたものもおすすめです

乳歯が生え揃ってきたら、毛先にコシのある歯ブラシに変えていきます。

仕上げ磨きをする際は、保護者が落ち着いている・笑顔でいる。この2つがとても大事です。保護者が怖い真剣な顔をして歯磨きをしても、赤ちゃんは落ち着きません。嫌なことをしていないという印象を与えるためにも笑顔で歯磨きをしましょう。

赤ちゃんが落ち着きやすい歯ブラシの歌などもありますのでぜひ活用してみてください。

1歳半検診、3歳児検診以外に、歯科を定期的に受診して歯磨き上手を目指しましょう!

2020/05/28
唾液の働きが実は素晴らしいんです

皆さんこんにちは、勤務医の後藤です。

今回は、縁の下の力持ち「唾液」についてご紹介しようと思います。

唾液には8つの働きがあって、それぞれ口にとって欠かすことの出来ない特徴があります。

①虫歯菌に溶かされた歯を元に戻す働き

虫歯菌が糖をエサにして酸を出すことによって歯が表層から溶かされて柔らかくなってしまいます。そこで、リン酸やカルシウムをたっぷり含んだ唾液が触れると、再石灰化という現象が起こります。再石灰化によって歯の表面が酸によって失われたミネラル成分を補充してくれるんです。ただし、再石灰化が起こるのは初期の虫歯だけで、進行してしまった虫歯には再石灰化が起こらないので要注意です。

②話す動き、飲み込む動きをスムーズにする働き

口の中には柔らかい粘膜と硬い歯があります。唾液によって舌や頬などの滑りがよくなり滑らかな発音をすることができます。また食べ物を飲み込む動作も、唾液の働きによって流れを良くし滑りやすくしています。

③食べ物を消化する働き

唾液には酵素(アミラーゼ)が含まれており、食べ物を消化することができます。食事の時によく噛むことで唾液が多く出て、食べ物に唾液を絡ませることによって、食べ物の栄養素を効率良く吸収でき、胃腸の負担を軽くすることができます。

④細菌が身体に入らないようにする働き

唾液には抗菌物質であるリゾチームやラクトフェリン、ペルオキシダーゼが含まれており、細菌の入り口である口を守る働きがあります。

⑤身体の水分が減少したことを教えてくれる働き

身体の水分が少なくなると、唾液の流出量の減少が起こり口が乾燥します。口が乾くと人間は水を欲します。

⑥火傷するほどの熱い食べ物から身を守る働き

粘膜に直接熱い物が入ると火傷を起こすため、唾液が緩衝材となって火傷を起こしにくくしています。

⑦虫歯菌が出す酸を中和してくれる働き 

歯の表面では虫歯菌が糖を食べて酸を出し酸性にしようとします。ずっと酸性だと歯ブラシで虫歯菌を落とすまで溶け続けてしまいます。そこで唾液が中性にすることで酸性での歯の溶けやすさを緩衝してくれます。

これらの素晴らしい働きによって、お口と身体が健康に保たれています。上記の働きがなければ、口内炎ができやすく、口臭が強く、カビが生え、虫歯歯周病が進行しやすいお口になるのです。

唾液が少なくなる原因にはいくつかありますが、薬や年齢、ストレスにより唾液腺の腺細胞が影響を受け唾液量が少なくなることが往々にしてあります。原因によってストレス解消、薬の変更が有効です。また、唾液腺マッサージもブログで紹介していますのでぜひ試してみてくださいね!

実はとても働き者の唾液紹介でした。日頃からお口の状態に関心を持って、美味しく食べられるお口を保っていきましょう!

2020/05/25
皆さんは普段食事をする時何回噛むか意識したことはありますか?

皆さんこんにちは、勤務医の後藤です。

厚労省から8020運動という歯を残そうという運動があることはご紹介しましたが、他にも食育推進に関わる運動があります。

そこで今回は、噛ミング30という大変わかりやすくキャッチーなネーミングの運動をご紹介します。

皆さんは普段食事をする時何回噛むか意識したことはありますか。

おおよそ一口に噛む回数の平均は10回から20回と言われています。

それに対して、一口に噛む回数の目安は30回とされています。

地域における食育推進とより健康な生活を目指すという観点から、ひとくち30回以上噛むことを目標として「噛ミング(カミングサンマル)」というキャッチフレーズが生まれました。

