口腔内細菌について - ブログ

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2022/06/06
口腔内細菌について

こんにちは、歯科衛生士の森本です

最近は雨が多いので休みの日はおうちで過ごすことも多いですよね

私は最近ご飯の作り置きにはまっていて毎日なんのおかずを作ろうか迷ってます!

和食が好きなので和食ばっかり作ってしまいますが、洋食も上手になりたいので練習しようと思います☆彡.。

今日はお口の中の細菌についてお話していこうとおもいます!

お口のなかの悪いやつら

〜ならず者集団アグリゲイティバクター・

                      アクチノミセテムコミタンス菌〜

☆長い線毛で絡みつく強固な悪玉集団

このとてつもなく長い名前のアグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス菌は、「凝集」(アグリゲイション)する「桿菌」(バクター)を意味する属名と、「放線菌」(アクチノミセス)と「いっしょ」(コミタンス)を意味する種名をもつ細菌です。イニシャルでA.a菌と呼ばれます。

A.a菌は極めて進行の早い歯周病の歯周ポケットから見つかる細菌で、菌体の周囲の長い線毛が特徴です。

培養すると、この線毛で仲間同士が絡まり合い、試験管の壁にへばりつくバイオフィルム集団となります。

この最近が恐ろしいのは、歯周ポケットの中で歯根にくっつくと、しつこいバイオフィルムをつくって極めて進行の早い歯周炎(歯を支える骨が失われ、ついには歯が抜けてしまう)を引き起こすことです。

多くの人がかかっている慢性歯周炎(じわじわ進行のする歯周炎)は歯の周りにバイオフィルムがたくさんつき、歯石の沈着などもみられるので、炎症を引き起こした原因がある意味わかりやすい面があります。

しかし、A.a菌が作り出すバイオフィルムの場合、デンタルプラークの量が多くなく目立たないにもかかわらず、歯を支える歯槽骨が急速に失われてしまうのです。

☆外毒素爆弾を発射、内毒素ガスを放出!

いったいなぜA.a菌がこのような猛烈な被害をもたらすのか。そのわけは、それらがもつ武器の威力にあります。そのひとつが「白血球毒素」と呼ばれる外毒素です。これは免疫の最前線で働くマクロファージを破壊する爆弾で、A.a菌はこれをガンガン発射します。

それらは「細胞致死性膨化毒素」という不気味なな武器を持っています。これは免疫細胞をパンパンにふくらませ傷つけるものとされるもうひとつの外毒素で、A.a菌はこうした強力な爆弾で、免疫細胞の抵抗力を削いでしまうのです。

それに加えて、グラム陰性菌でA.a菌は内毒素も持っています。この内毒素は、歯茎や歯を支える骨に炎症を起こし、破壊してしまう毒ガスです。

本来なら私たちを守ってくれる免疫細胞を外毒素で傷めつけたうえで、内毒素を使って炎症を起こし、歯周炎をやすやすと進行させるのがA.a菌の手口です。

A.a菌が歯周 ポケットの中で長い繊毛を絡み合わせ、密かにつくりあげるしつこいバイオフィルムは、患者さんの歯磨きだけでは決して取り除くことはできません。これは慢性歯周炎の治療でも言えることですが、ましてA.a菌が相手ともなると、歯科のプロによる「早期の治療」が必須です。

A.a 菌に感染すると、若い人でも歯を支える骨の破壊がどんどん進行し、治療が遅れると歯をつぎつぎと失いかねません。若い頃からの定期的な歯科受診をおすすめします。image0.jpeg

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