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2022/09/19
歯ぎしりとナイトガード

こんにちは!歯科助手の菅原です(^^)/
最近は梅雨も明けて暑い日が続いているので、熱中症に気をつけて水分をたくさん摂るようにしています!
先日友人とスポッチャに行ったのですが、30度を超える中屋外で久しぶりにスポーツをしたら、信じられない量の汗をかいたのですぐに屋内へ避難しました^^;久しぶりに運動をしたので筋肉痛が痛くて辛いです、、

今日は歯ぎしりについてお話をしたいと思います!自分でも気付かないうちに睡眠時や、日常的に歯ぎしりをしていて、ご家族や友人などに歯ぎしりすごいよと言われた事がある方いらっしゃるのではないでしょうか?
なかなか自分では分からないものですが、朝起きた時やふとした時に顎が痛かったりすると不安になりますよね。睡眠時や日常生活の際にしてしまう歯ぎしりは顎に過剰な負担をかけてしまっていたり、歯周病の悪化にも関係すると考えられているそうです。
ちなみに歯ぎしりにもいくつかタイプがあります。ひとつは就寝時に顎を左右に動かして、ギリギリと音がなるというもの。これは『グライティング』と呼ばれるものです。
また、顎を動かさずに上下に歯をグッと噛み締める食いしばりは『クレンチング』といい、上下の歯をカチカチと鳴らすものは『タッピング』と呼ばれます。
これらの歯ぎしりの原因は明確になっていないのですが、日常のストレスが大きく関与しているという説が有力です。

これらの歯ぎしりが直接歯周病の原因になる事はありませんが、強い力が歯に加わり続ける事で、歯の根やその周囲の骨組織に負担がかかり歯の動揺が増してしまい、特定の部位の顎の骨が減ってしまう事があります。その為、歯ぎしりも歯周病の症状を悪化させる原因のひとつと言われているそうです。
なので普段から歯ぎしりを自覚されていたり、ご家族や友人から指摘を受けているという場合には、歯ぎしりへの歯科的な対応が必要と思われます。

そんな歯ぎしりで歯にかかる圧を減らしてあげる為には『ナイトガード』というマウスピースを利用する治療方法があります。マウスピースといえば、ボクシングなどで外側からの衝撃から歯を守るために使ったりしますが、ナイトガードはご自身の過剰な噛む力から歯や顎の骨を守るものになります。
就寝時に装着をする事で、一部の歯に過剰にかかっている圧が全ての歯に分散されます。
また、日常生活で無意識にしてしまう歯ぎしりの予防には認知行動療法が推奨されています。
歯ぎしりをしないと意識したり、お家や職場に『上下の歯をくっつけない』『顎の力を抜く』などを書いたメモを貼って、メモに気づいたら意識をして力を抜いてみるなどです。最終的にはそれが癖になり、無意識のうちに上下の歯を離せるようになると改善されたりします。

もし歯ぎしりにお悩みの方がいれば日常的に意識をしてみたり、ナイトガードの作成を検討してみてはいかがでしょうか?

2022/09/05
セラミックスと銀歯について

こんにちは歯科助手の上村です。

梅雨が明けて暑くなりましたね!みなさん熱中症や体調に気をつけて下さい。

虫歯治療では小さな虫歯は樹脂で詰める簡易的な治療になりますが、それ以上大きくなると割れ、欠け、2次虫歯のリスクが高くなることから「詰め物をする」治療に移行します。

型取りを行い、虫歯を削って出来た箇所に詰め物を装着します。この詰め物を私たちは「インレー」と呼んでおり当院では①銀歯②セラミック③ゴールドの2種類の素材を扱っています。

ここでは銀歯とセラミックの2つの素材を比較し、それぞれのメリットをお伝えしていきます。

・銀歯のメリット

 銀歯の良い点は費用面でのメリットです。保険が適用されるので安価で治療できます。強度が強く、強く力がかかる箇所でも使用できますので、長く一般的に使われてきました。しかしこれ以外に銀歯のメリットは考えられません・・・

