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キッズルーム 全室個室 百合ヶ丘駅そば

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2022/03/07
間食とおやつについて

こんにちは(*^^*)
歯科助手の上村です。
コンビニスイーツの充実や、コロナ禍ということもあり、
ご自宅で過ごす時間も増え、
自分のご褒美にと甘いものを口にする機会が増えたのではないでしょうか?
 
間食で摂取するお菓子には、注意していただく必要があります。
砂糖が多く含まれるお菓子や、粘着質なお菓子は
特に虫歯になりやすいです。
砂糖が多く含まれていると虫歯菌の好物なので、
歯を溶かし虫歯を作りやすくします。
あめやガム、キャラメルは
主成分が砂糖ですので、
できればキシリトールガムや、
タブレッド等に置き換えるのがいいですね!
スナック菓子は
お口の中で粘土状になり
歯のくぼみや隙間に粘着して虫歯の原因となります。
せんべいやあられ等も同様に歯に粘着します。
とてもおいしいく、誘惑たっぷりのお菓子ですが、虫歯になりやすい要素がたくさんあるので、
食べる時間帯に気を付け、
おやつをダラダラと食べることのないように、
おやつの時間を設けて規則正しい生活を心がけるようにしていきたいですね!
普段、習慣的に摂取している飲食物を思い出してみると意外と虫歯になりやすい食べ物があるように思います。
検診で来院された際に、
虫歯になりにくいお菓子や、なりやすいお菓子の答え合わせが出来ればと思っています。
<虫歯の危険度>
特に高い★★★
・ドロップ、ヌガー、キャラメル
ほとんどが砂糖と言えるほど糖分が多いものです。おまけに、ドロップなどはなかなかとけず、長く口の中に入っているし、キャラメルは歯にくっつきやすいのです。
高い★★☆
・チョコレート、クッキー、金平糖、和菓子、かりんとう
やはり糖分が多いのですが、さくさく、ぱりぱりボロボロの食感のもの達ですね。食べた後も歯にくっつき、なかなか取れません。チョコレートはおいしいので習慣化になりやすいお菓子なのでなるべく避けたいです。
特に低い★☆☆
・せんべい、クラッカー、ピーナッツ
砂糖が入らないうえに、かりかりと砕けるため歯にくっつきにくいです。
私は自分の健康な歯で、毎日おいしいご飯を食べている時が、一番幸せを感じます。
これは普通な事だと思っている方が多いと思いますが、私は、80歳のおばあちゃんになっても自分の歯で美味しいものを食べ続けたいと思います♪
歯周病にならない為にも自分の身体の健康を守るためにも、定期的なクリーニングとおうちでのホームケアがとっても重要になります!定期的なクリーニングをしにぜひダイヤモンド歯科へお越しくださいませ☆★

2022/02/28
歯周病とその予防

歯周病の治療と予防

皆様、こんにちは。

歯科助手の堀岡と申します。

三寒四温の候、体調管理が難しいものですが、いかが、お過ごしでしょうか?

2022年も、どうぞ宜しくお願い致します。

おうち時間が続く今日この頃、、、

マイブームは、ストレッチです(*´`)

今まで、外で体を動かすくらいでしたが、自宅で身体のメンテナンスをすることも、大切だなと感じました★

後輩を見習って、開脚ができるようになるまで、頑張ります★☆バチバチ...

本日のテーマは、歯周病とスロー・ブレイン・エイジングについてです。

皆さんは、歯科に定期的に通い、歯周ポケットの奥に溜まったプラークや、歯にこびりついた歯石をとってもらっていますか?

