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2021/11/29
歯周ポケットと口腔内細菌のかかり

こんにちは♪
歯科衛生士の森本です

最近は段々と寒くなって、秋らしくなってきましたね。みなさんも寒さに負けず体調にもお気をつけください!

さて今日は口腔内の細菌についてお話ししていきます!!
【恐ろしい毒素をまき散らす極悪な細菌集団】
〜歯周ポケットは悪玉菌たちの根城〜
お口には1000種類を超える細菌が、ベタベタのバイオフィルムをつくり、縄張りを持って暮らしています。歯の表面にくっついているのは、おもにレンサ球菌などの「グラム陽性菌」。腸内フローラをつくる乳酸桿菌などはこの仲間で、厚い細胞壁には私たちの免疫を活性化させる成分が含まれています。
一方歯周ポケットの奥に棲むのは、酸素を嫌う
「グラム陰性菌」(嫌気性グラム陰性菌、代表的格は歯周病菌)です。歯周ポケットは歯周病でできた深い溝で酸素がほとんどないので、細菌には居心地がいい根城なのです。
ここで増殖するグラム陰性菌たちは、恐ろしい悪玉集団です。菌体が外膜という薄い膜で包まれており、この外膜に「内毒素」と呼ばれる恐ろしい毒素が含まれているのです。

〜最近のもつ毒性外毒素と内毒素とは〜
それでは、グラム陰性菌たちのもつ「内毒素」の恐ろしさを語る前に、まず「細菌のつくる毒素にはどんなものがあるか」からお話ししていきます。細菌のつくる毒素には、「外毒素」と「内毒素」の2種類があります。外毒素とは、悪玉最近の菌体から放出される毒素のことです。外毒素はタンパク質できているので、熱を加えると壊れて無害化するものがほとんどです。ただし、中には例外もあります。例えば食中毒を引き起こしたりするブドウ球菌。この菌の外毒素は熱を加えても毒素が低下せず、激しい腹痛を引き起こします。
また細菌ごとに外毒素の毒性は異なります。溶血レンサ球菌(溶連菌)は溶血毒素を出し、腸管出血性大腸菌は志賀毒素(かつてはベロ毒素とよひわれていた)破傷風菌は神経毒素を出します。これらの毒素は大変強く、もしも感染すると、ごく少ない量で命を奪うものさえあるのです。

〜ジワジワと悪さをする内毒素は諸悪の根源〜
一方、私たちの歯周ポケットに棲みついているグラム陰性菌の外膜には「内毒素」があります。内毒素はリポ多糖(LPS)でできており、外毒素と違って熱を加えても毒性を失うことはまったくありません。しかも、細菌が破壊されて小さくなっても、内毒素は毒性を失うことなく、簡単に体内に入り込みます。私たちのお口の中に感染している歯周病などのグラム陰性菌がつくる内毒素は、歯ぐきで炎症を起こし、歯を支えるあごの骨を溶かすだけではありません。体のさまざまな細胞にキャッチされて炎症を起こし、発熱の原因となります。免疫細胞に内毒素が取り込まれると、免疫応答まで撹乱されてしまいます。それらは目立たぬ方法でジワジワと私たちの健康を奪います。たとえば食細胞に取り込まれた内毒素は、食細胞を殺し脂肪細菌に結びついて血管壁にくっつき、血管内壁プラークを作って動脈硬化などの循環障害を引き起こします。加えて、血糖値をコントロールするインスリン産生細胞を傷つけ、糖尿病を引き起こします。骨を溶かしてボロボロにすることさえします。

お口の中にはたくさんの細菌がいるので、クリーニングと日々の歯磨きケアで歯周病予防をしていきましょう!!