ヨーロッパの一部では、銀歯の成分の問題で、使用を禁止されている所もあります。

日本の保険診療の治療法や材料などは、およそ50年前に作られた古い方法なのです。

実際「銀歯を除去したら虫歯が進行していた」ケースが非常に多いです。その理由として、金属は熱で膨張し、冷たいと収縮する性質があるため、接着剤と銀歯の間にすき間が生じやすく、そこに虫歯菌が侵入すると被せ物の下で虫歯になります。

せっかく痛い思いをして頑張って治療したのにさらに大きな虫歯になっていたなんて嫌ですよね、、、

このように、これまで日本で長く50年前から使用されてきた銀歯ですが、実は色んな危険性があったんです。

 

・セラミックのメリット

 見た目の美しさはもちろんですが、何といっても「虫歯になりにくい!」

セラミックは陶器の一種です。歯垢(プラーク)と呼ばれる汚れも付きにくいので毎日の歯みがきや定期的な専門家のケアで、長期的にキレイな状態で維持が可能です。

しかも、天然歯とよくくっつくので、銀歯の様にすき間ができる事もなく、下で虫歯が進行することもありません。さらにセラミックはアレルゲンとなりにくい材料です。セラミックのみを用いたメタルフリー治療であれば金属アレルギーのリスクもゼロとなる為、身体にも良い素材となっています。

 

いかがでしたでしょうか。

銀歯は保険、セラミックは保険外治療です。銀歯と比べるとセラミックによる治療は高額な治療となる事は否めません。しかし、審美性はもちろん安全性を兼ね備えたセラミックは長い目で見た時は、決して高い物ではないと言えます!!

皆さんも虫歯治療をされる際は、ご自身のお口をどのようにしていきたいのか?をしっかりとお考えいただき、治療をされる事をお薦めいたします。

2022/08/29
歯周病とメインテナンス

こんにちは!歯科衛生士の森本です。
みなさん夏休みはいかがお過ごしでしょうか☀
私はまだ何をしようか考え中ですが有意義な夏休みにしたいと思います!!
さて、今日は歯周病とメインテナンスについてお話ししていきます

歯周病は年配の人がなる病気と思われがちですが、若い人でもなることがあります。歯周病はプラークという細菌のかたまりによる感染がもとで起こる病気のため、年齢にかかわらず、プラークが長く付着し続けた場所で進行するからです。
中学生や高校生でも、口臭が強かったり歯を磨くと出血するのなら、すでに歯周病になっている可能性があります。
というのも、歯と歯茎の境目の境目に溜まったプラークがにおいの元となったり、歯茎に炎症をおこすのです。しかも、ほとんどの場合痛みがないため気づきにくく、本人も気にしていないことが多いです。
いま歯周病になったいなくても、将来なるリスクが高い人もいます
それは遺伝的要因や全身的要因、そして生活習慣などによりプラークに対して感受性の強い人です。そうした方がいったん歯周病になると、若くても重症化しやすいです。
たとえば質問者さんのように、ご家族が歯周病になっているなら要注意。遺伝的要因は、ご両親だけでなく兄弟姉妹、そして祖父母まだ含めて考える必要があります。また、喫煙の習慣も大きなリスクファクターです。リスクファクターとは、ある特定の病気を発生させる確率を高めると考えられる因子のことで、糖尿病などの病気も歯周病のリスクファクターとなります。
リスクの高いかたは特に、予防が大切です。日々のセルフケアにくわえ、歯と歯茎の状態を見守ってもらうために、歯科医院の定期受信が欠かせません。定期的に通っていれば、歯周病になってしまったときにも、できるだけ早い段階で対応してもらえます。
実際の若い患者さんの例を見てみましょう。20歳の学生(男性)の方で、歯を磨くと血が出るということで、来院されました。お姉さんも歯周病になったので、気になったそうです。
①の絵。ここは歯ブラシが当たりにくい場所で、歯と歯茎の境目にはプラークがたっぷりついていて、歯茎が腫れています。検査をしたところ、残念ながらやはり歯周病になっていました。では、歯周病の治療開始です。患者さん自身でその場所のプラークを落とせるようになることが大切ですので、まずは歯磨き指導を受けていただきます。
指導を受けて2ヶ月後の状態が②の絵です。歯と歯茎の境目のプラークが十分落とせるようになった結果、歯茎の腫れが引き、歯茎のなかに埋もれていた歯石が見えてきました。この段階から専用の器具を用いて歯石を取ります。
そして治療開始から6ヶ月後。③の絵を見ると、歯と歯ぐきの境目にはプラークはほとんどついておらず、炎症が始まり歯茎が引き締まっていますね。これで治療完了です。ただこれですべてがおわりではなく、ここからがメインテナンスのスタートです。定期的にお手入れの状態や歯茎の状態を歯科でチェックしてもらい、治療後のよい状態を維持していきましょう。