歯周ポケットに溜まったプラークや歯石はPgみま菌の格好の棲家で歯周病の温床になります。

とくに歯石は自分では取れないので、歯科への受診がおすすめです。

ゆっくりとしたすこやかな老い、スロー・ブレイン・エイジングを目指し歯周病の治療と予防のための歯科受診をはじめましょう。

歯周病は痛みの出にくい病気です。

歯茎が腫れ、歯磨きしたとき歯ブラシに血がついても、ほとんどの場合は痛みを感じないので、つい放置してしまう人が多いようです。

歯周病になるとお口の中に慢性炎症が起きます。

たかが歯の病気だ、歯が抜けるのは老化現象だから仕方ない...などと思わないでいただきたいのです。

歯周病の温床は外側からは見えない歯周ポケットの内側にあります

歯周ポケットの奥にPg菌の巣であるプラークが溜まっていたり、歯に歯石がこびりついていないかどうかは、歯科の専門に診察や検査をしてもらわなければ分かりません。

Pg菌による炎症の被害を止め、認知症になるリスクを減らして脳の健康を守るには、歯科による治療薬、そして予防メンテナンスが効果的です。

口腔ケアをはじめとする炎症の軽減によって、すこやかに歳を重ね、ゆるやかに老いを迎えるスロー・ブレイン・エイジングは、脳の加齢をゆるやかにしてよりよい老化を過ごすためのヒントになると思います。

歯周病によるお口の慢性炎症を防いで認知症を減らすことができれば、健康長寿に繋がります。

2022/02/25
う蝕のメカニズムと仕上げ磨き

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
以前のブログで仕上げ磨きに関することをざっくりとご紹介させていただきました。
今回はその仕上げ磨きについてもう少し詳しくお話していきます。
そもそも虫歯とはどうしてできるかご存知ですか?
虫歯はその原因菌である『ミュータンス菌』、磨き残しの中の細菌が酸を生み出すエネルギーとなる『糖』、『歯の質(酸に対する強度)』、『時間』の大きな4要素が関連して起こります。
歯磨きをすることで、ミュータンス菌が歯面に付着するのを防いだり、ミュータンス菌により形成された磨き残しや糖質を取り除いたりすることができます。
これは最も基本的な虫歯予防法です。
しかし、それ以外にも有効な予防法として、歯の質を強くするためにフッ素を塗ること、すなわち、フッ素が配合された歯磨き粉を使ったり、定期的に歯科医院でフッ素を塗ることも一つです。
食後の歯磨きや、歯磨きが出来ない場合はうがいをすることだけでも効果は期待できます。
よく噛むことも唾液の分泌を促進し、口腔内の自浄作用を高めることにつながります。
このように、仕上げ磨きだけが虫歯予防ではないので、歯磨きが何より大切だからと「嫌がっても、抑えつけてでも磨かなくては!」と必死になるよりも、肩の力を抜いて、笑顔で磨いてあげましょう(*´ω`*)
さて、次に具体的な仕上げ磨きについてですが、いつ頃からどのような歯磨きをすればいいかご紹介します。
まず、お子さんがお母さんのお腹の中にいる時からです。
お母さん自身が口のケアをすることも大切です。
ミュータンス菌の伝播もお母さんやお父さんの口の中が綺麗であれば、お子さんの口の中の細菌数が少なくなります。
次に、生まれたばかりでまだ歯が生えていない赤ちゃんでも、歯磨きの準備を心がけることが大切です。
顔や口の周りを優しく撫でたり、清潔にした指で口の中を触れたりしてあげることで、口に触られるのに慣れさせていきましょう。
歯が生え始めたら、少しずつ歯磨きを始めましょう。
すぐに歯ブラシを口の中へ入れようと考えずに、頬や口唇の周りに優しく触れて、少しずつ口の中へ進んでいくと上手にできるようになります。
歯が生え揃う3歳前後までは、お父さんお母さんの仕上げ磨きが中心となります。
この時期には歯磨き習慣を身につけ始めるようにしましょう。
他にも、食生活のリズムをつけて3食しっかり食べて、ジュースやお菓子などの食べ物に気を配ることも大切です。
3~6歳は歯磨きの自立、すなわち、自分でできるようになっていく時期です。
お子さんはお母さんやお父さんを見て育ちます。
家族が食後や寝る前に歯を楽しそうに磨いていれば、仕上げ磨きも楽しいものとなります。
成長して、1日の話をしながら一緒に磨くことができれば、これ以上ない親子のコミュニケーションタイムとなります。
6歳以降は歯磨きの『自立』から『自律』へ移行するときです。
自分でしっかり磨けるようになり、食べたら磨く習慣や、甘い物の上手な食べ方を学び、生涯にわたって口と歯の健康を維持する習慣を身につける大切な時期です。
生涯にわたっておいしく安全に食べるには、口と歯の健康がなくてはなりません。
いつまでも口と歯の健康を保ち続けるために、歯磨きだけでなく、他の虫歯予防法も取り入れて、子どもの時に歯の衛生習慣を身につけることが大切です。

2022/02/21
酸蝕症と年齢ごとの考え方

皆さまこんにちは♪ 歯科衛生士の萩原です。2022年がスタートしましたね! 

