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2022/03/31
舌のケアと口臭

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
前回のブログでは、舌のお話をしました。
今回はその続きで、舌と口臭の関係をお話していきます。
口臭の主な原因は、お口の中の細菌です。
むし歯、歯周病、お口の乾き、舌の汚れ、口内炎、入れ歯の汚れなど、様々なお口のトラブルが口臭の原因になります。
「胃が悪いのでは?」
「内蔵から臭いが来てるのでは?」
と心配する方も多いですが、胃や内蔵が原因の場合は、よほど病状が悪化しないと、他人が感じるほどの悪臭がお口から出てくることはありません。
そもそもなぜ口臭が生じるのでしょうか?
お口の中にはたくさんの微生物がいて、その数はプラーク(歯垢)1mgあたり1億個、種類も700以上といわれます。
このうち『嫌気性菌』と呼ばれる酵素を嫌う細菌は生きていくためにタンパク質を分解して栄養源とします。
このタンパク質の分解過程で、不快な臭いをもつ口臭物質が発生するのです。
歯周病細菌には嫌気性菌が多いので、歯周病の方は口臭が強くなりやすいです。
しかし、お口の中には歯周病細菌以外にも嫌気性菌がたくさんいるため、歯周病でない方も油断は禁物です。
そして、最も口臭が発生しやすい場所は舌です。
舌をべーっと出して、鏡を見てみましょう。
舌の表面に汚れが溜まっていませんか?
舌の表面に蓄積した苔状の堆積物を『舌苔(ぜったい)』といいます。
舌苔には、細菌などの微生物、唾液の成分、お口の粘膜から剥離した細胞、血球の成分、食べかすなどが含まれています。
剥離した細胞と、唾液や血球の成分はタンパク質です。
すなわち、悪臭を作り出す細菌と、その栄養源となるタンパク質の両方が、舌苔には豊富に存在していることになります。
歯周病になっていたり、口呼吸をしている、唾液が少なくなっている、喫煙しているという方は、舌苔がつきやすい傾向があります。
絶対を落とすには舌ブラシがオススメです。
奥から手前に、舌の表面を優しくなぞるように動かしましょう。
新型コロナウィルスの感染予防のためにマスクが必須になっていますが、実は長時間のマスク着用も口臭のリスクになると考えられます。
マスクをするとお口を動かすことが減り、水分を摂る回数も少なくなります。
息苦しいので口呼吸にもなりがちです。
こうした状態では唾液が少なくなり、お口が乾きます。
また、マスクの内側は空気の循環が悪く、お口に二酸化炭素が溜まります。
すると口内が酸性に傾き、細菌のバランスが乱れて、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
そのため、マスク生活ではより一層お口の健康管理が大事になります(「マスクをしないで」ということではないですよ)。
口臭予防のコツは
①お口の健康を保つこと
②お口が渇かないようにすること
③舌苔を減らすこと
です!
お口の健康を保つには歯科の助けが欠かせません。
口臭を防ぐためにも定期受診を続けましょう!