...

2022/08/22
金属アレルギー 

こんにちは! 歯科衛生士の萩原です^ ^

夏本番ですね、夏が大好きですが今年は連日続いている猛暑に流石にバテてしまいそうになります...

(T ^ T)

そんなことから、最近のマイブームはスタミナご飯です♪酸っぱいものから辛いもの、ガッツリ系の丼ものまで。

水分補給もしながら、しっかり食べて夏を乗り切りましょう!)^o^(

さて、前回は金属アレルギーの症状とされる皮膚症状

にはさまざまな原因があることから、接触皮膚炎について、疑われる原因、種類についてお話しました。

皮膚に炎症」湿疹などのトラブルを起こす原因は、歯科の詰め物などの金属だけでなく、日用品や化粧品、植物、食物、医薬品、アクセサリーなどの金属によるもの、など様々です。

たとえば、チョコレートにはニッケルという金属が、多く含まれているなど、その判断は難しいものなのです。

そのため、原因を知るために皮膚科でパッチテストを受けていただきます。

金属アレルギーは2種類にあり、ネックレスやピアスなど直接皮膚に触れる部分が赤くなる"局所性のアレルギー"と、直接触れている部分とは離れた場所に症状が出る"全身性の金属アレルギー"があります。

歯科金属アレルギーは「全身性の金属アレルギー」に分類され、歯科で治療ができるのは歯科金属が原因である場合のみとなります

パッチテストの結果、歯科金属に陽性反応が出た場合は、皮膚科の先生と相談しながらお口の中の金属を取り除いていきます

そして、セラミックなどアレルギー物質が入っていないものに置き換え、経過を観察していきます。

検査では、背中にテストシールを貼り、貼った箇所が赤くなるかどうかを診ていきます。

ヘアカラーなどのパッチテストは数日で結果が分かりますが、金属アレルギーは長時間経過後に症状が出ることがあるため、長期間の観察が必要です。

主なスケジュールとしては、貼布3日後に剥がし、その翌日、貼布1週間後、1ヶ月後と通院していただき、経過を観察します。

他のアレルギー検査で血液検査が用いられるように、金属アレルギーにもDLSTという血液検査がありますが、本当は陽性じゃないのに陽性反応が誤って出てします偽陽性が非常に多いとされています。