今年は体質改善に取り組んでみようかな、と先日から食生活の見直しを始めました。

昨年に食育インストラクターの資格を取ったので、食べることと歯の健康を繋げていきたいな、と考えています(^^)

そんなわたしの最近のマイブームは特製野菜スープなのですが、もしご興味あればレシピをお伝えしますので、お気軽にお声かけくださいませ

さて、今回は歯の酸食症についてお話しします。

「酸食」とは、酸性の飲食物や胃酸などが直接歯のエナメル質に接することで、表面が溶けてしまう状態をいいます。

酸によって歯のミネラル成分が溶出する点では虫歯と同じですが、酸食は飲食物などの酸が接する歯の表面全体に発生するのが特徴です。

(虫歯は細菌が棲息するプラーク(歯垢)の付いている場所に発生します。)

成人の酸食症は、健康志向のために食酢やビタミンC柑橘類などを頻繁に口にしている場合に起こりやすく、比較的お口の中の清掃状態が良好な人にも見られます。

一方で、小児の酸食症は果汁飲料や炭酸飲料、乳酸飲料、スポーツ飲料(イオン飲料)などの酸性飲料によって生じやすいといわれています。

市販の飲料と果物のpHを比べてみると、水・緑茶・麦茶・牛乳・豆乳以外の多くの飲料は、歯の脱灰(溶け出すこと)を生じうる酸性の飲料だと考えられます。

また、これらの飲料は酸性であるばかりでなく、子どもの嗜好に合わせて甘酸っぱくしてあるため、砂糖や果糖、ブドウ糖、液糖などの発酵性糖質を多く含んでいるので、酸食と虫歯の両方を同時に引き起こす可能性があります。

IMG_1007.jpeg

酸性飲料の飲み方とお口の中のpHの変化をみた研究では、

①口の中に溜めて飲む場合...最もpHの低下が著しい

☆pHが低ければ低いほど歯が溶け出しやすくなります。

②長い時間をかけてちびちび飲む、哺乳瓶を用いて飲む...pHの低下が持続する

③ストローで吸って飲む...一時的にpH が低下する

④一気に飲む...pHの低下が最も少なかった

とあるそうです。

学生時代に、実験でいろいろな飲み物の中に天然歯を入れて1週間放置する、という授業をしたのですが、

炭酸ジュース歯を溶かすスピードはものすごく早かったのを覚えています(°▽°)

学齢期の小児の虫歯のリスクファクターに関する研究からは、フルーツジュースや炭酸飲料を毎日飲むことが、酸食のリスクを高めることが報告されているそうです。

市販飲料・果物のpH

pH2.03.0   コーラ飲料、栄養ドリンク、10%オレンジジュース、レモン、プラム、りんご

pH3.14.0   黒酢、100%オレンジジュース、炭酸飲料、スポーツ飲料、乳酸菌飲料、ヨーグルト飲料、野菜ジュース、グレープフルーツ、ブドウ、パイナップル

pH4.15.0   ヨーグルト飲料、トマトジュース

pH5.16.0   ウーロン茶、紅茶(ストレート)

pH6.1     缶コーヒー(ブラック)、緑茶、麦茶

牛乳、水、豆乳

ジュースや炭酸飲料、野菜ジュース、乳酸飲料、スポーツドリンクなど、市販飲料の多くはpH2.04.0の酸性の飲み物であり、お砂糖もたっぷり入っています。

これらが長時間歯の表面に接していることで、酸による歯の脱灰や崩壊(酸食症)が生じ始めます。

こういった飲食物はちびちび、ダラダラと時間をかけて摂取することで歯が溶け出すリスクを確実に上げるので、飲み方には十分気をつけましょう。

また、牛乳のpHは高めですが、牛乳のちびちび飲みも歯垢が剥がれにくくなりますのでオススメはできません。

水分補給にジュースを選ぶのではなく、水分補給にはお茶や水が1番ですね(^^)

食べ物や飲み物の選び方で虫歯も予防していきましょう!

