皆さんこんにちは!
歯科助手・保育士の室井です★
急に底冷えのする寒さになりました。皆さん、体調など崩されていないでしょうか?
もうすぐ一年の終わりが訪れます。
風邪など引いて寝正月にならないように、私も気をつけて過ごします
(・c_・`)
11月は、姪の七五三、甥のお宮参りとお食い初めの御祝いに静岡までいって参りました!
雨続きだった中、この日だけ晴天に。
日頃の行いでしょうか 笑
そして二人とも本当に可愛い
(* ´ ▽ ` *)
溺愛してしまう伯母バカです。
すくすく、元気に育ってほしいものです。

さて、本日は『態癖』についてのお話しをしていきます。
皆さんは『態癖』という言葉を知っていますか?
態癖とは、日常生活の中で無意識に行う、さまざまな習癖のことを言います。
よって、本人が気付かないうちに習慣化されてしまうケースが多いようです。
態癖の種類には、以下のようなものがあります。
《態癖の種類》
★口唇癖
★体操座り
★舌癖
★楽器癖
★睡眠態癖
★荷物持ち癖
★頬杖(学習癖)
★スポーツ癖
★咬爪癖
★趣味癖
★指しゃぶり
★職業癖
★えくぼ癖
★家事癖
★ほっぺた癖 等々
『態癖』の多くは、
うつ伏せ寝や、腕枕などの
睡眠時の不良な姿勢を総称した「睡眠態癖」と、
〈頬杖〉と呼ばれる「学習癖」です。その他、職業的にいつも同じ
歪んだ姿勢をせざるを得ない
「職業癖」や「スポーツ癖」などがあります。
バッグをいつも同じ側でもつ、
足を組む、
下唇を噛む、
うつぶせで顎をつけて読書、
噛み締め、
食い縛り、
歯ぎしり、
口呼吸等もそれにあたります。
些細な習慣にも思えますが、
骨は一過性の強い力には強いものの、持続的な弱い力には弱く、
5gほどの力でも持続的に加われば歯は動いてしまうのです。
人間の頭の重さは成人で5kg前後あるといわれます。
横向きやうつぶせ寝で歯列を押さえた形で寝ると、持続的に強い力が働くため、歯が動いて歯並びが悪くなります。特に、永久歯への生えかわり時期のお子さんにおいては、歯が動きやすい環境にあるうえ、咬み合わせを左右する大切な時期です。
お子さんは知らないうちに頬杖などをしている場合が非常に多く、華奢な骨格をしている場合は特に歯が動きやすいようです。
歯の不自然な傾斜により、歯列がゆがんだり、顎の位置が左右どちらかにずれてしまったりということが、のちに全身の歪みにつながる可能性すら指摘されています。
また、力のかかる方向によっては顎を後ろに押し付けることになり、顎関節症の原因となる場合もあります。
大人の方でも肩凝りや顎の痛みといったからだの不調の原因になっている可能性もあります。
そういった問題の中には、態癖をなくすだけでもかなりの治療効果がある場合もありますし、
矯正治療を行う場合に態癖が改善されていなければ、なかなか歯が動かなかったり、せっかく治した歯並びがまた元に戻ってしまう可能性すらあります。
このように、生活習慣としての「態癖」は、歯並びや骨格に大きな影響を与えています。
《態癖チェック》
★寝る時の姿勢はどうですか?
★読書する時、頬杖などしていませんか?
★テレビをどんな姿勢で見ていますか?
★爪を咬んだり、指しゃぶりをしたりしませんか?あるいは過去にしていませんでしたか?
★くいしばり、歯ぎしりをしていませんか?朝、起きた時顎が疲れていませんか?
★何かお口の周りを使うような楽器・スポーツなどしていませんか?
態癖を行わないようにすることで、自然に問題が改善されるケースもあります。
ご自身やお子さんの態癖チェックをしてみましょう。
そして、チェック項目が当てはまった方は、無意識だったものを
今後は意識して、日々を過ごしてみてくださいね☆
意識しても改善されない場合は
歯科への受診をおすすめ致します
(*^^*)