食を通して健康寿命延伸するためにはその基盤となる小児期から高齢期に至るまで食べる器官である口腔の健康と関連させて健康づくりの視点から食育を推進していくことの一助となる運動です。

また、30回以上噛むことはフレッチャリズムという考え方が由来しています。

「フレッチャリズム」とは

米国で時計商をしていたホーレンス・フレッチャー氏が生命保険に入ろうとしたところ、「肥満は短命」という理由で断られたため、様々な医療や健康法を試みてたどり着いた「よく噛んで食べる」という健康法が元になっています。

食べ物をよく噛んで食べるということは唾液や、胃液などの分泌がよくなり食べ物の消化や吸収がよくなります。

よく噛んでゆっくりと食事をすることにより血液中の血糖値の高まる時間が生じ、満腹中枢を刺激し、過食・肥満を予防する

また、脳が活性化されて満腹中枢を刺激することにより肥満細胞からレプチンというホルモンが分泌されます。

このホルモンの働きにより、食欲が抑えられるため少ない量で満腹感が得られ肥満の予防につながると考えられています。

噛む運動により脳が活性化するとホルモンの働きだけでなく脳に酸素や栄養を送る働きも活性化するため、高齢者の認知症の予防に役立ちます。

さらに、唾液の分泌がよくなることにより口の中での唾液の働きが活発になります。唾液の働きは大変魅力的で、虫歯になりかけた歯を修復したり、細菌の感染を抑えて虫歯や歯周病になるリスクが下がります。

このように噛むことは身体にとって大変魅力的な効果があります。何か道具を準備することもありませんし、すぐに実践できる方法ですのでおすすめです!

2020/05/22
当院の特徴・マイクロスコープについて

こんにちは、勤務医の後藤です。

当院の特徴でもある、精密治療に欠かせない拡大顕微鏡(マイクロスコープ)とは何なのかご紹介したいと思います。

世界初の手術用顕微鏡が1953年に発売され、眼科や脳外科など精密な治療技術が求められる科において使用されていました。歯科では1980年頃より治療に使用され始め、2004年に日本顕微鏡歯科学会が発足し普及が進みました。現在、マイクロスコープの普及率は未だ数%しかありませんが、今後の歯科医療の成長・変革には欠かすことの出来ないツールです。

なぜマイクロスコープを使うのか?

明るさと拡大視野が特徴で、それらを生かすことで精度の高い歯科医療を提供することが可能になります。また動画を撮影し患者さんご自身に実際のお口の中をお見せすることで、不透明な部分を無くし、ご理解をいただけることも大変大きいです。

口の中は非常に狭く、光が届きにくい為暗く、さらに歯は小さいので肉眼では見にくい部分が存在します。何も見えずに勘に頼った治療を行うのではなく、マイクロスコープで約3〜30倍に拡大して明るい視野を確保して治療を行うことが出来るので、当然精密さに差が出ます。

①診断の幅が広くなる

肉眼では見える範囲に限界があります。拡大をして見ることで見逃しが減り、原因の特定能力が向上し診断の幅が広がります。診断をしっかり行うことは予後を予測する為に必要で、原因に対してしっかりアプローチをすることで質の高い治療に繋がります。

例えば初期の虫歯を発見し早い段階で処置することが出来たり、被せ物や詰め物のズレなど不適合部分から入り込んだ菌が、虫歯を発現させているのを発見し治療介入出来たりと、メリットが多いです。

②最小限の侵襲

拡大視野下での治療行為は、健康な歯質を傷付けず周囲組織の損傷を抑えます。当然、一般的な歯科治療に使う器具では限界があるため、マイクロスコープ使用に合わせた特殊な治療器具が必要になります。健康な歯質をいかに多く残すかが、結果として長く快適に使えるお口を保つことに影響します。

③感染源の見逃しの防止

虫歯治療においては取り残しが往々にしてありますが、可能な限り減らすことが出来ます。また歯の周りの歯周ポケットという溝に汚れがたまる歯周病では、手の感覚で歯周ポケットを清掃するのではなく、見ながら的確に器具を挿入しプラークや歯石を除去することが出来ます。

特に根管(歯の神経が入っている管)の治療では、マイクロスコープの強みを遺憾無く発揮します。肉眼では見えない部分が多くある為、盲目的に行わざるを得ない部分がありますが、拡大視野により細かな部分まで感染源の除去ができ再感染のリスクを軽減します。

上述のように、マイクロスコープは高度な歯科医療に必須です。当院はほぼ全ての診療でマイクロスコープを使用しています。精度の高い治療をして歯が悪くなるリスクを減らし、健康を保っていきましょう!