2022/02/14
仕上げ磨きとかかりつけ歯科医院

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
まだまだ寒い季節が続きますね!
寒さ対策に気を抜けない日々...
毎日貼るカイロに助けられてます(`・ω・´)
さて、今日は『お子さんの歯の仕上げ磨きとかかりつけの歯科医院』についてお話していきます。
仕上げ磨きでもっとも重要なことは、安全であることです。
歯ブラシは安全性を第一に考えて作られていますが、それでもお口に入れる棒状の道具であることには変わりありません
ですので、お子さんの姿勢もお母さんの姿勢も安定していることがとても大事です。
お母さんは床に座り、お子さんはお膝の上で仰向けになってもらいましょう。
仕上げみがきを嫌がられないコツとして、親御さんにまずオススメしたいのが、仕上げ磨きをの腕を上げることです。
楽しい雰囲気作りをいくら工夫しても、肝心の歯磨きが痛くては仕上げ磨き嫌いは直りません。
「もう痛いことはされない」というお子さんの信頼を取り戻すためのちょっとしたポイントは『いかに視野を広げるか』です。
歯ブラシの動きを目で見て確認できないと、うっかり痛いところに当ててしまう原因になります。
お口の中は見えにくいですが、お膝にゴロンと寝させ、唇や頬を指で上手によけることで見えてきます。
ただし、唇や頬をよけるときは、くれぐれも指の腹でよけてください。
爪が当たってしまうととても痛いです。
爪を伸ばしている方は特にご注意くださいね。
歯ブラシの当て方のコツですが、歯ブラシは歯とほぼ直角に当てます。
ゴシゴシと大きく動かして磨くと、磨き残しが多くなるうえに、子どもが動いた拍子に奥まで突っ込んで痛い思いをさせがちなので、小刻みに動かしましょう。
お子さんの歯が心配でも、小さいお子さんを歯科医院に連れていくのをためらう方は多いかもしれません。
でも、さまざまな歯科情報がネットに溢れる今、どれが正しいのか自分で判断するのは大変だと思います。
その思い肩の荷を、ぜひダイヤモンド歯科で軽くしてください☆
もちろん、初めての歯医者さんで泣いてしまうお子さんもいます。
それでも何回か定期的に通って、チェアに座ったり、お口の中をちょっとだけ見せてくれたりしているうちに、少しずつ慣れて平気になっていきます。
はじめての歯医者さんが、治療でなく『予防のため』であることは、お子さんのその後の歯の健康にとってとても重要です。
嫌な思いをせずに育てば、歯医者さんは怖いところではなく、歯をピカピカにしてくれる気持ちの良い場所になります。

