堀岡です。
宜しくお願いします。
こんにちは、歯科助手の堀岡です。
さて、今回、知覚過敏について、お話したいと思います。
普通に生活するぶんには問題ありませんが、冷たいものを口の中に入れると、一瞬、キーンとしみる感じ、、、とっても辛いですよね。
私も数年に、経験したことがありますが、食べるのも、お茶を飲むのも、歯を磨くのも、兎に角痛くて堪らなかった記憶があります。
知覚過敏の痛みは、象牙質を覆っている硬いエナメル質や、歯茎が、何らかの原因によって失われたときに、むき出しになった象牙質から神経へと、外部の刺激が伝わって起きるものです。
象牙質には、ポツポツとパイプ状の穴が開いています。冷たい、熱い、甘いなどの刺激が穴の中の水へ伝わり、その水の動きが神経と繋がっている象牙質の細胞や神経に反応し、「キーン」という痛みになると考えられています。
どうして、知覚過敏になったのだろうと思われる方も多いのではないでしょうか?
知覚過敏を治すために、まずは、生活の中の知覚過敏リスクをチェックすることが、大切です。
①歯ぎしり、食いしばり
②ゴシゴシ強めに歯磨き
③酸っぱいものの摂り過ぎ
④イオン飲料の摂り過ぎ
⑤お口の中のパサつき
⑥ヤニとり歯磨き粉の使用
いかがでしょうか?
これらの生活習慣から知覚過敏のリスクを減らし、スメア層や再石灰化層を取り戻すことで、軽い知覚過敏なら改善することもあります。
①の歯ぎしりは、自分は気付かない癖なので、お口の中にその痕跡がないか、歯科医院に診てもらい、必要であれば、就寝中につけるマウスピースを作成することもオススメです。
また、②ゴシゴシ磨きは、歯を摩擦させたり、歯茎を痩せさせたりするので、どの程度の力で磨くのか、どの歯ブラシが自分に適しているのかと思われてる方は、歯科医院で歯磨き指導を受けるのもよいと思います。
それ以外の生活のなかの知覚過敏リスクも、お口のなかの健康を守るために、歯科医院でお気軽にご相談下さい♪
そして、知覚過敏を防ぐために、とっても大切ことは、毎日の歯みがきです。
歯ブラシが触ると痛かったり、お水がしみたり、本当に辛いですよね、、、
ですが、実は、歯についた歯垢を取り除かないと、その中に棲むムシ歯菌が酸を出し、歯を覆って刺激を防ぐスメア層や再石灰化層を溶かして、知覚過敏の症状を助長させてしまいます。
歯ブラシを一時的にソフトタイプに替えたり、それも辛い場合は、歯間ブラシやフロスだけを使う、それでも辛い場合は、ガーゼで拭くなど、次善策から始めてみましょう。
加えて、歯科医院で応急処置を受けると、痛みが減るので、歯みがきも楽になると思います。
また、しみることから、知覚過敏だと思っていたら、ムシ歯の初期症状だったり、酸っぱいものの摂り過ぎで酸蝕症になって歯が壊れたりしている可能性もありますので、注意が必要です。お痛みがある場合は、是非、歯科医院にてご相談下さいませ★☆
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