「歯医者に行くとコロナの感染リスクは上がるの??」 - ブログ

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2020/04/16
「歯医者に行くとコロナの感染リスクは上がるの??」

院長の宮島です。皆様新型コロナウイルスの影響で生活に不安を覚えてらっしゃる方もたくさんいることかと思います。1日でも早い終息をしまた平和に暮らせるよう心から願います。


さて、冒頭のタイトルですが、テレビやインターネットなどで専門家が書いたものとは考えにくい記事が多数取り上げられています。

私達、専門家は普段患者さんに治療を提供する根拠としてEBM(しっかりした統計を参考にする)を治療の決定で活用します。

鉢に刺されたらおしっこをかけよう!」と祖母が言っていたのを思い出しますが、あれは鉢の毒素が酸性であることに対し、アンモニアで中和する効果を狙っての言い伝えだと思いますが、実際は効果は有りません。むしろ危険です。

以下参照

https://www.j-cast.com/2017/08/13305230.html?p=all

そこで私達が正しいであろうと情報を得るのは、PUBMEDという世界中の研究データが集約されたサイト、もしくはそれをまとめたものを読み解いて意思決定とします。

がしかし、その読み解き方も一つ間違えると大きく違う情報として伝わってしまいます。

先日NYタイムスの一面を飾ったのが

「働く人の感染リスクランキング」

です。

【The Workers Who Face the Greatest Coronavirus Risk】
By Lazaro GamioMarch 15, 2020

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この記事を読むと歯科医師が一番危険に晒されていると思ってしまいます。

このグラフ、「歯科医療従事者は感染リスクが高い!これは新発見!」というように扱われていますが、「X軸は人との距離」、「Y軸は病気への暴露」で構成されていますので、

単に「病人と距離が近い職業」ということを表したグラフです。

「医療従事者が病人と距離が近い職業」だと言うことは、新発見どころか、医療従事者にとっても、一般の方にとっても周知の事実です。

「感染リスクが高い職業相関表」のように扱われていますが、「無防備、無対策の場合、感染リスクが高い職業相関表」に過ぎません。

このグラフに意味を持たせるとすれば、「どの程度、感染対策を行なっているか」というZ軸が必要になります。

【歯科の新型コロナ蔓延以前から取り組み】

私達、医療従事者は、職場で清潔な白衣に着替え、正しく手指洗浄を行い、ディスポーザブルのマスクとグローブを装着し、さらにアルコール消毒を行なって診療しています。また、清潔域と不潔域を理解し、触れてもいい場所と触れてはならない場所を無意識レベルで区別しています。

「どの程度、感染対策を行なっているか」というZ軸があれば、歯科医療従事者は「病人と距離が近い職業であるが、日常的に感染対策を行なっている職業」というカテゴリーに入るわけです。

このグラフの左下に位置する「病人と距離が遠い職業」の方であっても、Z軸が「全く感染対策を行なっていない」とすれば、そちらの方が、感染リスクが高い職業ということになります。

先日新百合ヶ丘の内科や整形外科を受診しましたが、どこも雑誌や共有する場所や手指消毒指示、疑い患者のスクリーニングや、待合室が込まないように対策などなどは行っていませんよね。。。 

【不安に感じている患者様へ】

自粛の中で歯の痛みで辛い時に、我慢しなくてもダイヤモンド歯科が感染対策を充分にして、皆様を迎えする努力を毎日してお待ちしております。

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