2022/02/07
唾液について

皆さんこんにちは!
保育士・歯科助手の室井です。
毎日底冷えする季節、いかがお過ごしでしょうか?
コロナ感染が大変な現在、不安な事も多いですが、何とかこの危機を乗り越えられると良いですね。
今回のお話は
『唾液』について。
唾液は歯へどのような影響を与えているのかをお話ししていきます
〈 唾液の成分 〉
皆さんは「唾液」と聞いて、どんなイメージをもたれますか?
何か汚ない印象であったり、あるのが当たり前な唾液ですが、実はお口の健康や身体の健康には欠かせないとても重要なものなんです。
その重要な唾液は、元々血液から作り出されています。血液が唾液腺にて唾液へと作り変えられていく仕組みです。
健康な成人の場合、唾液は1日になんと約1000~1500mlも作られます。
500mlのペットボトル2~3本分相当の量には私も驚きました。
唾液がでる量は一定ではなく、
1日のうちで変化していき、特に就寝時に低下します。
また、唾液の分泌量は加齢とともに低下していく傾向にあります。
この「唾液」は
99%は水で出来ています。
そして残り1%に様々な成分が含まれています。
・リン酸、カルシウム
→歯の補修作用
・アミラーゼ
→消化作用
・ムチン
→潤滑作用、粘膜保護作用
・重炭酸
→緩衝作用
・lgA(免疫グロブリンA)、
ラクトフェリン、リゾチーム
→抗菌作用
・成長ホルモンなどの各種成長因子
→粘膜の修復、細胞の保護
・糖タンパクなど
→歯の保護
1%の中にこれだけ沢山の成分が入っています。
それでは唾液は、具体的にどんな事をしてくれているのでしょうか。
〈 唾液の働き 〉
①お口を清潔に保つ
唾液には、食べかすや細菌を洗い流して、お口を清潔に保つ自浄作用があります。唾液が減り、口の中が汚れやすくなると細菌が繁殖しやすくなり、
"虫歯や歯周病"などにかかりやすくなります。
②お口の粘膜を守る 
ネバネバ成分が粘膜を保護します。唾液が減ると粘膜の潤いが減り、傷ついて
"口内炎"などになりやすくなります。
③お口の中を中性に戻す
お口の細菌が出す酸や、飲食物の酸により酸性に傾いたお口の中のpHを、元の中性に戻します。
④歯を補修する
唾液中に溶けだした歯の成分は、時間をかけて唾液から歯に戻り、歯が補修されていきます。(再石灰化)
⑤細菌感染から守る
唾液の自浄作用と、唾液中のlgA(免疫グロブリンA)、
ラクトフェリンなどが、お口の中の細菌の活動を抑制します。
⑥食べ物をまとめる
細かく噛み砕かれた食べ物をまとめて飲み込みやすくします。
⑦消化を助ける
唾液中のアミラーゼがデンプンを分解し、消化を助けます。
⑧味を感じさせる
食べ物の成分が唾液に溶ける事で、味を感じやすくなります。
このように唾液には
口の中だけでも沢山の働きをしています。
ですが、唾液が十分に働くには、唾液の量が重要です。質の良い唾液を沢山出す為のポイントをご紹介します。
1  水分をとる
唾液の大もとは水分!
何をおいても水分を摂りましょう!
2  よく噛んで食べる
噛めば噛むほど唾液腺が刺激され唾液がでてきます。
食材を大きく切ったり、噛みごたえのある食品を選ぶ等、咀嚼回数を増やすのも効果的です☆
3  噛めるお口を大切に
よく噛む為に大切なのは、
噛めるお口が維持されている事。虫歯や歯周病があっては十分に噛めません。
唾液の重要性、少しでも知って頂けたでしょうか?
もし"噛めない"、"噛みづらい"などのお悩みがあるようであれば是非ご相談下さい。トラブルがなくてもお口の健康維持の為に、定期的な健診にもお越しください☆

2022/01/31
唾液と生活習慣

こんにちは☀歯科衛生士の森本です。

最近特に寒くなってきました!冬の朝はお布団から出られなくて大変ですよね

こらから色々流行ってくる時期になりますので

皆さんも風邪など感染病にお気をつけください!

今日は唾液と生活習慣についてお話しさせていただきます。

突然ですが、最近おしゃべりが減ってきていませんか?

今どきの生活習慣にはお口がパサパサしやすい原因が隠れています

【メールもいいですが、おしゃべりも!】

むし歯、歯周病や口臭、口内炎、入れ歯が合いにくくなるなど、さまざまなトラブルの原因になると知って、「たかが唾液で!?」と、驚いた方もおられるのではないでしょうか?

ところで、お口のパサつきには、日常生活の過ごし方が多いにかかわっていることをご存知でしょうか?唾液は、お口や舌を動かして唾液腺が刺激されることによって分泌されます

ですので、お口を動かす機会が少ない方ほどお口のパサつきが起きやすいのです。

【おしゃべり不足で唾液不足?】

たとえば出かけるのがおっくうで、スーパーやコンビニに行く以外は日がな1日テレビを見ているというかた。会社の仕事も、お友達との連絡もいつもメールやLINEで、電話はめったにしないというかた。かつてミドル世代の女性の楽しみといえば長電話でしたが、最近はインスタグラムやフェイスブックにとって代わられ、お口を動かす機会がめっきり減ってしまいました。

それから、一昔前までは、通りの角や家の前の井戸端会議で、情報交換している女性たちがよく見られたものでした。なんでもネットで調べられているいまは、そんな風景も減っていますよね。