面倒ですが、現時点で、パッチテストに代わる診断方法はないのです。

ですが、「パッチテストで陽性がでても、それが金属アレルギーの原因とは限らない」ということがあります。

例えば犬を飼っている人が血液検査で犬アレルギーだと判明しても、アレルギー反応など出ていない人など数えきれないほどいます。

つまり、たとえパラジウムに陽性反応が出たとしても、それが現時点で健康に害を及ぼしているかはわからないのです。。

皮膚症状の原因は様々なので、皮膚科医(皮膚科専門医)と連携して慎重に治療を行う必要があります。

次回もまた、掘り下げて続きをお話しします

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2022/08/08
イヤイヤ期と仕上げ磨きのポイント

皆さんこんにちは!
歯科助手・保育士の室井です★
いよいよ夏本番、皆さん如何お過ごしでしょうか?
現在子どもたちの中でRSウイルスや手足口病が流行しているようですね。
先日、私の息子もRSウイルスらしき症状を発症し、数日間苦しい思いをさせてしまいました...
ようやく体力も戻り一安心です。皆さんのご家庭でもお気をつけ下さいませΣ(>Д<)
さて、今回は、
「イヤイヤ期までの仕上げ磨き」
について、お話ししていきたいと思います。
我が子は現在1歳8ヶ月。
私自身、これらのステップが順調でないところもあり、今後の課題としても書きました。
歯がはえはじめる生後6ヵ月頃から、
そろそろ歯ブラシを使って仕上げ磨きを始めてみようと意識されるご家庭が多いと思います。
でも、この時に少し注意が必要です。
赤ちゃんにとって、最初の歯ブラシは、未知の「変なもの」。
赤ちゃんの口は超敏感なセンサーで、外からの予期せぬ刺激には特に敏感なんです。
だから、こんな反応が起きやすい。
→不愉快
→理不尽
→知らないものが入ってきた!
→無理矢理口を開けられた!
→怖い!
赤ちゃんは、玩具やぬいぐるみなど、まずは触ってみたり、舌でなめたり、しゃぶったりして、
異物を認識し納得しています。
歯ブラシをお口に使うことについても、まずは納得してもらうことが大切です。
〈対策1〉まずはスキンシップ
☆恐らくはじめは、歯ブラシどころか、人からお口を触れられること自体慣れていないと思われます。
口周りに指で触れたり、お口の中を見せてもらったりするスキンシップから始めましょう。
〈対策2〉歯ブラシで驚かせない
☆いきなり歯ブラシをお口に入れると、ビックリして歯磨き嫌いに。
ちょんちょんと触れる程度からはじめ、警戒心を解きましょう。
〈対策3〉遊び感覚で少しずつ
☆ご機嫌の良いときに、膝の上に寝かせて歌を歌ったり、音楽を流したりして、遊び感覚で行ってみましょう。
〈対策4〉興味を引き出して
☆兄弟やご両親の歯みがきしている様子を見せて、歯磨きへの興味を引き出すのも効果的です。
離乳食が本格的に始まる前の赤ちゃんのお口は、歯を守ってくれる唾液がとても豊富に分泌され、
食生活もまだまだ虫歯のリスクが低い時期なので、少しずつ歯磨きの準備をはじめていけるとよいですね!
2歳頃からはじまる、
イヤイヤ期に突入する前に歯ブラシに慣れておく為にも、焦らず、少しずつ進めていきましょう!
2歳前後からはじまるイヤイヤ期。
この頃の仕上げ磨きはとてもご苦労されている親御さんが多いと思います。
原因としては、
→成長し自我が芽生えた。
→自由に遊びたい、動きたい。
→磨く人の顔が必死で怖い。
→歯ブラシがあたって痛い。
→磨く人の爪があたって痛い。
「我慢」が通じないこの困難な時期にお子さん側の行動を変えるには、
歯磨きを楽しいと思ってもらうより他に方法がありません。
〈対策1〉動画や歌で楽しく
☆楽しい雰囲気で仕上げ磨きをしましょう。
〈対策2〉色んな味の歯磨き剤で
☆子供向けの歯磨き剤やジェルとして、色んな香味のものが販売されています。いくつか揃えて、その日の気分で選んでもらうのも良いですね!
〈対策3〉磨く係を交替!
☆いつもお母さんが磨いているなら、ぜひお父さんにも!
変化もつけられますし、日頃スキンシップが少ないようであれば、貴重な時間にもなります。
〈対策4〉無理な時はお休みを
☆歯磨きはとても大事ですが、
たまのお休みなら大丈夫!
「今日はもう無理」という日は
「明日やろうね」と約束をして
お休みしてみましょう。
〈痛くない仕上げ磨きのここがポイント!〉
仕上げ磨きで最も重要なのは、
「安全であること」。
☆お母さんは床に座り、お子さんは膝の上であおむけに。
大切なのは、
「いかに視野を広げるか」。
☆指先で押さえずに、指の腹を使って、唇や頬を優しくよけましょう。
☆爪があたってしまうと、とても痛いです。特に頬をよけるときは注意が必要です。
☆歯ブラシはペンを持つように持つ。小刻みに動かします。
仕上げ磨き用の歯ブラシを使うとやりやすいです!
【上の歯】
→指で唇をよける。
小帯を指で保護して歯ブラシをあてます。唇と歯ぐきをつなぐ小帯は、歯ブラシが引っ掛かりやすく、仕上げ磨き嫌いの原因になるので要注意です!
磨き残しやすい歯と歯ぐきの境目も綺麗に。
歯ブラシは歯とほぼ直角にあてます。
【下の前歯】
→上の歯同様、指で唇をよけて磨きます。
【噛み合わせ面】
→奥につっこまないように、小刻みに動かします。
【奥歯の内側】
→45度の角度で歯ブラシをあてます。
【奥歯の側面】
→爪をたてないように!
指を折り、頬を広げます。
口を大きく開けすぎず、ポカンとしてもらうイメージで☆
いくつかご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
1歳半前頃から始まり、只今絶賛イヤイヤ期の息子。
歯磨きは嫌いではないようで、自分で歯ブラシをもって歯磨きしていますが、自分のタイミングでない時や膝の上に寝かせた瞬間に大泣き、大暴れ...
中々紹介の通りにいかない事もありますが、彼の気持ちを尊重しながら歯磨きを楽しい時間に変えていけるよう促していけたらと思います☆
小さいお子さんのいる親御さん方!お互いに頑張りましょう~