2021/11/22
肺炎の予防と口腔ケアの関わり

こんにちは‎☆歯科衛生士の森本です
季節も秋になり、栗、さつまいもなど美味しいものが多い季節ですね!
これから寒くなってきますが、体調を崩さないようにお気をつけください。︎︎︎︎
本日は肺炎予防と口腔ケアについてお話していきます。肺炎予防には口腔ケアが大切です。口腔ケアはなぜ肺炎予防になるのか、また口腔ケアとは何をしたらいいのか、一緒に確認していきましょう!
【⠀なぜ口腔ケアは肺炎予防になるの?⠀】
まず、肺炎には「誤嚥性肺炎」というものがあります。唾液や食べ物ものを飲み込む時に、食道ではなく気管に入ってしまうことを誤嚥といいます。
通常なら気管に食べ物などが入ってしまうと、むせることで気管から異物を出す反射が起こりますが、この反射が鈍ってしまうと異物や肺炎の原因となる肺炎球菌や口腔内の常在菌が肺に入ったままになってしまい、肺の中で炎症が怒ることで肺炎を起こしてしまいます。
口腔内には約300種類の細菌が数千億個以上も存在しています。きちんと歯磨きをしなかったり、歯石がついているのをずっと放置して口腔内の状態が悪くなると最近の数が1兆個近くにまで増えてしまうといわれています。

【歯垢と歯石のちがいとは】

 →歯垢(プラーク)

歯の表面に付着しているネバネバした汚れが歯垢(プラーク)と呼ばれるものです。歯垢の中には、1mgあたり約1~2億個の細菌が存在していると言われています。この歯垢は、食後およそ4~8時間ほどで作られます。粘着性が強く歯の表面にしっかりと付着しているのでうがいだけでは除去することが出来ない上に、放置してしまうと毎日の歯磨きでは落とせない歯石に変わってしまいます。

 

→歯石

磨き残された歯垢が硬くなったものが歯石です。磨き残されて2日間程で歯石に変わってしまうと言われています。歯石に変わってしまうと歯ブラシでは除去することができないため、歯科医院で特別な器具を使って除去してもらう必要があります。また、歯石の表面はザラザラしているため、そのままにしていると歯石の上に歯垢が付着していってしまいます

 

【口腔ケア】

口腔ケアには2種類あります。

1、セルフケア  自分自身で行うケア (毎日の歯磨き)

まず、一つ目の毎日行うセルフケアですが、ただ歯を磨くだけではなく歯垢の着きやすいところに気を付けて磨く必要があります。

『歯と歯の間』『歯と歯茎の境目』

『噛み合わせの溝』

が磨きにくく、磨き残しの多い場所になっています。歯と歯の間は歯ブラシの毛先が入らないため、デンタルフロスや歯間ブラシを使用し、歯と歯茎の境目は歯ブラシを斜めに当てて、小刻みに磨くと歯垢除去できます。かみ合わせの面の溝は磨くのを忘れてしまうことがあるため、磨く順番を決めると磨き残さず行う事ができます。

    2、プロフェッショナルケア  歯科医院で行うクリーニング(歯石除去など)

二つ目のプロフェッショナルケアですが、歯石や歯茎の中の汚れなど専用の器具を使用しないと除去できない汚れを歯科医院でクリーニングすることをいいます。

 歯垢や歯石が付着していたりすることにより、自分では気が付かないうちに虫歯や歯周病になってしまうことがあります。虫歯や歯周病の早期発見、肺炎予防のためにも定期的にプロフェッショナルケアを受けることが大切です。ぜひ定期検診に来ていただき肺炎予防、虫歯予防で健康な歯を守って行きましょう!!