近所の買い物にしてと八百屋さんや魚屋さんとおしゃべりしながら献立を考えていた時代から、無言で買い物が終えられるスーパーに。一見便利になったようですが、こうして日常風景を見てみると、女性のお口を取り巻く環境が、この10年ほどでガラリと変わっていることに、お気づきになることと思います。

生活のなかから「おしゃべり」が減るとともに、お口の周りの筋肉を動かす機会が激減。その結果、お口の健康維持に欠かせない唾液の分泌という観点から見ると、とても不利な状況ができあがってしまっているのです。

【意識的にお口を動かそう!】

唾液をたっぷり出して、お口がパサパサしないようにするにはどうすればよいのでしょう?

ここまで生活環境が変わってしまっている以上、昔に戻れと言われても無理ですよね。

そこで運動不足を補うために、お口をよく動かすことを、毎日の生活の中で心がけていきましょう。家ばかりいないで、友達と会っておしゃべりする。たまには電話もしてみる、ゆっくりよく噛んで食事をする、歯をていねいに時間をかけて磨く。それから、カラオケなどもすごく効果があります。

【まずはいっしょにはじめましょう!】

おしゃべりの機会が減っているなか、お口のパサパサ感を改善してお口の健康を守っていくためには、まずはそのことに気づいてお口をよく動かすことです。こればかりは、ご自分でトライしないと変わりません。コロナ禍で人と話すこと、会うことが減ってきてはしまいましたが、ぜひ電話でたくさんお話したり、たまには1人で歌ったりしてみるのもいいのかもしれないですね♫

2022/01/24
イヤイヤ期と歯みがきについて

イヤイヤ期と歯磨き

こんにちは☀歯科衛生士の森本です。

イルミネーションが綺麗な季節になってきましたね。みんなさんはどこのイルミネーションを見にいきますか??

わたしは今年どこのを見に行こうか迷い中です☆

綺麗な景色を見てリフレッシュできたらと思います!!

では、今日はイヤイヤ期についてお話ししていきたいと思います。

赤ちゃんのお口に生えてきた小さな前歯、かわいいですよね。はじめての下の前歯が生えてきたら、ぜひ仕上げ磨きをはじめましょう。

でもこのとき、ちょっとだけ注意が必要なんです。赤ちゃんにとって「最初の歯ブラシ」は、見たことも触ったこともない「なんだか変なもの」。赤ちゃんからすれば、「なんだこれ!?」って感じだからです。

赤ちゃんって、おもちゃもぬいぐるみも、まず触ってみたり、舌で舐めてみたりしゃぶったりしていますよね。ああすることで、異物を認識し納得しています。歯ブラシをお口に使うことについても、まずは納得してもらうことが大事です。

おそらく最初は、歯ブラシどころか、人からお口を触られること自体、慣れてないはずです。指でお口の周りに軽く触れたり、お口の中を覗かせてもらうことからはじめて、慣れてきたらチョコチョコとやさしく歯ブラシで触れてみましょう。ご機嫌のよいときに、お膝にゴロンと寝かせ、歌を歌ったりして、スキンシップをかねた遊び感覚でやるのがコツです。離乳食が本格的にはじまる前の赤ちゃんのお口は、歯を守ってくれる唾液がとても豊富に分泌され、食生活もまだまだむし歯のリスクが低い時期なので、「少しずつ歯磨きの準備をはじめよう」という感じで大丈夫。

2歳頃からはじまるイヤイヤ期に突入する前に歯ブラシに慣れておくためにも、あせらずちょっとずつ進めていきましょう!

〜対策〜

1、まずはスキンシップ!

お口の周りに指で触れたり、お口の中を見せてもらったりするスキンシップが仕上げ磨きの良い練習になります。

2、歯ブラシで驚かせない。

いきなり歯ブラシをお口に入れるとびっくりして歯磨きギライに。ちょんちょんと触れる程度からはじめ、警戒心をときましょう!

3、遊び感覚ですこしずつ!