2022/08/01
ドライマウスと味覚障害

ドライマウスと味覚障害 

皆さま、こんにちは☆★

歯科助手の堀岡です。

今年も暑い夏がやってきましたね♪( ´▽)

夏の風物詩といえば、、、冷菓!

消費量が毎日多いので、息子と一緒に、ゼリーを作るのがマイブームです♪

さて、今回は、ドライマウスと味覚障害について、お話します。

お口のなかが、渇いた感じがする

ヒリヒリ焼けるように痛む

...というドライマウス。

こうした症状に苦しむかたは、日本ではなんと約3000万人、じつに4人に1人はいると推計されています。

ドライマウスのおもな原因は、自律神経の乱れによる唾液分泌の減少です。

お口のなかに無数ある唾液腺からの唾液分泌は、自律神経により調整されています。

ですから、自律神経がうまく働かなくなると唾液が適切に出なくなるのです。

自律神経の失調には、更年期によるホルモンバランスの変化、持病のために服用している薬の副作用にくわえ、ストレスも関係します。

ドライマウスというと、中高年に起こると思われがちですが、若い人でも学校や会社のストレスでなる人が増えています。

ドライマウスと同じく悩んでいる人が増えているのが、味覚障害です。

味覚障害では、「味を薄く感じる」、「まったく感じなくなる」、「特定の味だけ感じなくなる」、「お口に嫌な足が広がる」などの症状がみられます。

味覚障害は軽く考えられがちですが、美味しく食べられない影響はお年を召すほど深刻になっていきます

食事が楽しくなければ食事量が減り、選ぶ食品もワンパターンに。

それは栄養の偏りを招き、やがては低栄養、体力低下、フレイル、寝たきりへとつながりません。

味覚障害の原因は多岐にわたります。持病の薬の副作用や亜鉛の欠乏、糖尿病や腎障害などのからだの病気、抹消神経の障害...そして、ドライマウスも原因となることが多いです。

ドライマウスは唾液の減少が原因で、味覚障害も唾液の量がかかわる部分が大きい。それは逆に考えれば、唾液の分泌が改善できれば、どちらも改善できる見込みがあるということです。ただ、唾液分泌を促進する薬はあるものの、薬を使うとさらなる副作用の心配もありますので、ではどうしたらいいかということなのですが、注目されているのが、「うま味」です。

うま味が舌の味蕾(みらい)細胞で味覚として感知されると、唾液反射が起こります。酸味は早く消えますが、うま味は後味が残るので、唾液反射が長く続き、唾液を増やすことができます。

2022/08/01
うま味、舌の働き

こんにちは、歯科衛生士の森本です。

外の気温もあがり、室内との寒暖差がありますので、水分補給をしっかりして熱中症と夏バテに気をつけてくださいね‎☺

今回は

うま味について

〜今日からできる唾液腺リハビリ〜

についてお話していきます!