2020/05/21
口腔がんを知っていますか

皆さんこんにちは。勤務医の後藤です。

まだ肌寒い日があったりと、安定しない天気が続いていますね。風邪を引かないようにしたいものです。

今回は口腔がんについてお話したいと思います。

皆さんは口腔がんのことはどのくらいご存知でしょうか。ニュースとして取り上げられると、患者さんからご質問をいただくことが多い印象です。

口腔がんはがん全体の3%ほどであるため、認知度としては一般的に低い部類に入ると思います。ですが日本では年間6000人もの人が口腔がんを発症しており口腔・咽頭がんでの死亡率は46.1%と非常に高い(国立がんセンター2013年発表値)ため、かかる頻度としては低いですががんとしての凶悪さは持っています

他部位に出来るがんと同じで、進行度合いが大きいほど完治出来る可能性が下がります。

口の中は自分で見ることができるため、内臓に比べると異常に気付けることが多いと思います。

正常な口の粘膜は柔らかく色は淡いピンク色です。粘膜疾患は以下のような症状が現れます。一部分がヒリヒリする。食事中に染みる、触ると硬く肥厚している、白く変色、あるいは赤く変色、びらんや潰瘍、出血を伴うなどです。

初期の段階ではほとんど痛みがないためなかなか意識をしないとわからないものです。口腔内をご自身で定期的にチェックすることは非常に有効です。(歯ブラシも普段から鏡を見ながらやると磨き残しも少なくなり一石二鳥ですね!)口内炎は2週間以上治らないときや同じ部位に繰り返し出来る時は歯科を受診しましょう。普段から定期検診に行っているとなお良いですね。

口腔がん発生要因として1位は、喫煙です。喫煙はやはり続けるとリスクがありますね・・・。喫煙者は非喫煙者に比べ口腔がん発生率は7倍になっています。さらに飲酒も喫煙と並んでがん発生のリスクがあります。口腔がんは他に、口腔粘膜に傷を作ってしまうような刺激物、合わない義歯や合わない被せ物があると良くないです。何度も同じ粘膜部位を傷付けることはがん細胞を生むきっかけとなります。

口の中に興味を持って、観察して見てください。毎日使っていても、意外と自分の口って知らないことが多いものです。

がんのステージが進み除去範囲が広くなると、手術により舌や顎の骨を大きく取ることがあり、食事・会話・見た目の影響が大きくなります。

生活の質に食事や会話の占める割合は大きいです。人生100年時代ですから、なるべく長くご自身の歯で皆さんに美味しくお食事をとってもらうことは、ダイヤモンド歯科スタッフ共通の願いです。

2020/05/14
8020運動とは!

こんにちは、皆さんいかがお過ごしでしょうか。勤務医の後藤です。

皆さん今年のGWはどうでしたか?一味違った過ごし方になった方が多いと思います。なかなかお休みが取れなかった方も家での時間が取れる良い機会だったのではないでしょうか。しっかり準備や体調を整えて外出自粛解禁に備えたいものですね。

季節の変わり目や生活の変化があると自律神経のバランスを崩しやすくなり体の不調が出やすいです。それに伴いお口の中のトラブルも発生しやすくなります。

普段は何でもなかった歯茎が、突然痛み出し腫れてしまったり、物を噛んだ時に痛みや違和感を感じたりなど起こりやすい時期でもあります。

不調のサインが出た時は、是非一度診察にいらっしゃることをオススメします。

歯だけの話ではないですが、痛みや違和感など少し様子をみていて落ち着くことがありますよね。ただ、落ち着いた先に悪化しないという保証はありません。

原因を知り、早めに治療出来ればそれに越したことはありません。早期発見・早期治療はとても有効で、基本の定期検診がその役割を担っています。これら歯のメインテナンスの重要性を患者さんにお伝えするのも我々歯科医療従事者の責務であると思います。

「健康観」としては8020(ハチマルニイマル)運動を厚生労働省が推奨しています。8020運動とは、"80歳になっても20本以上自分の歯を保ちましょう"という標語を元にした様々な取り組みのことを言います。

1989年に当時の厚生省が成人歯科保険対策検討会で提唱したのがそもそもの始まりで、その後普及のための取り組みがなされてきました。

厚生労働省の平成29年の発表で8020達成者(80歳で20本以上の歯が残っている人)の割合は51,2%であり、平成23年の調査結果から40,2%増加していることが明らかになりました。(素晴らしい達成率ですね!)