歌を歌ったり音楽を流したりして、楽しい雰囲気で。赤ちゃんのご機嫌のよいときに、ママパパも笑顔でやってみてください☺

4、興味を引き出して。

きょうだいやママパパの歯磨きしているところを見せて、歯磨きへの興味を引き出すのも効果的です!!

少しずつ赤ちゃんのお口と触れ合い、楽しく歯磨きできるとお口の環境も良くなり毎日美味しくご飯が食べられると思います!ぜひトライしてみてください!!

イヤイヤ期と歯磨き

こんにちは☀歯科衛生士の森本です。

イルミネーションが綺麗な季節になってきましたね。みんなさんはどこのイルミネーションを見にいきますか??

わたしは今年どこのを見に行こうか迷い中です☆

綺麗な景色を見てリフレッシュできたらと思います!!

では、今日はイヤイヤ期についてお話ししていきたいと思います。

赤ちゃんのお口に生えてきた小さな前歯、かわいいですよね。はじめての下の前歯が生えてきたら、ぜひ仕上げ磨きをはじめましょう。

でもこのとき、ちょっとだけ注意が必要なんです。赤ちゃんにとって「最初の歯ブラシ」は、見たことも触ったこともない「なんだか変なもの」。赤ちゃんからすれば、「なんだこれ!?」って感じだからです。

赤ちゃんって、おもちゃもぬいぐるみも、まず触ってみたり、舌で舐めてみたりしゃぶったりしていますよね。ああすることで、異物を認識し納得しています。歯ブラシをお口に使うことについても、まずは納得してもらうことが大事です。

おそらく最初は、歯ブラシどころか、人からお口を触られること自体、慣れてないはずです。指でお口の周りに軽く触れたり、お口の中を覗かせてもらうことからはじめて、慣れてきたらチョコチョコとやさしく歯ブラシで触れてみましょう。ご機嫌のよいときに、お膝にゴロンと寝かせ、歌を歌ったりして、スキンシップをかねた遊び感覚でやるのがコツです。離乳食が本格的にはじまる前の赤ちゃんのお口は、歯を守ってくれる唾液がとても豊富に分泌され、食生活もまだまだむし歯のリスクが低い時期なので、「少しずつ歯磨きの準備をはじめよう」という感じで大丈夫。

2歳頃からはじまるイヤイヤ期に突入する前に歯ブラシに慣れておくためにも、あせらずちょっとずつ進めていきましょう!

〜対策〜

1、まずはスキンシップ!

お口の周りに指で触れたり、お口の中を見せてもらったりするスキンシップが仕上げ磨きの良い練習になります。

2、歯ブラシで驚かせない。

いきなり歯ブラシをお口に入れるとびっくりして歯磨きギライに。ちょんちょんと触れる程度からはじめ、警戒心をときましょう!

3、遊び感覚ですこしずつ!

歌を歌ったり音楽を流したりして、楽しい雰囲気で。赤ちゃんのご機嫌のよいときに、ママパパも笑顔でやってみてください☺

4、興味を引き出して。

きょうだいやママパパの歯磨きしているところを見せて、歯磨きへの興味を引き出すのも効果的です!!

少しずつ赤ちゃんのお口と触れ合い、楽しく歯磨きできるとお口の環境も良くなり毎日美味しくご飯が食べられると思います!ぜひトライしてみてください!!

2022/01/17
ブラッシングのポイント!

こんにちは☀歯科衛生士に森本です。

最近かなり冷え込んできましたね。わたしは紅茶にはまって毎日飲んでいます☺

ゆったり紅茶を飲む時間がリラックスできてとても好きです、暖かい飲み物は体の芯からあったまる気がします!

皆さんもお体を冷やさずあったくしてくださいね!!