Q 口に含んだとき、唾液の分泌作用がいちばん多く長く続くのは次のうちどの味でしょう??

1甘味   2酸味   3うま味  4苦味

正解はうま味です!

うま味の効果は長くつづく

「唾液が出る食べ物」といえば、酸味の強いレモンや梅干しが思い浮かびますよね。でもじつは、酸味よりもうま味のほうが唾液を長くたくさん分泌させる作用があるのです。

「ドライマウス味覚障害は、唾液分泌の減少がひとつの原因」というのが前回のお話でした。

唾液はお口のなかにある唾液腺から分泌されます。唾液腺には大唾液腺と小唾液腺があり、お口のなかに無数に存在する小唾液腺からの唾液の分泌量が、ドライマウスとの関連性が高いとされています。

ただ、小唾液腺は小さく広範囲に分布しているため大唾液腺のように物理的にマッサージして分泌を促すことはできません。そこで注目されているのが「うま味による刺激」です。私たちはドライマウスでは無い成人11人を対象に、ある実験を行いました。うま味、酸味、甘味、苦味、塩味物質を溶かした液体を口に含んでもらった後、小唾液腺からどのくらいの唾液が分泌されるかを測定したのです。その結果下のグラフです。酸味は口に含んだ途端に一気に唾液がでますがそれほど長くは続かず、10分くらいたつとほとんど出なくなります。レモンや梅干しをかじったとき、ジュワッと多量に唾液が出ますが、ほどなく収まりますよね。

一方うま味は口に含んですぐの分泌量は酸味に一歩ゆずるものの、その後は長い間分泌が続きます。10分過ぎても高い数値を維持しているのがわかるでしょうか。つまり、うま味による唾液分泌は、他の味よりもたくさん続くといえます。

うま味が「あと味」とよばれるのも、これが関係しています。

【   昆布だしで唾液腺リハビリ   】

この結果をもとに私たちが考案したのが、「こんぶだし」を利用した唾液分泌改善法です。やり方は簡単。濃いめのこんぶだしを口に含み、唾液を出す訓練をします。ひと口あたり30秒、こんぶだしをワインソムリエのように舌で転がして、唾液が出てくるのを意識してください。

これは「唾液が出る感覚(唾液反射)をからだに思い出させる」訓練です。いわば唾液腺のリハビリ訓練ですから、毎日こまめに繰り返すのが大切です。まずは2週間トライしてみましょう。ドライマウスのかたは、からだが感覚を思い出すまでに時間がかかりますので、根気よく続けてください。この方法はお薬と違い副作用がまったくないのがメリットです。ただし甲状腺の病気をお持ちの方は、こんぶに含まれるヨウ素の多量摂取を避けるために、飲まずに吐き出しましょう。

ちなみに一般家庭が料理で使うこんぶだしは1%の濃度ー500mlの水にこんぶ5g程度ですので、このリハビリに使うこんぶだしは、それよりもだいぶ濃いめです。 

(一流料亭のこんぶだしでも、2〜3%)

だしにはアルギン酸やフコイダンなどのこんぶの粘り成分も溶け込んでいて、これらの保湿作用もお口の渇きの緩和に役立つと考えられます。

STEP1

⦿こんぶに細かく刻みを入れて水に浸ける

(こんぶ30gにつき水500ml程度)

⦿そのまま一晩置く。

STEP2

⦿ペットボトルなどに入れて携帯して、1日に10回ほど口に含む

⦿1回あたり30秒は味わい、唾液が出る感覚を意識する。

こんぶだしは吐き出しても、そのまま飲んでもOK

日持ちしないので、2日以内には、使い切りましょう。

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2022/07/25
マイクロスコープ治療について

 こんにちは!
5月から働いている歯科助手の菅原です。
早く一人前になれるよう頑張ります(^^)