歯を残したい、健康に保ちたいと考える方の割合が増加傾向にあるととれます。8020運動達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち、社会活動意欲があるとの調査結果や、残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もあります。若年者の方々も含め生涯、健康なお口でいるためにはなるべく多くの歯でしっかり噛み、充実した食生活を送れることが重要です。歯を食いしばることでストレス発散となったり、運動や力仕事でも力の入りやすさと出しやすさが違います。また噛むことは、脳血流量が増え脳神経細胞の働きが活発になり、認知症の予防にもなります。

これを知っただけでも、歯を大事にしてよく噛んで食事をしようという気持ちになりますよね。皆さんもぜひ8020運動で健康生活を目指しましょう!

2020/05/13
唾液を出そう! 虫歯予防・歯周病予防

唾液を出そう!

*虫歯予防・歯周病予防*

皆さま こんにちは(^^) 歯科衛生士の萩原です。

なかなか外出が難しい中、いかがお過ごしですか?

わたしはヨガが大好きなのですが、ここのところジムにも行けないので運動不足で肩凝りが...((このブログを書いているのは新型コロナが流行っている 2020/4/17))、そこで先日、後輩に教えてもらった"2週間で10キロ痩せるダンス"を踊ってみました!

3回目くらいで汗が出できていい感じ♪

30分チャレンジというのがあるのですが、6回めで腰にきて、30分は達成できずに、、、(゚∀゚)

しばらく筋肉痛がすごかったです 笑

でもおうちの中でもできる範囲で運動をすると、やっぱりスッキリしますよね٩ )و

興味がある方はぜひ、You tubeで調べてみてくださいね

さて、今日は唾液についてお話しいたします。

唾液はとても大切な体液、ということをご存知の方も多いと思います。唾液は消化や身体の防御、歯の再石灰化などを担う、すばらしい能力を秘めた体液なのです。唾液がたくさん出る人は健康度の高い人、といえそうです。

唾液は、でんぷんを分解する酵素アミラーゼを含む消化液であると同時に、お口の粘膜の保護や刺激に対する防御作用、空気の流れや発音、食物の飲み込みを補助する役割があります。

また、食物の浄化作用や抗菌作用といった役割も担っています。そして注目したいのは、食後に酸性になったお口の中を中和して、虫歯ができにくい環境にしたり、唾液に含まれているミネラルによって初期の虫歯を改善する働き(再石灰化)です。

これは唾液だからできるすばらしい能力なのです。

IMG_6859.png

唾液の効果を簡単にまとめてみると......

①口腔内の粘膜の保護

②スムーズな発音

③スムーズな呼吸

④食物のスムーズな飲み込み、嚥下作用

⑤浄化・抗菌作用

⑥消化液(でんぷんの分解)

⑦歯の再石灰化

などがあげられます。

さて、唾液は1日にどのくらい分泌されていると思いますか?

IMG_6860.png

実は健康な人の場合には、11.5リットルもの量が分泌されています。しかし近年ではその唾液分泌量が少ない人たちが増えていて、原因は、様々ですが薬の副作用だったり、日常のストレスや不規則な食生活、水分不足などがあげられます。

そして、唾液にはサラサラとネバネバの2種類があります。

ネバネバ唾液の人はお口が乾燥気味。

さらに唾液が減少すると、先述したさまざまな機能が低下して、食生活に支障が生じたり、虫歯や口臭が増加します。ひゃー。

口腔内が乾くと、開閉や舌の動きの悪くなり、食べ物が食べにくくなったり、お口を動かすことが少なくなるので、話しにくくなり、自浄作用もさらに低下してしまいます。

歯の健康面では、10分間で出てくる唾液の量が、10ml以下になると、虫歯などのリスクが高くなるそうです。

お口の健康に協力してくれるのは、サラサラ唾液。

唾液が多い人ほど健康であり、サラサラとした唾液が出ています。

そこで次回はサラサラした唾液を出すちょこっとしたテクニックをお伝えしたいと思います。

日常生活にちょっと意識してプラスするだけで、唾液の量が増えますよ♪

"最近、ちょっとお口の中が乾き気味だなぁ"と感じているかたは、是非ともお試しくださいませ

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