2022/03/29
舌のしくみ

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
最近は出汁を自分でとることにハマって、時間がある時に昆布と鰹節で出汁をとっています♪
お味噌汁や茶碗蒸しに使ったり、吸い地にして飲んだりして、素材本来のうま味を楽しんでいます(*'ω'*)
ほっこりして和むのでお休みの日の時間の使い方にはピッタリだと思ってます(*´艸`)
さて今回のブログは、舌のお話をしていきます。
先ほどお話にも出てきた『うま味』の他に、『甘味』『酸味』『塩味』『苦味』の味を感じる部分である舌ですが、舌のどの辺でどの味を感じているか、みなさんはご存知ですか?
「甘味は舌の先で感じる」
「苦味は舌の奥で感じる」
「塩味や酸味は舌の側面で感じる」
など、舌の部位ごとに感じる味が違うという説がありますが、実はこれは古い説なのです。
食べ物の味は、アミノ酸や核酸、糖類といった水溶性の化学物質である『味物質』によりもたらされます。
甘味の味物質はショ糖、果糖、ブドウ糖などです。
ショ糖はいわゆる砂糖、果糖やブドウ糖は果物やはちみつに多く含まれます。
これらはむし歯菌のエサになりますね。
酸味の味物質はクエン酸、酢酸、乳酸などです。
柑橘類に含まれるのがクエン酸、酢に含まれるのが酢酸、乳酸はヨーグルトなど乳酸菌を利用した食品に多いですね。
塩味の味物質は塩化ナトリウム(塩)などです。
苦味の味物質はカフェイン、モモデルシン、テオブロミンなどです。
カフェインはコーヒーやお茶、モモデルシンはゴーヤなど苦味のある植物、 テオブロミンはカカオに含まれます。
そしてうま味の味物質はアミノ酸の一種のグルタミン酸、核酸の一種のイノシン酸、グアニル酸などです。
グルタミン酸は昆布やトマト、イノシン酸は鰹節や肉や魚、グアニル酸は干したキノコ類に豊富に含まれます。
特に昆布はグルタミン酸の含有量では随一です!
さて、これらの味物資はどのような経路を辿って味として認識されるのでしょうか?
舌の表面には舌乳頭という組織が点在しています。
べーっと舌を出したとき、ポツポツと見える突起が舌乳頭です。
牛乳を一口飲んでから鏡の前で舌を出すと、とてもはっきり見えます。
味物質は、唾液に溶けてまずここにたどり着きます。
舌乳頭の中には味蕾(みらい)という器官があります。
花のつぼみのような形をしている味蕾は、数十個の味細胞が集まってできています。
味細胞の中には味物質を受け取る受容体があり、この受容体から味物質の情報が味覚神経を通じて脳に伝えられ、食べ物の味が認識されます。
味物質ごとに受け取る受容体は決まっていて、例えば甘味の味物質の受容体がうま味の味物質を受け取ることはできません。
舌の表面に点在する舌乳頭。
その中にある味蕾の、そのまた中にある味細胞。
その更に中にある受容体が、味を感じるセンサーです。
というわけで、味は舌の特定の部位で感じるのではなく、舌全体に分布している器官で感じているのです。
ちなみに、辛味は味覚神経ではなく、熱い、冷たいなどの刺激を伝える三叉神経を通じて脳に伝わります。
脳に認識される経路が違うため、基本味の仲間には入りません。

2022/03/23
卒乳と虫歯について

皆さまこんにちは!  歯科衛生士の萩原です。

最近のマイブームはお米です(^^)

それで先日から100%米粉のパン作りに挑戦しているのですが、1回目は表面がおせんべいみたいにカリカリに ˙-˙ 。2回目はアルミホイルがなくてやはり少しパリパリに、、、小麦のパンと違って、グルテンがないからなのか難しいです。

いろいろと試行錯誤中ですが、失敗したのも美味しいので、食べ過ぎないように気をつけたいこの頃です。

今日は卒乳と虫歯について、お話ししたいと思います。

Q:

1歳を過ぎましたが母乳を続けています。離乳食の後は減ってきたのですが、寝る時には子どもが欲しがります。虫歯も心配ですが、このまま続けていても大丈夫でしょうか? 

A:

1歳を過ぎて上の前歯が生え揃い、最初の奥歯が生えた後も就寝時の授乳を続けていると、虫歯になるリスクは高まります。

砂糖を含んだ飲食物を食べ始める頃でもあり、ミュータンス菌が歯の表面に棲みつきやすくなることや、寝てしまうと唾液の分泌が減少するので、母乳が上の前歯の周りに溜まったままになりやすいからです。

お口のケアに気をつけながら、卒乳の時期を見はからいましょう。

平成14年の母子健康手帳の改正にあたって、「断乳」という用語が廃止され、母乳をやめる時期も「それぞれの親子の関係に合わせて」という考え方に変わりました。

WHOでは、2歳までに適切な補完食(離乳食)とともに、母乳育児を継続することを推奨しています。

歯科の立場からは、虫歯のリスク軽減をはかることで、親子の状況に合わせた「卒乳」時期を選べるよう支援することが考えられています。

母乳と幼児期虫歯の発生状況については、母乳と人工乳、混合乳で有意差がみられた、という報告はほとんど無いそうです。

しかし、16ヶ月時点での哺乳習慣の継続が虫歯になりやすいリスクを高める、という報告は数多く見られ、その中で強く関連する要因として

・就寝時授乳

・母乳とその継続

・甘味食品の早期摂取開始

が挙げられています。

6ヶ月未満の乳児では、虫歯菌は検出レベルに達せず、歯の生え始めから徐々に菌が検出され始め、第一乳臼歯が生えてくる1歳前半から高まっていき、2歳後半では6割の小児から検出されるそうです。