今回はマイクロスコープを使用した歯の治療についてお話をさせて頂きたいと思います。

【マイクロスコープとは?】
まずマイクロスコープとは診察室に置かれている大きな機械の事です。歯科用顕微鏡とも呼ばれる機械で、治療している所を数十倍に拡大をして見る事ができる装置になります。
歯の根の治療などにも活用されていて、近年導入する歯科医院が徐々に増えてきているそうです。
マイクロスコープを用いた治療では、患者さんのお口の上に位置するよう機械を移動させ、先生がレンズを覗き込みながら治療をしていきます。
顕微鏡という名の通りマイクロスコープは肉眼とは異なる、いままでにない視野で3〜30倍の拡大率で歯や歯ぐきを見る事が出来ます。

【マイクロスコープで日常的な物を見てみると?】
3〜30倍の拡大と聞いてもあまりピンとこない方が多くいらっしゃると思います。例えば1mmほどの文字が書かれているシールを拡大して見てみると、役17倍の拡大をして、ピントを合わせる事で文字がはっきり見えます。

他にも植物の葉を見てみると、約8倍の拡大で葉の葉脈をくっきりと見る事ができ、20倍に拡大をすると更に細かい細脈が毛細血管のように走っているのが見えたりするようです。

【マイクロスコープで何が分かるのか?】
拡大をして見る事が出来るのはすごい事ですが、それがどんな事に役立つのかという疑問がある方もいらっしゃるかと思います。
実はマイクロスコープは拡大して見えるだけではなく、レンズで見た映像をカメラで録画する事が出来ます。治療中に必要なところを録画し、その映像を治療後に見る事でどこにどんな治療をしたのか言葉の説明では難しい複雑な治療も分かりやすくなります!

歯科医院を受診すると、治療後にどんな治療をしてどんな改善がされたのかの説明を受けると思いますが、治療している瞬間を見る事はなかなかないと思います。
マイクロスコープを使用した治療はそれを可能とする事が出来る装置です。
どんな治療を受けたのかがより分かりやすくなるだけでなく、ご自身の歯やお口の中の状態を深く知る事ができます!
一度マイクロスコープの映像を見れば今までの歯や歯科医院への考え方が変わるかもしれません。それが歯医者さんへの信頼に繋がればと思います!

2022/07/11
唾液の役割

こんにちは、歯科助手の上村です^^
まもなく梅雨入りとなる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
私はカビ対策として、毎日お掃除頑張っています。
さて、今日は「唾液の大切さ」についてお話ししたいと思います。
問題です。
健康な成人の場合、唾液は一日にどれくらい分泌させるといわれているでしょう?
1,500ml
2,1000ml
3,1500ml
4、2000ml
答えは、1000mlまたは1500mlと言われています。
多い人では一日に1500mlなんです!
私たちのお口を潤す唾液。起きているあいだは常に湧き出ており、
成人の場合、その量はなんと一日に1000ml~1500mlと言われています。
分泌量はもちろん個人差があり、持病や服薬の影響のほか、大人と子どもでも分泌量が異なります。
渡部茂教授によれば、5歳児の一日の唾液分泌量は500mlのペットボトル1本分だそうです。
5歳のお子さんの小さなからだから500mlとはかなりの量ですよね。
これだけの唾液はお口の中の唾液腺というところから唾液が分泌されています。
唾液腺は、水を含ませたスポンジを入れた袋にストローを刺したような構造をしています。
唾液はお口を潤すだけではなく、さまざまな効能があります。
飲食により唾液に溶けだした歯のカルシウム成分を戻して歯を修復したり、
お口の中の粘膜を保護したり、維持したり、抗菌作用を示したりします。
細菌は、感染症に対する免疫作用も注目されていて、昨年には
11月28日が「いい唾液の日」に制定されました。
そして、食べることにおいては、唾液は潤滑油としての働きや
消化の促進に加え、「味物質の伝達」という役割を持ちます。
味覚が働くのは唾液のおかげで、食物の味物質が唾液に溶け込み味を味わいます。
つまり、唾液なしではおいしい食事が楽しめません。
唾液が十分に分泌されていないと、味覚障害やドライマウスに繋がります。
 ここで、自分の唾液分泌量が多いか少ないかを簡単に調べる方法があります
その方法を「自然唾液」といいます。
口を動かさない状態で、自然と口の中に溜まった唾液を容器に吐き出していきます。
10分間で3~5mlが普通ですが、1ml以上であれば基準値と判断されます。
お料理の美味しさを味わうために唾液がとても大事な役割の担っているとわかれば
お食事の楽しさを実感しますね♪
添付ファイル エリア

