《滅菌》について - ブログ

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2019/12/19
《滅菌》について

こんにちは歯科助手の甲斐です。

お昼は暖かくても朝と夜は凍えるほど寒くなってきましたね、わたしは最近ヒートテックを着て寒さ対策をしています。

みなさんはどのようにして寒さ対策していますか?

今回私は《滅菌》についてお話ししたいと思います。

滅菌とは、増殖性を持つあらゆる微生物(主に細菌類)を完全に殺滅又は除去する状態を実現するための作用・操作になります。調べた内容によりますと滅菌に関する国際規格であるIOS 11139においては、ある物について微生物が存在しない状態にする検証された工程であるともしています。

みなさんに使う器具、また使い終わった器具は全てこちらの滅菌にかけられたあととなっています。

滅菌をするのにも様々な種類があります。

加熱式による

・『火災滅菌』

・『乾熱滅菌』

・『蒸気滅菌』

電磁波による

・『電離放射線による滅菌』

・『高周波による滅菌』

化学作用による

・『ガス滅菌』

・『過酸化水素低温プラズマ滅菌』

・『化学滅菌剤』

分離除去による

・『濾過滅菌』

この中で我々が微生物殺滅のために使用しているのは

『蒸気滅菌』に含まれるオートクレーブです。

オートクレーブについて詳しくお話しします。

【オートクレーブ】

高い圧力下では、多くの化学反応が常圧(1気圧)の場合よりも早く進行し、また常圧ではほとんど見られない反応も起きることが知られている。また水分を含む物体を加熱する場合、常圧下では1気圧の水の沸点である100℃付近で物体内部の水分の大部分が水蒸気に変わり失われてしまうが、高圧下では沸点が上昇し、100℃を大きく超える温度でも水分を保持させたまま物体を加熱することが可能となる。これによって、高温状態の水や水蒸気によって特定の化学反応を早く進行させたり、物体内部への浸透性を高めたりすることが可能である。これらの現象を利用して、耐圧容器の内部に飽和水蒸気や水素ガスなどの気体を入れて、さらに高圧にすることで、容器内部に入れた物体内部で特定の化学反応を早く進行させるのがオートクレーブの原理になっています。

水を用いるオートクレーブ処理は、水を入れた密閉容器を加熱すれば高温高圧の状態が得られる、最も簡単な処理となっています。そして医学や材料科学などさまざまな分野で利用されています。

これにより微生物の殺滅を行っています。

仕様の際は我々も最新の注意を払いながらオートクレーブ滅菌を使用しています。

みなさん治療の際に器具はちゃんとされているのかな?と思われたことあると思います。

ですが我々は細心の注意払いながらこちらのオートクレーブを使用し、微生物までもを殺滅しています。

全ての患者様への不安を減らし治療に専念できるようにしていますので今後ともよろしくお願い致します。

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