2021/11/15
口腔内細菌について

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
本格的に寒さが厳しい季節が始まりましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回はお口の中の細菌たちのお話をしていきます。
私たちのお口の中に潜む細菌な1000種類以上もあり、きれいに歯磨きをしていても100億個、雑だと1兆個も潜んでいるとされています。
自分の口の中にここまで多くの細菌が潜んでいるなんてビックリですよね!
切っても切れない細菌との縁...上手に付き合っていく作戦が必要です。
今日は1つ『フクソバクテリウム』という細菌についてご紹介します。
歯周ポケットに棲みついている『嫌気性グラム陰性菌』の1つで、お口の中でデンタルプラーク(悪玉細菌の集団)を大きくする際のキーマンであり、この大ボスを中心にして集団の勢力を拡大し、私たちの体内に入り込みます。
この菌はヒトの細胞にくっつく能力が高いうえに、細菌同士の結びつきを強めるフィクサーでもあります。
つまり、さまざまな悪玉菌を呼び込み、手下に従えていく『悪玉菌のドン』なのです!!
歯の表面には、唾液中の糖タンパク質成分が付着した厚さ1マイクロメートルほどのペリクルという薄い膜がつくられます。
ペリクルは、乳酸飲料などの酸性度の強い飲料に含まれる酸が歯面に影響を与えないように歯を守ってくれます。
しかし同時に、最近の受け皿となって、レンサ球菌などのさまざまなな最近を呼び込んでいるのです。
ペリクルに付着して比較的穏やかに過ごしている細菌たちの中に、『フクソバクテリウム』が入り込むと、一転して悪玉細菌が増殖します。
デンタルプラークの中でマジョリティのレンサ球菌は、直径が1マイクロメートル程度ですが、デンタルプラークには長さが10マイクロメートルを超えるフクソバクテリウムのような大きい線状菌も潜んでいます。
この線状菌が芯となって周囲にレンサ球菌を結びつけわトウモロコシのような構造物をつくります。
歯ブラシが届きにくい歯と歯の間につくられやすく、フロスの習慣のない人は恰好の標的です。
さらに、この構造物に唾液に含まれるカルシウムやリンなどの成分が入り込むと歯石になります。
歯石の表面には悪玉菌がすみつき、炎症を起こすなどの悪さを働いて歯周病の原因となってしまいます
デンタルプラークや歯周ポケット内の細菌たちは、歯ぐきの細胞だけでなく血管細胞内にも入り込みます。
歯周病の原因となる細菌は単独でもヒトの細胞へ入り込む能力がありますが、フクソバクテリウムと一緒になることによって、細胞内へ入り込む力が一段と高まります。
歯ぐきの病気だけでなく、身体の病気にもならないために、普段から歯ブラシやフロスの習慣をつけて、悪玉菌のドンである『フクソバクテリウム』がすみつかないお口の環境づくりをしていきましょう!

2021/11/08
唾液の役割

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
朝晩で暑かったり寒かったり、気温の上がり下がりが激しい日々が続きますね。
温度調節が難しいですが、薄手の羽織るものを1枚待っておくと安心ですね!
体調管理を気をつけましょう!
さて、今回は唾液のことについてお話をしていきます。
まず唾液とは口腔内にある「唾液腺」から分泌されており、成人の分泌量は1日あたり1.0~1.5リットルほどです。
夜眠っている間は日中に比べて分泌量が抑えられるため、口内の細菌が繁殖するなど唾液のはたらきが低下します。また、ストレスや薬による影響など、さまざまな理由で唾液の分泌量は変化します。
唾液にはたくさんの働きがあります。
唾液中に含まれる消化酵素アミラーゼは、デンプンと反応して麦芽糖へ分解し、咀嚼によって食べ物と混ざる消化作用。
口内細菌や食べカスを洗い流す自浄作用。
細菌による刺激や感染、歯の摩耗・脱灰(歯のエナメル質の溶解)を防ぎ、潤いによって舌や喉の動きがなめらかになり、食事や会話がスムーズになる粘膜保護・湿潤作用。
リゾチーム、ペルオキシダーゼ、免疫グロブリン、ラクトフェリンなどの酵素を含み、口内に侵入した細菌の活動を抑える抗菌作用。
カルシウムイオン、リン酸イオン、フッ素イオンによって、一時的に脱灰状態になった歯のエナメル質の再石灰化を促し、虫歯リスクを軽減する再石灰化作用。
など、たくさんの働きがあり、全身の健康をサポートしています。
ストレスなど様々な理由で唾液が減ってしまうと、お口が乾燥して細菌が繁殖しやすくなります。
細菌が繁殖すれば口臭や虫歯になるリスクが高まり、体内にも侵入しやすくなり、風邪など全身の病気につながりかねません。
唾液は些細なことで分泌量が減ってしまいますが、ちょっとした注意で量を増やすこともできます。以下のように日常生活の中でできる工夫を意識して行うことで、唾液の分泌を正常化させましょう。
☆よく噛む(刺激で唾液の分泌を促す)
☆水分補給(唾液に必要な水分を得る)
☆口呼吸ではなく鼻呼吸を意識する(口内乾燥を防ぐ)
☆お酒やたばこを控える(刺激を減らす)
☆唾液腺マッサージ(唾液の分泌を促す)
☆唾液の質を上げる(口内の乳酸菌を増やす)
唾液には、口内の傷や歯の脱灰を修復したり、あらゆる病原菌の侵入・感染を防いだりする重要な役割を担うための、多くの成分が含まれています。健康な体作りを目指すには、唾液の分泌量も意識することが重要です。

