寒いですね。
秋の気配もそこそこに、早、冬将軍の到来 といったところでしょうか。
先日、所属している日常歯科臨床研究会で口腔内写真の練習会があり、参加してきました。
患者さんが現在歯で困っている理由を、多角的にとらえる為に、きちんと診査をするのは当然でしょう。
例えば心臓が痛いといい、聴診器を当てるだけで手術する医者はいないと思います。
歯科においては、歯茎の具合が悪かったり、かみ合わせの具合が悪ければ、検査項目として、口の中を写真撮影します。
写真を撮影することで、治療する最初の状態がよくわかります。画像も拡大でき、後からじっくりと観察することができます。
やはりパッと口の中を診ただけでは、詳細にはわからず、写真でよくみると、ああここはこうなっていたのか、など情報は非常に多く得られます。
そのため、曖昧でいい加減な写真ではあまり意味をなさないことになります。
今回の勉強会では実習形式で、正しい写真をとる練習をしました。
普段写真を撮らない先生も参加していました。勉強になっていた様子です。
実際口の小さい方などには、正しく写真を撮るのは難しいのですが、上手な先生は写真を撮る際のオーラが違いました。
そういう先生は目的意識を高くもって普段撮影、診療をしていることがよくわかります。
正しい口腔内写真を撮影し、患者さんを治癒に導くための一つのツールをして、大事にしていきたいと再認識することができました。
院長 遠藤
![]() |