2022/07/04
こどもの歯の根の治療

こんにちは。歯科助手の堀岡です。

日によって寒暖差が激しい日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?(*´`)

コロナ禍で籠る時間が増えると、、、

製作意欲が湧いてきたので、最近、刺繍やパッチワークにハマりつつある今日この頃です★☆

製作に飽きたら、花や旅の写真集をみて、リフレッシュしつつ、、

自分が実際にみた気分にもなれるので、とても充実したステイホームを楽しめています♪( ´θ)

さて、今回は、乳歯の神経を抜く治療について、お話します。

お子さんがいらっしゃる方は、乳児に大きな虫歯ができてしまったら、心配ですよね。

「神経にまで虫歯が広がっているので、神経をとったほうがいいでしょう」と言われると、永久歯がちゃんと生えてくるか、不安になるかと思います。

永久歯の芽は、乳歯とは離れた場所に育っているので、神経を取っても、永久歯に影響はありません★☆

患者さんが「歯の神経」とよんでいる組織は、歯科では「歯髄」と呼ばれています。

歯髄は、神経のほかに、血管と歯髄細胞からできています。

歯髄細胞の多くは、線維芽細胞で、歯髄を覆っている象牙質(線維の一種)をつくったり、歯に加わる刺激を感じる機能を持っています。

一般的に「神経」と呼ばれてるのは、このためです。

乳児と永久歯は、まったく異なる時期にあごよ骨のなかでつくられます。

ですから、虫歯になった乳児の歯髄を取っても、永久歯が育たなくなったり、永久歯の歯髄=神経がなくなることもありません。

乳児は、永久歯に比較してエナメル質も象牙質も薄く、カルシウムの密度も少ないため、虫歯の進行が速いです。

虫歯菌が歯髄まで到着しやすく、歯髄を取る治療になりやすいともいえます。

しかし、乳児の歯髄を取っても永久歯が育たなくなることはないといいましたが、乳児そのものには、影響がでてしまいます!

歯髄がなくなると、象牙質への栄養の補給ができなくなるからです。(歯髄は栄養の通り道でもあります。)

そのため、歯髄がなくなった乳歯は、割れやすくなります。

また、歯髄がなくなると、乳歯の歯根吸収(永久歯の成長にともない歯の根が短くなること)の制御が難しくなり、永久歯へ生え替わる時期なのに、歯の根が長いままで乳児が自然に抜けない、あるいは通常よりも早く歯の根が短くなって乳歯が抜け落ちてしまうこともあります!

それなら、「やはり歯髄は取らないほうがよいかな?」と思われるかもしれません。

しかし、歯髄まで広がった虫歯(歯髄炎)を放っておくと、永久歯の成長に影響します。!

永久歯は、乳歯の根の先でつくられていますので、乳歯の根の先から、その下のあごの骨に炎症が広がると、永久歯の歯胚に細菌感染が及びます。

歯胚に細菌感染が及ぶと、永久歯よ歯質に形成不全が起こる(ターナー歯)ことがあったり、乳歯の根の先にできた膿により、永久歯よ歯胚の位置が変化して、歯がまっすぐ生えないこともあります。

神経にまで広がった虫歯を放っておくほうが、永久歯に悪い影響を与えるのです。

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