2021/11/01
たばこと歯周病のかかわりについて

みなさんこんにちは!

歯科衛生士の萩原です。先日、患者さんにお勧めをされて、バランスボールを買いました(^^) 

65センチサイズを膨らますのが大変でしたが、バランスボールの上に仰向けにもたれかかって、背中を伸び伸びするのが最近の日課となりました♪

椅子の代わりにも使用していますが、なんとなく調子がいいので続けてみようと思ってます。

さて、10月中旬になり昨日はとても寒かったですね。急に寒さが訪れそうなので、みなさま風邪など引かぬよう、お気をつけ下さいませ。

今日はタバコによる歯とお口への影響をお話したいと思います。

タバコが身体に良くないのは一般的ですが、お口の健康にも良くない、深刻だってご存知でしょうか。

タバコはいろいろな点で歯周病を悪化させます。

まず「歯周病に気づきにくくなる」。なぜ気づきにくくなるのかというと、タバコを吸っていると、ニコチンや一酸化炭素などの作用で歯ぐきの中の微細な毛細血管が収縮し、歯ぐきへの血流が減少します。そうなると、歯ぐきが腫れにくくなり、出血もしにくくなります。

えっ、歯ぐきから血が出るのって良くないから、、それっていいことなんじゃない?? なんて思ってしまいそうですが、それ、間違いなんです)

歯ぐきから血が出るのは、歯の根元に付着したプラーク(細菌のかたまり)が原因で、そのまわりの歯ぐきに炎症が起きるからです。

そのために歯ぐきが腫れたり出血をします。

歯周病が進行すると、歯ぐきの下のあごの骨も吸収されていってやがて歯は抜けてしまいます。

本当は歯ぐきが腫れたりする前に、定期的に歯科に通ってメインテナンスを受ける方がいいのだけれど、中には腫れてから来院される方も多いと思います。

歯周病になると、細菌の攻撃に対抗するため、身体は炎症の起きている歯ぐきに栄養や酸素、免疫物質を運ぼうと盛んに血液を送ります。

ですがタバコのせいで毛細血管が収縮し、血流が悪くなると 酸素や免疫物質が届かずに身体の防御機能が弱まります。。その結果、悪化するスピードが上がってしまうのです。

さらに、出血しにくいから 悪化していることに気がつきにくい。( ;  ; 

ニコチンやコチニン(ニコチンの代謝産物)が免疫機能に作用して、細菌への防御を弱めるという報告や、血中の酸素不足により、酸素が嫌いな歯周病菌の活動が活発化し、歯周病を悪化させるという報告もあるそうです。

実際、タバコを吸っている人は歯周病が10年早く進行するといわれていますし、治療をしても治りにくくなります。

能動喫煙については以下をご参照ください。

歯周病

口内炎

口腔がん

歯石沈着

歯の根の虫歯

着色

口臭

唾液の性質の変化

味覚の減退

歯科治療への影響(インプラントを入れるなど、外科治療後の治癒にも影響)

 

妊婦さんの場合

赤ちゃんの口唇裂、口蓋裂

紙巻きたばこ以外の電子タバコももちろん影響を与えるそうです!

