こんにちは、宮原です。
ダイヤモンド歯科では託児サービスを行っています。可愛く元気な赤ちゃんやお子さんにいつもパワーをもらっています。
ご利用くださる方の多くは、お子さんが小さい頃からむし歯予防について関心が高い様です。
今回は歯が生え始めの時期から3歳くらいまでの家庭でのむし歯予防についてお話しいたします。
乳児期前半、一般的に下の前歯が生え始める8カ月くらいから上下の前歯が生えそろう12カ月くらいまではむし歯になりにくいと言われてますが、むし歯の原因菌が感染し始める時期でもあります。
口の周りや口の中を触れることに慣れさせるため、ガーゼなどによる清掃をしましょう。
とくに乳児は睡眠時間が長いため就寝前のお手入れが大切です。
乳児期後半は歯の生え方を見ながら歯ブラシに慣れさせていきましょう。もしこの時期に前歯などにむし歯を見つけたら早急な対応が必要です。一度歯科医院を受診し相談して下さい。
赤ちゃんはこの時期離乳食が始まり「飲む→食べる」「呼吸しながら飲む→息を止めて飲む」「ちょこちょこ飲む→規則的に食べる」という3つの大きな切り替えをしなければなりません。お父さんお母さんにとっても大変な時期ですね。清掃のポイントを押さえてあまり神経質にならずにむし歯予防をして行きましょう。
1歳6ヶ月頃は奥歯が生え始める時期です、それに伴い離乳食から普通食になっていきます。
この時期はむし歯の原因菌であるミュータンス菌などが歯の表面に定着し始める時期です。
歯と歯の間や溝に汚れがたまりやすくなるのでそこを意識して清掃しましょう。
3歳になると食べ物の種類や食べる回数が増えるため、さらに歯に汚れがつきやすくなります。仕上げ磨きは奥歯の溝がむし歯になりやすいことを念頭において行いましょう。また上唇の小帯が張ってる場合は歯磨きの際、傷つけてしまうことがあるので気をつけましょう。
幼児期前半の仕上げ磨きは「寝かせ磨き」が推奨されていますが、必ずしもこだわることはありません。大切なことは口の中をよく見て歯磨きをすること、歯磨きの習慣をつけることです。
2〜3歳くらいは反抗期を迎えて仕上げ磨きも大変になります。出来るだけ子供の気持ちに寄り添い根気強く対応していきましょう。
ダイヤモンド歯科では子供の歯磨きの指導なども行っていますのでお気軽にご相談ください。