母乳と虫歯菌の組み合わせだけでは、虫歯にはなりにくいのですが、そこに砂糖を取り始めて虫歯菌が歯垢を作り虫歯菌や他の菌も生息し始めると、リスクが高まると考えられます。

1歳前半で離乳食が完了し、3回の食事でほぼ栄養が摂れるようになると、母乳の栄養摂取としての必要性は無くなってきます。

ただ、授乳する行為が赤ちゃんにとって、不安抑制効果があるといわれており、精神的な満足を得て、気持ちを落ち着かせるもの、と考えられています。

「卒乳」がお子さんの自立のステップと考えた時、「見守るだけの対応」もあれば、「自立を促すための対応」もあります。

虫歯にさせないためには、

・早期に甘味飲食物を与えない

・歯が生えてきたら口のケアを心がける

・虫歯菌の伝播を避けるために、口移しで食べ物を与えない

・泣いたら授乳、寝かしつけるための授乳を、習慣化しないようにする

お子さんの発達状況はそれぞれですから、その子の状況や親の考え方、親子さんの環境などをふまえて、1ひとりに合わせた「卒乳」に取り組んでいけるといいですね!

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2022/03/21
たばこが歯周病を加速させる

こんにちは、歯科衛生士の森本です

最近はでかけられないので、お家で楽しく過ごせるように工夫しています!!お菓子作りなどしてみるのもいいですよね☆

わたしは最近いちごが旬なのでいちごのタルトを作ったりしました!いちご飴も簡単にできて美味しいのでまた今度作ろうと思います☺

さて今回は予防についてです。

【歯周病は歯を失う怖い病気?】

セルフケイト歯科のサポートで歯は残すことができます。「歯を失う怖い病気」というイメージが強い歯周病。ですが、テレビのCMなどで見られるように、短期間で歯がグラグラになって抜け落ちてしまうことはふつうはありません。統計的には、歯周病になりにくい人が1割、残りの8割の人はゆっくり進行していきます。

歯周病を予防するにはセルフケアだけでなく、歯周病の早期発見が重要です。早く異常がわかれば、そのぶん早く手が打てます。そのためには、歯科医院で定期的に検診を受けることが大切です。もし歯周病になっていて治療を受けたのなら、治療が、終わった時が歯を守る新たなスタート地点になります!再発を予防するために検診に通いましょう!!

【タバコで歯周病が10年速く進行する?】

タバコで歯周病が10年早く進行すると言われています。タバコは歯周病の進行をはやめます。約4800人の初診の患者さんの喫煙状況と歯周病の進行度を比較したところ、中等度•重度歯周病の方割合が、30代の喫煙患者さんと、40代の非喫煙患者さんでな、同じくらいとなりました。

また、40代の喫煙患者さんと50代の非喫煙患者さん、50代の喫煙患者さんと60代の非喫煙患者さんでも同じような割合でした

つまり、「タバコを吸ってる人は吸わない人より10年歯周病の進行が早くなる」と言えます。

歯周病を予防したいのであれば、タバコはやめた方がいいことがわかります。

【歯周ポケットは歯ブラシで綺麗に磨ける?】

歯ブラシだけでは落とし切れない汚れがあります。歯茎の溝の中にはプラーク(細菌の塊)が溜まりやすい場所で溜まったプラークは歯周病の原因になります。そのため、この部分を歯ブラシで注意して磨いている方も多いことでしょう。

ですが、歯ブラシでは溝の中のプラークは完全には取り切れません。しかも、溝の中に無理にブラシの毛先を入れて磨き続けると、歯茎が傷つきやせ、虫歯になりやすい歯の根面が露出してしまいます。歯茎を傷つけずにきれいにプラークを取り除く磨き方を歯科医院で教えてもらいましょう。歯茎の深い溝や歯周ポケットのなかの掃除もお任せください!

歯と歯の間をデンタルフロスや歯間ブラシで磨くことと、むし歯予防のためにフッ素入り歯磨き剤を使うこともお忘れないようになさってください!