愛煙家の方はこの機会に、禁煙に取り組んだり、少しずつ減らしていけると良いですね^ ^

参考文献:nico10月号

2021/10/25
歯のクリーニング(PMTC 機械的歯面清掃)

皆さまこんにちは♪ 歯科衛生士の萩原です。 

それにしても、時間の流れって早いですね。

あっという間に季節は変わって食欲の秋。食べ過ぎないようにと思いつつ、最近もりもり食べています(^^;  ダイエットしなくては。。

2021年も駆け足で終わりそうな予感です

最近のマイブームは自宅の断捨離です。笑 

物を整理して片付けるとスッキリしますよね^ ^

年末に向けて、少しずつ荷物を軽くしていきたいとと思います♪

さて、今日は前回お話ししたバイオフィルム(歯垢)を除去する方法についてお話したいと思います。

まずは歯医者さんで受けるPMTCというワード。

耳にしたことがある方も多いと思いますが、PMTCとは

Professional  Mechanical  Tooth  Cleaning の略で、専門家による機械的な歯の清掃 を意味します。

バイオフィルムは簡単にいうと、ホームケアによる歯磨きだけでは簡単に除去できません。

私たち専門家がプラークコントロールを考える時、「単に歯の表面で浮遊しているマイクロコロニー」と「歯の表面に固くくっついたマイクロコロニー」の2つを分けて考える必要があります。

要するに歯磨きで除去できるのが前者で、歯磨きだけでは簡単に取れないバイオフィルム(歯垢)が後者です

成熟してしまったバイオフィルムは、ホームケアでは簡単には除去できず、うがい薬や抗菌剤を用いても取り除くことはできません。

取り除くためにはバイオフィルムを専門的な機械で壊して除去をする、PMTCが必要となります。

つまり歯科医院を訪れ、歯科医師や歯科衛生士によってクリーニングを受ける、ということですね(^^)

PMTCは虫歯や歯周病の予防だけでなく、私たち歯科の専門家が日々行う臨床のあらゆる場面で、その効果を発揮してくれます。

例えば、PMTC 後に歯がツルツルになって気持ちがいいことで、患者さんのホームケアの向上につながることや、虫歯や歯周病の治療を円滑に進める役割を果たすこともあります。

さらに矯正治療をされている方、被せ物をしている方、糖尿病や全身リスク、生活習慣病を抱えた方などもPMTCを受けて頂くことで、歯の延命や不快な症状の緩和につながるケースはたくさんあります

 

ダイヤモンド歯科では患者さんのクリーニングを行う際に、歯垢を染め出して汚れの質や色を観察します。また、汚れだけではなく歯茎の色や形もチェックし、全顎的な細かい検査を行うことで、お口の中から読み取れる生活習慣やその方の癖を推測しています。

そして必要に応じて食生活の問診などを行いながら、患者さんのお口の中がベストな状態に近づいていけるように、11人に合わせた歯磨き指導や癖に対するアドバイスを行います。クリーニングを通して感じるのは、お口の中が整うと、皆さんとても生き生きとしているなぁ、ということです。

定期的に歯科医院でPMTCを受けて頂くことによって、お口の中の環境に対しての意識も高まり、それがご自身の健康にもつながるなんて素晴らしいことですね♪

全ての人に個性があるように、お口の中の環境もそれぞれが違いますから、ぜひ専門家によるチェックを受けて、歯の健康を守りましょう(^^)

参考文献:PMTC   医歯薬出版

2021/10/09
顎関節症とあごの関係

こんにちは☆★
歯科助手の堀岡です。
あっというまに、秋ですね。
お家の近くのコスモスが、今年も綺麗に咲いていて、季節の変わり目を感じました。
秋といえば、芸術や、紅葉といったイメージですが、、、
外出を避けるため、今年は、読書を頑張ろうと、思います☆★
自分が普段、読まないジャンルに、挑戦しようと、、、
今更ですが、読んだことないというと、いつも驚かれる、村上春樹さんを、読んでみたいと思います( ´ ▽ ` )ノ♪

