こんにちは!歯科衛生士の冨岡です♪
先日、朝起きた時に顎のあたりに痛みがあり物を食べるのも大変だったことがありました。
その日は一日中痛みがあり、元々くいしばりや歯ぎしりがあるのでそれが原因だと思い様子を見ることにしました。次の日には痛みは軽減し、自然と無くなりました。
そしていつものように、家で晩酌をしようとアテを漁っていたところスルメの一枚干しがでてきて、、、。そういえば痛みが出る前日にスルメを食べたなぁ、、、。!!あの痛みの原因が判明しました!!硬いものを食べたことによる筋肉痛だったのです!!
自分の口腔周囲筋の衰えを感じ悲しい気持ちになりました、、、。
現在、虫歯は減っているが歯並びが悪い(不正咬合)お子さんが多くなっていると言われています。顎の形成は、お口周りや舌の筋肉が成長する際に、歯と歯ぐきの部分(歯槽部)にさまざまな力が加わる事で形成されていきます。現代食は柔らかい物が多く、力がかかることが少ない為、顎の劣成長になり不正咬合の原因となります。かくいう私も歯列矯正していました(^^;;
皆さん!硬いものを食べましょう!特にスルメの一枚干しは前歯でちぎって奥歯で噛むのでお口全体を使うし、糖分もゼロで美味しい!おススメです!ぜひ参考までに♪
前置きが長くなりましたが、今回は「歯ブラシの交換時期」についてお伝えしたいことがあります。
皆さん、前回歯ブラシを交換したのはいつでしょうか?
大抵のかたは、「え〜いつだっけ〜、、」「2ヶ月くらい前かなぁ」などと返ってきます。
私は歯磨き指導をさせていただく際、必ず歯ブラシの交換時期を確認します。
結論から言うと、歯ブラシの寿命は1カ月です!
主に3つ理由があります。
①細菌の除去率の低下
細菌は毛先の面で物理的に擦らないと除去出来ません。とても強固に付着しています。
毛先が広がった歯ブラシを使っていると、毛の中腹で歯を撫でているだけになるので除去率は低下します。
②歯茎を傷付けてしまう
毛先が広がっていたり、コシがなくなると徐々にブラッシング圧が強くなっていきます。
そうすると、歯茎が傷付き炎症してしまうこともあります。
③衛生面
口腔内には常在菌が存在しているので、歯を磨くことによって歯ブラシの毛先には菌がたくさん付着しています。古くなった歯ブラシには特に菌が多く、適切な保管をしていてもヘッド部分は汚れていってしまいます。
1カ月立たないうちに毛先が広がってしまう方は、ブラッシング圧が強い可能性がありますので気をつけましょう。交換日にも個人差がありますので歯磨き指導の際は、普段使われている歯ブラシを持参していただくと、適切な歯ブラシ選びや交換日が提案出来ます。
そしてなにより、わざわざ時間を作って歯磨きの指導を受けていただき、協力してもらっているのに歯ブラシのせいで細菌が落ちないことが私は悔しいです