2022/03/14
糖と甘さの関係について

こんにちは、歯科衛生士の森本です

雪も降ったりしてまだまだ寒さは続く季節ですね!私は最近は鍋ができるホットプレートを買ったのでお鍋にはまっています(*´-`)この間はトマト鍋を作ってみました。何を入れてもおいしいですがお餅を入れてみたらすごく美味しかったです!!温かくなれて美味しくてやっぱりお鍋はいいですね、みなさんもトマト鍋美味しいのでぜひ作ってみてください♪

砂糖といえばむし歯菌のエサ。むし歯菌といえば、むし歯を起こす菌。確かにそうですが、それだけの理解ではもったいないです。

今日は糖についてお話ししていきたいと思います。

〜冬の野菜の甘さも砂糖のたまもの?〜

大根、白菜、ネギ、ほうれん草...冬になると野菜が甘くなりますよね。煮ても焼いても、蒸してもおいしい季節です。ところでこの野菜の甘さはどこからくるのでしょうか?

じつはそれは、野菜に蓄えられた砂糖の甘さなのです。

植物は一般に、砂糖をつくる能力をもっています。栄養を自分でつくり貯えておくためなのですが、そのときにカギとなるのが理科の授業で習った「光合成」という現象です。

植物の細胞内にある「葉緑体」が光のエネルギーを使って水と炭酸ガス(二酸化炭素)からぶどう糖を合成し、代謝を経て砂糖やデンプンをつくります。

砂糖をつくる力は植物によって差があり、とりわけ大きいのがサトウキビと甜菜(シュガービート)です。お菓子や飲み物に使われる砂糖は、これらの植物がからだのなかに貯め込んだ砂糖を

抽出•精製•加工したものです。

砂糖は独特の優れた甘味をもっているため、遠い昔から人類を惹きつけてきました。

歴史をさかのぼると、砂糖は糖質の中でもっとも古くから知られ、インドでは4000年も前から珍重されていたそうです。

人類を魅了し続けてきた砂糖とはどんな物質なのでしょうか。「むし歯菌の栄養になる」ことが問題視されがちですが、一方で、良好な甘味がある、水に溶けやすい、保水性が高い、防腐作用あるなど、優れた性質をもっています。

それに砂糖を構成する糖質は、人間に限らず、動物も植物も微生物も含め、ほとんど全ての生物が生きていくために必要なエネルギー源なのです。

☆一口コラム☆

砂糖を蓄えて寒さから身を守る!

外気温が低くなると、植物は寒さで凍らないように、体に砂糖を蓄えます。(砂糖が多いと0度以下でも凍りにくくなるのです。)

露地栽培のほうれんそうよりも甘いのはそのためですね。

2022/03/07
間食とおやつについて

こんにちは(*^^*)
歯科助手の上村です。
コンビニスイーツの充実や、コロナ禍ということもあり、
ご自宅で過ごす時間も増え、
自分のご褒美にと甘いものを口にする機会が増えたのではないでしょうか?
 
間食で摂取するお菓子には、注意していただく必要があります。
砂糖が多く含まれるお菓子や、粘着質なお菓子は
特に虫歯になりやすいです。
砂糖が多く含まれていると虫歯菌の好物なので、
歯を溶かし虫歯を作りやすくします。
あめやガム、キャラメルは
主成分が砂糖ですので、
できればキシリトールガムや、
タブレッド等に置き換えるのがいいですね!
スナック菓子は
お口の中で粘土状になり
歯のくぼみや隙間に粘着して虫歯の原因となります。
せんべいやあられ等も同様に歯に粘着します。
とてもおいしいく、誘惑たっぷりのお菓子ですが、虫歯になりやすい要素がたくさんあるので、
食べる時間帯に気を付け、
おやつをダラダラと食べることのないように、
おやつの時間を設けて規則正しい生活を心がけるようにしていきたいですね!
普段、習慣的に摂取している飲食物を思い出してみると意外と虫歯になりやすい食べ物があるように思います。
検診で来院された際に、
虫歯になりにくいお菓子や、なりやすいお菓子の答え合わせが出来ればと思っています。
<虫歯の危険度>
特に高い★★★
・ドロップ、ヌガー、キャラメル
ほとんどが砂糖と言えるほど糖分が多いものです。おまけに、ドロップなどはなかなかとけず、長く口の中に入っているし、キャラメルは歯にくっつきやすいのです。
高い★★☆
・チョコレート、クッキー、金平糖、和菓子、かりんとう
やはり糖分が多いのですが、さくさく、ぱりぱりボロボロの食感のもの達ですね。食べた後も歯にくっつき、なかなか取れません。チョコレートはおいしいので習慣化になりやすいお菓子なのでなるべく避けたいです。
特に低い★☆☆
・せんべい、クラッカー、ピーナッツ
砂糖が入らないうえに、かりかりと砕けるため歯にくっつきにくいです。
私は自分の健康な歯で、毎日おいしいご飯を食べている時が、一番幸せを感じます。
これは普通な事だと思っている方が多いと思いますが、私は、80歳のおばあちゃんになっても自分の歯で美味しいものを食べ続けたいと思います♪
歯周病にならない為にも自分の身体の健康を守るためにも、定期的なクリーニングとおうちでのホームケアがとっても重要になります!定期的なクリーニングをしにぜひダイヤモンド歯科へお越しくださいませ☆★