上顎骨と下顎骨、そして顎関節と筋肉からなるあごは、体の他の部位にはないユニークな構造を持っています。
ですがその独自の構造が、顎関節症などのトラブルのもとでもあり、、、。
今回は、あごと顎関節症のお話について、お話したいと思います。

足にフィットしたシューズは、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮するためになくてはならないものです。
ですが、長時間激しい動きを続けていると、シューズの生地が伸びたり、紐が緩んだりして、足にフィットしなくなっていきます。
動くたびに足とシューズがずれたり、ひどくなると抜けてしまうこともあります。
顎関節にある関節円盤は、シューズのように下顎頭にフィットして動きます。
無理な動きが続くと、フィットしなくなっていく...それは関節円盤も例外ではありません。
口を開ける時、顎関節内では、下顎頭がその上にある側頭骨の湾曲に沿って前にスライドしていきます。
この時下顎頭と、側頭骨の間にあるのが関節円板で、骨と骨が直接ぶつからないようにクッションの役割をしています。
寝ているときの歯ぎしりや、日常での食い違いなど、顎関節に無理な動きをさせ続けていると、関節円盤が次第に前ににずれていってしまうことがあります。
そうなると、口を開け閉めするたびに、ずれた関節円盤が下顎頭の上にはまったりはずれたりします。
口を大きく開けた時に顎関節から「コキッ」「ポキッ」と音が鳴るのはこれが原因です。
さらに悪化すると、ずれた関節円盤が下顎頭の上に戻らなくなります。
こうなると下顎頭の側頭骨の間に関節円盤が挟まり、口を大きく開けられなくなります。
関節円盤が戻らなくなると、下顎頭と側頭骨が直接ぶつかるようになります。
ぶつかるうちに骨がすり減って変形していき、口の開け閉めで痛みを感じるようになります。
シューズなら新しいものに買いかえればいいですが、関節円盤はそうはいきません。
無理な動きをして関節円盤に負担をかけないよう、日ごろから心がけたいですね。
そして、あごの調子がおかしいと思ったら、速やかに医師に相談してください。

