初めましてこんにちは。
今年の3月から働いております、歯科助手の甲斐です。
実家で飼っているワンちゃんたちが仲良く呑気に寝ている姿を見てとても癒されました
今回私は《義歯》についてお話ししたいと思います。
歯を失ったときの選択肢には、義歯(入れ歯)、ブリッジ、インプラントなどがあげられます。
患者様の症状によっては選択することのできない治療法もありますが、それぞれの治療法のメリットやデメリットがありますので、それらを理解した上で、もっとも合う治療を選択することが大切です。
【バネのある入れ歯】
こちらは保険治療となります。
部分入れ歯は両隣の歯にバネを引っ掛けて入れ歯を安定させる仕組みです。土台となる歯に負担が少なからずかかってしまいますが、保険で行える治療なので、費用が比較的安価であるという特徴があります。バネの部分が金属で出来ているので、大きな口をあけたときなどは目だってしまうことがデメリットとなっています。
【バネのない入れ歯】
こちらは自費治療となります。
金具を使っていませんので、歯に優しく、金属アレルギーの方にも最適な入れ歯です。お口を開けた時に、金具が目立ってしまうことも無く、また付け心地もバネのあるタイプに比べてフィット感があり、自然です。
【プラスチックで出来た総入れ歯】
こちらは保険治療となります。
保険適用の範囲で作られる入れ歯は、床と呼ばれる入れ歯の土台部分がプラスチック製のものになるのが一般的です。強度を出すためにプラスチックを分厚く作り、そのために熱の伝わりが悪かったり、装着時は厚みからくる違和感が慣れるまであります。保険を適用してつくるため、費用は安く抑えることができます。
【金属で出来た入れ歯】
こちらは自費治療となります。
土台部分に金属を使った総入れ歯です。金属で出来ているので熱の伝わりがよく、装着時の違和感も軽減され、プラスチックのものに比べると慣れまでははやいと思います。保険の制約がないため、見た目など色々な工夫がなされた様々な種類の入れ歯があります。
皆さまが、永く使いやすいものを選択できるよう一緒に考えていきたいとわたしたちも思っていますので分からないこと、不安な点がありましたら気軽に相談していただけたらと思います。
![]() |