2022/02/28
歯周病とその予防

歯周病の治療と予防

皆様、こんにちは。

歯科助手の堀岡と申します。

三寒四温の候、体調管理が難しいものですが、いかが、お過ごしでしょうか?

2022年も、どうぞ宜しくお願い致します。

おうち時間が続く今日この頃、、、

マイブームは、ストレッチです(*´`)

今まで、外で体を動かすくらいでしたが、自宅で身体のメンテナンスをすることも、大切だなと感じました★

後輩を見習って、開脚ができるようになるまで、頑張ります★☆バチバチ...

本日のテーマは、歯周病とスロー・ブレイン・エイジングについてです。

皆さんは、歯科に定期的に通い、歯周ポケットの奥に溜まったプラークや、歯にこびりついた歯石をとってもらっていますか?

歯周ポケットに溜まったプラークや歯石はPgみま菌の格好の棲家で歯周病の温床になります。

とくに歯石は自分では取れないので、歯科への受診がおすすめです。

ゆっくりとしたすこやかな老い、スロー・ブレイン・エイジングを目指し歯周病の治療と予防のための歯科受診をはじめましょう。

歯周病は痛みの出にくい病気です。

歯茎が腫れ、歯磨きしたとき歯ブラシに血がついても、ほとんどの場合は痛みを感じないので、つい放置してしまう人が多いようです。

歯周病になるとお口の中に慢性炎症が起きます。

たかが歯の病気だ、歯が抜けるのは老化現象だから仕方ない...などと思わないでいただきたいのです。

歯周病の温床は外側からは見えない歯周ポケットの内側にあります

歯周ポケットの奥にPg菌の巣であるプラークが溜まっていたり、歯に歯石がこびりついていないかどうかは、歯科の専門に診察や検査をしてもらわなければ分かりません。

Pg菌による炎症の被害を止め、認知症になるリスクを減らして脳の健康を守るには、歯科による治療薬、そして予防メンテナンスが効果的です。

口腔ケアをはじめとする炎症の軽減によって、すこやかに歳を重ね、ゆるやかに老いを迎えるスロー・ブレイン・エイジングは、脳の加齢をゆるやかにしてよりよい老化を過ごすためのヒントになると思います。