参考文献 
niko2021 July ウェルテック株式会社 2021年7月

2021/09/30
「子どもの味覚」

こんにちは!保育士、歯科助手の室井です。 昨年男児を出産し、産休育休を経て先日職場復帰致しました。 只今10ヶ月になる我が子。毎日活発でとても元気です。歯も上前歯4本、下前歯2本がしっかりと生えてきており絶賛歯磨き練習中。そして離乳食も好き嫌いなく、毎日完食しております☆ 順調ではありますが、 子どもの「食や健康」に関しては親として色々と気になる所です。 そこで今回は 歯と体の健康に繋がる、 子どもの味覚についてお話をしていきたいと思います。 離乳食を経て3歳までは、色々な味覚を身につけるスタート時期となります。 この時期食べるもので、 『将来の健康が決まる』といわれる程重要な時期でもあります。 多くの市販されている食品、飲料には自然界にはない強烈な甘味があります。早々に子どもに与えてしまう事で、子どもはこの味の虜になってしまいます。そうして虫歯へのリスクにも繋がっていくのです。 子どもが甘味に溺れずに、色々な食材にチャレンジし、何でも食べられるようになる為に、お家の方のサポートはかかせません。 母乳やミルク以外の味を覚える第一歩となるのが離乳食です。 プリン、バナナなど離乳食期から食べられる甘い物は沢山あります。これらは、取り込みやすい食品ですが、繰り返し与えていると甘い味の物しか食べなくなってしまうかもしれません。そこであえて、離乳食では甘味以外の味を教えていきます。 離乳食は 「甘い味からの離脱」ともいわれる由縁です。赤ちゃんは、かぶ、キャベツ、玉ねぎなどの野菜で自然の甘味を楽しみます。その方が母乳の優しい甘味に近く心地よいそうです。 3歳までは甘い物を与えないよう心掛け、新しい食べ物を食べた時には「よく食べたね」 と多いに誉めて、味覚の幅を広げていきます。 子どもは離乳食を経て3歳程までの間に新しい味にふれ食べられる物が増えていきます。3歳になる頃には、刺激の強い特殊な物を除いて、ほぼ大人と同じ物が食べられるようになります。ところが、お菓子なら食べる、甘い味付けにすると食べるからと、子どもが好むものだけを与えると『ご飯と甘い卵焼きとカボチャしか食べない』など困った事が起こります。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な野菜は、この時期好きになって欲しい食べ物ですが、味を覚える大事な時期に甘いものの味を覚えると、野菜の美味しさを受け入れなくなってしまいます。 食を意識して育てた子どもは、色々な食材を食べるので、食の悩みが少なくてすむのです。 素材のよい味を教えるタイミングは生まれてから9歳くらいまでといわれます。 子どもに素材の一番美味しい味を提供するには、 『旬のものを新鮮な状態で』が必要条件です。 それから、成長期の子どもに十分に与えたいタンパク質が、肉や魚に多いので、お弁当の定番であるウインナーやミートボールなどの加工食品は調味料の味、となる為、なるべく避けたい所ではあります。子どもの体は腎臓などの機能が未熟な為、薄味でなければいけません。 現在子育てをしていく中で思う事は、「理想と現実」について。 毎日の家事、育児、お仕事、皆さんとても忙しいかと思います。 子どもが好んで食べてくれれば、 つい市販のものを、味の濃いものを、甘いものを与えてしまいがちになるかと思います。が、そこは将来のお子さまの事を考えて、完璧でなくても一つでも意識して心掛けていきましょう。 私は、 ☆出来る限り手作りのものを。 ☆薄い味付けに。 ☆栄養素はバランスよく。 ☆甘いものは1日1つまで。 ☆色んな食材を試させる。 毎日とはいかなくても常に心掛けています。 大人の私たちがこれらの事を少しでも意識して、子どもの虫歯のリスクを減らし、健やかに育てていきたいですね!

2021/09/20
栄養と咀嚼の関わりについて

皆さま、こんにちは☆★
歯科助手の、堀岡です。
あっというまに、夏の季節ですね。

この間、たまたま、カブトムシをみつけて、息子にみせたら、「こわいーっ!」と、大泣きされてしまいました。
幼少時代、毎年カブトムシやクワガタを、探しに、山へ登っていた私は、カブトムシで大泣きするのかと、びっくりしました笑...
今年の夏は、オリンピックがあるので、思い出に残る、一年になりそうですね☆★

さて、今回わたしがお話しするのは、奥歯についてです。
奥歯を失ってしまうと、しっかり噛めないために苦手な食材が増えてきます。
治療せずに奥歯のないままでいると、自分では特に意識してないのに、いつの間にか食の好みが変わって、煮込んだうどんだとか、かまずに流し込めるラーメン、カレー、ふわふわの菓子パンなど、糖質過多の食事に陥ってブドウ糖の摂取量が増えやすいです。
太りやすい体を作らないためにも、歯科治療で噛めるお口を回復し、病気の発症や重症化を未然に防いでいきましょう。

奥歯を失うと、咀嚼機能が低下します。咀嚼機能が低下すると、柔らかくて食べやすいもの、簡単に満足感を得らるものについ手が伸びやすくなります。
例えば、うどんやラーメンなどの麺類は、よく噛まなくても食べやすい食べ物です。すすって流し込めるので、かめないと言うストレスがほとんど感じずに済みます。カレーライスも同様です。手軽に満足感が得られます。その結果、しっかり食事は摂れているという自己評価になりがちです。
こうした噛めなくても食べられる食事は、実はカロリーオーバーを引き起こしやすい一方、筋肉量の維持に必要な動物性タンパク質や、老化を防ぎ体調を整える抗酸化物質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが乏しく、申告の栄養不足を招きやすいです。肥満につながりやすい上、低タンパク質で筋肉が減ってしまうのでは、むしろ健康増進には逆効果。しかし現実にかめないものが多くでは、栄養改善のしようがありません。

