お口の中の日和見菌 - ブログ

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2021/04/22
お口の中の日和見菌

こんにちは!歯科衛生士の萩原です。

最近のマイブームはおつまみに煮干です。笑

ずいぶん長い間食べていなかったのですが、久しぶりに煮干しをポリポリ。大きな煮干しより小さめのほうが美味しい気がします(^^)

身体が喜んでいるのかなかなか手が止まらない。。

カルシウム補給にもおすすめですので、皆さまぜひお試しください♪

今日は口腔内の細菌について、日和見菌についてお話ししたいと思います。

私たちのお口に棲む細菌は1000種類以上いて、キレイに歯磨きしていても100億個が棲み、雑だとその数はなんと1兆個!! ((((;゚Д゚)))))))

そんな切っても切れない細菌との縁。上手に付き合う作戦が必要ですね。

まずは"細菌だちの生態"についてお話ししたいと思います。

私たちに棲みつく数百兆もの細菌。 彼らは口、腸、膣、皮膚にマイクロバイオームと呼ばれる固有の世界を作っています。 この細菌たちの性質を大きく分けると、"善玉"  "悪玉"  "日和見で、その約20%が善玉菌、約10%が悪玉菌。 残り70%がどちらにも転ぶ日和見菌です。

悪玉菌は毒性のある酵素やガスを出し、私たちの細胞を傷つけます。

しかも悪玉菌は、多数派の日和見菌を味方につけるのがとても上手。 じつはこのマジョリティーである日和見菌は非常に厄介な存在で、善玉菌が優勢だも無害なくせに、悪玉菌よ勢力が強くなると、それに加担して悪さを働きはじめるのです。

たとえば腸内にいる日和見菌の太っちょ菌(フィルミクテス菌群)は、その典型例。 腸内の善玉菌が元気だと静かにしているのですが、肉類などの高カロリー食が続くことで善玉菌が衰えて悪玉菌が元気になると、増殖しカロリーを取り込み悪玉菌の謀略に加担します。

こうなると、脂肪細胞に働きかけ脂肪沈着を抑えてくれるスリムな菌 (バクテロイデス菌軍も減ることがわかっており、肥満が加速し、私たちの健康ライフは破綻に追い込まれてしまうのです。

日和見菌のプロフィールを作るとするならば...

性格:普段は控えめ。周りに影響されやすい。

得意技:悪玉菌が増えるとワルくなり、悪玉菌が  優勢だと穏やかになる"変わり身の早さ"

自己PR:善玉でも悪玉でもない細菌の通称

といったところでしょうか。

大腸菌や太っちょ菌など、誰もが持っている細菌の感染を防ぐのはまず不可能と言われています。

悪玉菌に日和見菌が加担すると、歯周病・口臭肥満・糖尿病、アレルギー、がん、老化・認知症、肌荒れ、便秘・下痢

などのリスクがあるとも言われていますが、

感染を防ぐばかりが能ではないことについてもふれたいと思います

私たちは生まれるとき、お母さんの膣から乳酸桿菌をもらいます。 それが私たちの腸内で増えるおかげで、オリゴ糖の含まれる母乳を消化できるようになるそうです。

また、虫歯菌をうつさないため、お子さんとのスプーンを共有しないようにと、気をつけているご家族も多いことでしょう。

気をつけることはもちろん大切ですが、実際のところ誰もが持つ虫歯菌の感染を、パーフェクトに防ぐのはとても難しいものです。

"感染しないように"と頑張るよりも、感染したかもしれないお口の中で、細菌たちをのさぼらせないような戦略を立てるほうが得策なのです

口腔内の例で挙げると、、

細菌たちの棲家となるのは歯垢(プラーク)です!

ですから、上手に細菌を除去できる歯の磨きかたや、定期的な検診と専門家によるクリーニングで、お口の中の細菌叢をコントロールしていきたいですね

 

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