歯周病によるお口の慢性炎症を防いで認知症を減らすことができれば、健康長寿に繋がります。

2022/02/25
う蝕のメカニズムと仕上げ磨き

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
以前のブログで仕上げ磨きに関することをざっくりとご紹介させていただきました。
今回はその仕上げ磨きについてもう少し詳しくお話していきます。
そもそも虫歯とはどうしてできるかご存知ですか?
虫歯はその原因菌である『ミュータンス菌』、磨き残しの中の細菌が酸を生み出すエネルギーとなる『糖』、『歯の質(酸に対する強度)』、『時間』の大きな4要素が関連して起こります。
歯磨きをすることで、ミュータンス菌が歯面に付着するのを防いだり、ミュータンス菌により形成された磨き残しや糖質を取り除いたりすることができます。
これは最も基本的な虫歯予防法です。
しかし、それ以外にも有効な予防法として、歯の質を強くするためにフッ素を塗ること、すなわち、フッ素が配合された歯磨き粉を使ったり、定期的に歯科医院でフッ素を塗ることも一つです。
食後の歯磨きや、歯磨きが出来ない場合はうがいをすることだけでも効果は期待できます。
よく噛むことも唾液の分泌を促進し、口腔内の自浄作用を高めることにつながります。
このように、仕上げ磨きだけが虫歯予防ではないので、歯磨きが何より大切だからと「嫌がっても、抑えつけてでも磨かなくては!」と必死になるよりも、肩の力を抜いて、笑顔で磨いてあげましょう(*´ω`*)
さて、次に具体的な仕上げ磨きについてですが、いつ頃からどのような歯磨きをすればいいかご紹介します。
まず、お子さんがお母さんのお腹の中にいる時からです。
お母さん自身が口のケアをすることも大切です。
ミュータンス菌の伝播もお母さんやお父さんの口の中が綺麗であれば、お子さんの口の中の細菌数が少なくなります。
次に、生まれたばかりでまだ歯が生えていない赤ちゃんでも、歯磨きの準備を心がけることが大切です。
顔や口の周りを優しく撫でたり、清潔にした指で口の中を触れたりしてあげることで、口に触られるのに慣れさせていきましょう。
歯が生え始めたら、少しずつ歯磨きを始めましょう。
すぐに歯ブラシを口の中へ入れようと考えずに、頬や口唇の周りに優しく触れて、少しずつ口の中へ進んでいくと上手にできるようになります。
歯が生え揃う3歳前後までは、お父さんお母さんの仕上げ磨きが中心となります。
この時期には歯磨き習慣を身につけ始めるようにしましょう。
他にも、食生活のリズムをつけて3食しっかり食べて、ジュースやお菓子などの食べ物に気を配ることも大切です。
3~6歳は歯磨きの自立、すなわち、自分でできるようになっていく時期です。
お子さんはお母さんやお父さんを見て育ちます。
家族が食後や寝る前に歯を楽しそうに磨いていれば、仕上げ磨きも楽しいものとなります。
成長して、1日の話をしながら一緒に磨くことができれば、これ以上ない親子のコミュニケーションタイムとなります。
6歳以降は歯磨きの『自立』から『自律』へ移行するときです。
自分でしっかり磨けるようになり、食べたら磨く習慣や、甘い物の上手な食べ方を学び、生涯にわたって口と歯の健康を維持する習慣を身につける大切な時期です。
生涯にわたっておいしく安全に食べるには、口と歯の健康がなくてはなりません。
いつまでも口と歯の健康を保ち続けるために、歯磨きだけでなく、他の虫歯予防法も取り入れて、子どもの時に歯の衛生習慣を身につけることが大切です。

2022/02/21
酸蝕症と年齢ごとの考え方

皆さまこんにちは♪ 歯科衛生士の萩原です。2022年がスタートしましたね! 

今年は体質改善に取り組んでみようかな、と先日から食生活の見直しを始めました。

昨年に食育インストラクターの資格を取ったので、食べることと歯の健康を繋げていきたいな、と考えています(^^)

そんなわたしの最近のマイブームは特製野菜スープなのですが、もしご興味あればレシピをお伝えしますので、お気軽にお声かけくださいませ

さて、今回は歯の酸食症についてお話しします。

「酸食」とは、酸性の飲食物や胃酸などが直接歯のエナメル質に接することで、表面が溶けてしまう状態をいいます。

酸によって歯のミネラル成分が溶出する点では虫歯と同じですが、酸食は飲食物などの酸が接する歯の表面全体に発生するのが特徴です。

(虫歯は細菌が棲息するプラーク(歯垢)の付いている場所に発生します。)

成人の酸食症は、健康志向のために食酢やビタミンC柑橘類などを頻繁に口にしている場合に起こりやすく、比較的お口の中の清掃状態が良好な人にも見られます。

一方で、小児の酸食症は果汁飲料や炭酸飲料、乳酸飲料、スポーツ飲料(イオン飲料)などの酸性飲料によって生じやすいといわれています。

市販の飲料と果物のpHを比べてみると、水・緑茶・麦茶・牛乳・豆乳以外の多くの飲料は、歯の脱灰(溶け出すこと)を生じうる酸性の飲料だと考えられます。

また、これらの飲料は酸性であるばかりでなく、子どもの嗜好に合わせて甘酸っぱくしてあるため、砂糖や果糖、ブドウ糖、液糖などの発酵性糖質を多く含んでいるので、酸食と虫歯の両方を同時に引き起こす可能性があります。

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酸性飲料の飲み方とお口の中のpHの変化をみた研究では、

①口の中に溜めて飲む場合...最もpHの低下が著しい

☆pHが低ければ低いほど歯が溶け出しやすくなります。

②長い時間をかけてちびちび飲む、哺乳瓶を用いて飲む...pHの低下が持続する

③ストローで吸って飲む...一時的にpH が低下する

④一気に飲む...pHの低下が最も少なかった

とあるそうです。

学生時代に、実験でいろいろな飲み物の中に天然歯を入れて1週間放置する、という授業をしたのですが、

炭酸ジュース歯を溶かすスピードはものすごく早かったのを覚えています(°▽°)

