口腔がんを知っていますか - ブログ

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2020/05/21
口腔がんを知っていますか

皆さんこんにちは。勤務医の後藤です。

まだ肌寒い日があったりと、安定しない天気が続いていますね。風邪を引かないようにしたいものです。

今回は口腔がんについてお話したいと思います。

皆さんは口腔がんのことはどのくらいご存知でしょうか。ニュースとして取り上げられると、患者さんからご質問をいただくことが多い印象です。

口腔がんはがん全体の3%ほどであるため、認知度としては一般的に低い部類に入ると思います。ですが日本では年間6000人もの人が口腔がんを発症しており口腔・咽頭がんでの死亡率は46.1%と非常に高い(国立がんセンター2013年発表値)ため、かかる頻度としては低いですががんとしての凶悪さは持っています

他部位に出来るがんと同じで、進行度合いが大きいほど完治出来る可能性が下がります。

口の中は自分で見ることができるため、内臓に比べると異常に気付けることが多いと思います。

正常な口の粘膜は柔らかく色は淡いピンク色です。粘膜疾患は以下のような症状が現れます。一部分がヒリヒリする。食事中に染みる、触ると硬く肥厚している、白く変色、あるいは赤く変色、びらんや潰瘍、出血を伴うなどです。

初期の段階ではほとんど痛みがないためなかなか意識をしないとわからないものです。口腔内をご自身で定期的にチェックすることは非常に有効です。(歯ブラシも普段から鏡を見ながらやると磨き残しも少なくなり一石二鳥ですね!)口内炎は2週間以上治らないときや同じ部位に繰り返し出来る時は歯科を受診しましょう。普段から定期検診に行っているとなお良いですね。

口腔がん発生要因として1位は、喫煙です。喫煙はやはり続けるとリスクがありますね・・・。喫煙者は非喫煙者に比べ口腔がん発生率は7倍になっています。さらに飲酒も喫煙と並んでがん発生のリスクがあります。口腔がんは他に、口腔粘膜に傷を作ってしまうような刺激物、合わない義歯や合わない被せ物があると良くないです。何度も同じ粘膜部位を傷付けることはがん細胞を生むきっかけとなります。

口の中に興味を持って、観察して見てください。毎日使っていても、意外と自分の口って知らないことが多いものです。

がんのステージが進み除去範囲が広くなると、手術により舌や顎の骨を大きく取ることがあり、食事・会話・見た目の影響が大きくなります。

生活の質に食事や会話の占める割合は大きいです。人生100年時代ですから、なるべく長くご自身の歯で皆さんに美味しくお食事をとってもらうことは、ダイヤモンド歯科スタッフ共通の願いです。

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