歯面研磨清掃 - ブログ

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2018/09/25
歯面研磨清掃

こんにちは!歯科衛生士の渡辺です。早いもので9月ももう終わろうとしています。涼しくなって、過ごしやすい季節になってきましたね。 今回は、歯科医院で行う歯面研磨・歯面清掃(主に歯面研磨)についてお話ししたいと思います。 歯周組織に病的に変化をもたらす原因は、プラークを構成する微生物です。しかし、それが解明されたのは最近のことで、ほんの数十年前までは、歯石が原因と考えられていました。プラークの75%は細菌、残りは細菌が産生した多糖と唾液由来のタンパク質や無機物です。プラーク1gあたりの細菌の数は約10億〜100億個です。 歯科疾患のなかでも、歯周病とう蝕(むし歯)は生活習慣病です。これらの疾患は、プラークの影響を強く受けています。そこで、物理的にプラークを取り除くために、患者さん自身のブラッシングや、患者さん自身では取り除けない汚れを、歯科医師や歯科衛生士が専門の器具を使用して行う歯面研磨・歯面清掃が必要となります。 歯面研磨とは、歯面に付着・沈着しているプラークや歯石を除去したあとに行う研磨処置で、残留しているプラークや歯石、食品、コーヒー、お茶、たばこ、細菌、薬品などが原因で歯の表面に沈着するステインを除去することをいいます。 目的は次のものがあげられます。 ①歯石の除去によって細かく傷ついた歯面を滑沢化することで、歯石の再沈着を予防します。 ②付着・沈着しているプラーク、歯石の除去後に残留している細かな歯石、色素沈着などを除去します。 着色などがない場合は、粒子の細かい研磨剤を使用しますが、歯面の着色や付着物によっては、粒子の荒い研磨剤を使用することもあります。ほとんどの研磨剤にはフッ化物(フッ素)が入っているので、う蝕抵抗力の効果も期待できます。 また歯面清掃は、簡潔に説明すると、歯と歯の間も含め全ての歯面、および歯肉の下1ミリから3ミリのプラークを機械的に除去することをいいます。 歯科治療が終了した後、今後新たな疾病を発症させないため、また進行させないために定期的な来院をおすすめしております。当院ではクリーニングの際に、プラークを赤く染め出して、汚れが残っている部分を実際に患者さんに確認してもらい、歯ブラシの選択やブラッシングの仕方などもアドバイスさせていただいております。専門家が行うケアと同時に患者さん自身のセルフケアもとても大切です。クリーニング後に爽快感・審美感を感じていただき、お口の中の健康を少しでも意識していただけたらと思います。何か気になることがあれば、来院時にお気軽にご相談くださいね。

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