学齢期の小児の虫歯のリスクファクターに関する研究からは、フルーツジュースや炭酸飲料を毎日飲むことが、酸食のリスクを高めることが報告されているそうです。

市販飲料・果物のpH

pH2.03.0   コーラ飲料、栄養ドリンク、10%オレンジジュース、レモン、プラム、りんご

pH3.14.0   黒酢、100%オレンジジュース、炭酸飲料、スポーツ飲料、乳酸菌飲料、ヨーグルト飲料、野菜ジュース、グレープフルーツ、ブドウ、パイナップル

pH4.15.0   ヨーグルト飲料、トマトジュース

pH5.16.0   ウーロン茶、紅茶(ストレート)

pH6.1     缶コーヒー(ブラック)、緑茶、麦茶

牛乳、水、豆乳

ジュースや炭酸飲料、野菜ジュース、乳酸飲料、スポーツドリンクなど、市販飲料の多くはpH2.04.0の酸性の飲み物であり、お砂糖もたっぷり入っています。

これらが長時間歯の表面に接していることで、酸による歯の脱灰や崩壊(酸食症)が生じ始めます。

こういった飲食物はちびちび、ダラダラと時間をかけて摂取することで歯が溶け出すリスクを確実に上げるので、飲み方には十分気をつけましょう。

また、牛乳のpHは高めですが、牛乳のちびちび飲みも歯垢が剥がれにくくなりますのでオススメはできません。

水分補給にジュースを選ぶのではなく、水分補給にはお茶や水が1番ですね(^^)

食べ物や飲み物の選び方で虫歯も予防していきましょう!

2022/02/14
仕上げ磨きとかかりつけ歯科医院

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
まだまだ寒い季節が続きますね!
寒さ対策に気を抜けない日々...
毎日貼るカイロに助けられてます(`・ω・´)
さて、今日は『お子さんの歯の仕上げ磨きとかかりつけの歯科医院』についてお話していきます。
仕上げ磨きでもっとも重要なことは、安全であることです。
歯ブラシは安全性を第一に考えて作られていますが、それでもお口に入れる棒状の道具であることには変わりありません
ですので、お子さんの姿勢もお母さんの姿勢も安定していることがとても大事です。
お母さんは床に座り、お子さんはお膝の上で仰向けになってもらいましょう。
仕上げみがきを嫌がられないコツとして、親御さんにまずオススメしたいのが、仕上げ磨きをの腕を上げることです。
楽しい雰囲気作りをいくら工夫しても、肝心の歯磨きが痛くては仕上げ磨き嫌いは直りません。
「もう痛いことはされない」というお子さんの信頼を取り戻すためのちょっとしたポイントは『いかに視野を広げるか』です。
歯ブラシの動きを目で見て確認できないと、うっかり痛いところに当ててしまう原因になります。
お口の中は見えにくいですが、お膝にゴロンと寝させ、唇や頬を指で上手によけることで見えてきます。
ただし、唇や頬をよけるときは、くれぐれも指の腹でよけてください。
爪が当たってしまうととても痛いです。
爪を伸ばしている方は特にご注意くださいね。
歯ブラシの当て方のコツですが、歯ブラシは歯とほぼ直角に当てます。
ゴシゴシと大きく動かして磨くと、磨き残しが多くなるうえに、子どもが動いた拍子に奥まで突っ込んで痛い思いをさせがちなので、小刻みに動かしましょう。
お子さんの歯が心配でも、小さいお子さんを歯科医院に連れていくのをためらう方は多いかもしれません。
でも、さまざまな歯科情報がネットに溢れる今、どれが正しいのか自分で判断するのは大変だと思います。
その思い肩の荷を、ぜひダイヤモンド歯科で軽くしてください☆
もちろん、初めての歯医者さんで泣いてしまうお子さんもいます。
それでも何回か定期的に通って、チェアに座ったり、お口の中をちょっとだけ見せてくれたりしているうちに、少しずつ慣れて平気になっていきます。
はじめての歯医者さんが、治療でなく『予防のため』であることは、お子さんのその後の歯の健康にとってとても重要です。
嫌な思いをせずに育てば、歯医者さんは怖いところではなく、歯をピカピカにしてくれる気持ちの良い場所になります。

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