今日は歯の根元の清掃についてお話ししていきたいと思います。

【根元の表面に糸やブラシを当てる】

コンタクトポイントの清掃は、単純にフロスを、歯と歯の間に通し左右に沿わせて使用していただけるといいです。フロスが通しにくいときは、ワックス付きのフロスがよいでしょう。

歯の根元のまわりを清掃するには、フロスをもっていき、歯肉の溝に糸を優しく少しだけ入れ込んでから、歯の根元から歯の先端へと繰り返しフロスを動かします。

一方、歯間ブラシならば、歯と歯の間に押し込んだあと、歯の根元の表面にブラシの毛先が当たるように傾けてから動かします。

【誤った使い方は歯肉を傷つけるおそれが】

このとき気をつけていただきたいのが、歯と歯の間にある「歯間乳頭」を傷つけないようにすることです。

歯間乳頭は、断面図で見ると凹状にへこんでいて、そこにプラークが溜まりやすい構造になっています。フロスや歯間ブラシを通すことで、このへこみのプラークはある程度落ちるのですが、凹部分の盛り上がった歯肉にフロスや歯間ブラシが直接当たるのが繰り返されると、歯肉が傷ついて歯と歯の間に目立った隙間(ブラックトライアングル)が生じてしまいます。

では、歯間乳頭を傷つけないように清掃するには、フロスや歯間ブラシをどう動かせばいいのかお伝えしていきます!

歯ブラシだけでは磨けない場所があるということですが、「コンタクトポイントにフロスを通す」というのは想像できますが、「根元のまわりにフロスや歯間ブラシを当てる」とはどういうことでしょうか?

→「歯の根元に沿ってフロスや歯間ブラシを動かす」ということです。このとき、歯と歯のあいだの「歯間乳頭」を傷つけないように気をつけることが大切です!

〜デンタルフロス〜

歯肉の溝に優しく入れ込んでから、根元から先端へとフロスを動かして、根元のまわりをみがきます。

〜歯間ブラシ〜

根元のまわりに歯ブラシの毛先が当たるようにします。隣り合う歯の両サイドを磨きます。

歯間ブラシはサイズのあったものを使うことがとても大切です。かかりつけの歯医者でぜひサイズの相談もされてみてもいいかと思います!

2022/01/10
サルコペニアとは

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
前回のブログでは、奥歯と肥満の関係についてお話しました。
奥歯がないことにより、柔らかくて食べやすく簡単に満足感が得られる物へと食が偏ってしまい、さまざまな健康への被害があることがお分かりいただけたかと思います。
今日はその健康への被害の1つである『サルコペニア』についてお話します。
皆さんは『サルコペニア』という言葉を聞いたことがありますか?
サルコペニアとは、加齢で起きる筋肉量と筋力の低下のことです。
高齢者の体力や運動機能を急激に低下させる、転倒や寝たきりの原因として非常に問題視されています。
筋肉の主成分はタンパク質で、タンパク質の摂取が不足すると、サルコペニアになりやすくなります。
また、摂取したタンパク質を使って効率よく筋肉量を維持するには、野菜に豊富に含まれるビタミンやミネラルも欠かせません。
例えばビタミンEは筋肉増強効果を、ビタミンB6は筋肉の分解と合成を、マグネシウムはタンパク質の代謝を促進するという重要な役割を担います。野菜が足りていないと、筋肉を維持するのにとても不利なのです。
よく噛めないと、弾力のある肉や噛みごたえのある野菜が苦手になってしまいますよね。
年齢を重ねるほどお口の健康が体の健康に大きく影響することをぜひ知っておいてください。
脚が細くなった!体重が減ってダイエットができた!と喜んでいたら、実は単に筋肉量が減っただけで、サルコペニアに陥っていたというケースも珍しくありません。
今回は、自分がサルコペニアになっていないか簡単に診断できるチェック項目をご紹介します!
チェック1
①椅子に座り、手を使わずに片足で立ち上がれますか?
②片足立ちで靴下が履けますか?
③片足立ちで60秒間キープできますか?
①~③のうち、ひとつでもできなければサルコペニアの可能性があります!
チェック2
親指と人差し指で『指わっか』をつくり、ふくらはぎの1番太いところにあてます。
☆ふくらはぎが太くて指わっかが閉じない場合...
サルコペニアの危険度は低いです。
☆ふくらはぎが指わっかとちょうどぴったりな場合...
サルコペニアの危険度は中等度です。
☆指わっかがあって隙間ができる場合...
サルコペニアの危険度は高いです。
いかがでしたか?
ご自分がサルコペニアの状態にあり、奥歯を失っている場合、しっかりと栄養のとれるお口に戻すにはどんな治療方法があるのかどんな治療法がご自分に合っているのかを歯科医院でご相談ください!

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