また、奥歯を失うと次第に食べにくくなるもの、その代表格が肉と野菜です。
奥歯を失ってよく噛めない状態は、本来とても強いストレスをうみます。その結果、ストレスを感じずに食べられる柔らかい食事を自然と飲むようになり、糖質過多、低タンパク質、低ビタミン、低ミネラルに陥ってしまう人がとても多いです。
年齢を重ねるほどお口の健康が体の健康に大きく影響することを、ぜひ知っていただきたいと思います。
しっかりと栄養の摂れるお口に戻すにはどんな治療法がご自分に合っているのかを歯科医院でご相談いただきたいと思います。

2021/09/06
口臭と口臭予防について

こんにちは!

歯科衛生士の森本です!!

梅雨が明け本格的な夏となりましたね

猛暑日が続いていますが、熱中症に気をつけてこまめな水分補給を心がけましょう♪

さて今回は口臭についてです!

ほとんどの口臭の原因は口の中にあります。口の粘膜は皮膚のあかと同じように、細胞が剥がれ落ちて、舌に白く溜まり腐敗します。これが舌苔です。舌苔は最大の口臭源で、口臭の6割が舌苔から発生すると言われています。

食事の時に歯できちんとかまなければ舌苔が増え、口臭の原因になります。食べ物は歯を汚す一方で「かむこと」で舌をキレイにする役割もあるのです!!

口臭の主な原因は揮発性硫黄化合物です。歯周病原菌は、硫化水素より悪臭の強いメチルメルカプタンを大量に産生します。

多くの人の口臭は早朝が最も強く、食後に口臭が減ります。したがって、朝食を抜く人は朝の咀嚼が無くなるので口臭が非常に強いことになります。ですので朝食は食べた方がいいです!

規則正しい食生活が口臭を予防します!!

また、女性の場合生理周期に一致して口臭の強くなる人がいます。人によりタイプが異なりますが、月経期間中、排卵中そして両期間の間に口臭が強くなる可能性があります。しかし、歯周病の予防で十分予防できるんです

口臭にはいくつか種類があります!

口臭症の種類

真性口臭症

生理的口臭 器質的変化,原因疾患がないもの(ニンニク摂取など一過性のものは除く)

病的口臭

1.口腔由来の病的口臭

口腔内の病気、機能低下などによる

2.全身由来の病的口臭

仮性口臭症

患者は口臭を訴えるが、社会的容認限度を超える口臭は認められず、検査結果などの説明により訴えの改善が期待できる

口臭恐怖症

真性口臭症、仮性口臭症に対する治療では訴えの改善が期待できない可能性あり

口臭症は、実際に口臭を有する真性口臭症と、口臭の無い仮性口臭症、そして口臭恐怖症があります。真性口臭症は、さらに生理的口臭と病的口臭があり、生理的口臭は原因の疾患がなく、 主に舌苔で産生される口臭です。日本の口臭患者の約 1/3 がこれにあたると考えられます。

病的口臭は、さらに 口腔由来と全身由来に分類し、口腔由来の病的口臭は、歯周病が原因のことがほとんどで、 なんと口臭患者の約 1/3 が相当します !時々、唾液の分泌減少による口臭も見られます

歯周病の口臭は、歯肉から発生すると誤解されていますが、実は多くが舌苔から発生します。その他、口内炎や口腔癌など潰瘍を作る病気も原因となります。全身由来の病的口臭では、内科・耳鼻科などの病気や、内服薬が原因の口臭もありますが、我が国では数パーセントと少ないのです!

一方、口臭が無いのに「口臭がある」と勘違いして、口臭治療を望む方がいます。このような状態を仮性口臭症と呼びます。

最も重要な事として、歯周病による口臭にならないよう定期的なの歯科健診定期健診、クリーニングがとても大切です!!是非皆さんも定期的なクリーニングで口臭予防して、綺麗な素敵なお口をめざしましょう♪

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