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2021/06/12
メインテナンスのチェックで大切にしていること

皆さまこんにちは! 歯科衛生士の萩原です。

早いもので2021年も残り半分、年が明けてからすでに半年経ってしまいました...(°▽°) 時間ってあっという間です。 

先日、100円ショップで材料を揃えて、マガジンラックを作りました。木製でなんと車輪付き

無計画でしたがなかなか上手にできました(^-^)v

片付けてもすぐに散らかる書類や雑誌がまとまって、お部屋もスッキリです♪

さて、今日は歯科で行われているメインテナンスについてご説明いたします。

実際にどんなことをチェックしてからクリーニングをしているのか、ご参考になればと思います。

私たちの歯科医院では歯の汚れを落とすだけではなく、専門的な知識と見解を持った上で、患者さん一人一人の口腔内にあったアドバイスや細菌のコントロールを行います。

・虫歯の再発の予防

・歯茎の退縮に対する対応

・歯周病の再発の予防

・インプラントの周りに起きる炎症の予防

 

次に、噛む力や噛み合わせへの対応として

・噛み合わせの変化によって起きるトラブルの予防

・被せ物など人工歯の維持

(歯の欠け、すり減りなどの早期発見と補修)

・知覚過敏の歯への対応

その他に

・酸蝕歯への対応、食生活問診

・粘膜の異常のチェック

(口内炎への対応、口腔がんの早期発見)

・歯や被せ物の色調の経年変化の管理

などが挙げられます。

たまに患者様から、"一度治療した歯は虫歯にならないと思ってい"と聞くことがあるのですが、そんなことはありません。

治療をしっかり行なった後でも、検診やメインテナンスの期間が半年以上空いてしまったり、ホームケアや食生活の乱れが原因で、被せ物の際から虫歯が新しくできてしまうことがあります。

歯周病においてはかなりの確率で再発を繰り返します。 

ライフステージや生活習慣、食生活で虫歯や歯周病のリスクは変動しますから、お口の中の健康を維持するためには定期的なチェックが大変重要なのです。

例えば、お口の中に被せ物がある場合。

被せ物を長く使っていくには、土台の歯が虫歯や噛む力で傷んでしまわないように守っていく必要があります。

しかし、被せ物をするほど大きな虫歯だった歯は、健全歯の頃とは状況が違っていて、虫歯に対しても、噛む力に対してもだいぶ弱くなっているのです。

その構造はいわゆる"差し歯というものですが、神経をとってしまった場合、被せ物をした歯の寿命は土台の役目をする患者さんご自身の""にかかっています。

しかし、"土台となる歯"は、神経をとってしまった場合、痛みがでることはありません。 

歯のことは、「痛くないから大丈夫」「見た目が黒くないから大丈夫」と判断しがちですが、虫歯の確認において、痛みと見た目はあまり役に立たないことがほとんど。

また、噛む力が異常に強い方の場合、食いしばる力です歯を割ってしまうこともしばしばです。

今回は被せ物をしたことがある歯のリスクに焦点を当てましたが、他にもお口の中はいろいろなトラブルが起こりやすい場所であります。

ご自身で把握することが難しい現在の歯の状況や環境を、定期的な検診を受けることで専門医や衛生士と一緒に管理、延命、維持していけます。

最近歯科から遠のいてしまっていたら、ぜひご自身の口腔内の状態を知るために、歯医者さんでの定期的な検診とクリーニングを受けましょう(^^)

参考文献:nico 2020 1月号

2021/05/05
歯の根の治療

皆さま、こんにちは☆★
歯科助手の堀岡と申します。
桜の花が、春風に誘われて、咲きほころんでいますね。
暖かくなり、春の陽気がとても心地良い今日この頃です。

皆さんは、歯の根の治療をご存知ですか?
歯の内部には神経があり、それが通る管を「根幹」と呼びます。
羽野真剣に虫歯が及んでいるというのは、根幹の中の神経が、細菌感染を起こしている状態です。
虫歯の穴から細菌が入り込む以外にも、歯ぎしりなどの過剰な噛む力や、転んだ、ぶつけたなどの外傷により、歯に亀裂が生じ、そこから最近が神経に入り込んで、感染を起こすこともあります。
ズキズキとした非常に強い痛みは、細菌が起こす炎症や、炎症によってできた根の先の膿によります。
歯の根の治療は、「端の内部の細菌感染を起こした部分をきれいに取り除く」治療です。
根幹の中を掃除するので、「根幹治療」ともいいます。
取り除いた後は、細菌を新たに入り込ませないように、削った隙間を埋めます。
感染した部分がなくなれば痛みもなくなってきます。
とはいえ、感染部分をきれいに取り除くのは非常に難易度が高いです。
根幹は1ミリ以下と非常に小さく、形も複雑。
しかも相手は数マイクロメートルという、ミクロの細菌。
取りきれていないとまた繁殖して、感染を起こします。
ですから、歯の根の治療は、歯科治療の中でも最も難しい治療の1つとされています。治療を受けられる際には、これをまずご理解いただければと思います。

歯の根の治療は、1本の歯が人間だとしたら、心臓にあたる神経メスを入れる大手術です。歯科治療の中でも特に難易度の高い治療で、ある研究では、成功率は68%から85%と言われています。しかしこれは、逆にいえば、そのままでは抜くしかなかった端を残せる可能性が6から8割あるともいえます。

治療の成功率を上げるために、
①強い痛みが出たらすぐに受診を。
歯の神経が細菌に感染して死んでいくときに、強い痛みが生じます。それは断末魔の姫のように、ときにに激しく、ときにかすかに続きますが、週間もするとある日ぱたりと痛みが止まります。
それは痛みがなくなってよかったではなく、非常にまずい兆候です。神経が完全に死んで、痛みを感じなくなってしまったのです。
ですから強い痛みが出たらすぐに受診を。神経がまだ死んでいない時、つまり今家の中で細菌感染が広がりきっていない時に鯱できれば、治療の成功率が上がります。

②仮詰、仮歯の段階で中断しないで。
患者さんの体調や治療時間の関係から、根幹内の洗浄がその日のうちに終わらなかったときには、治療途中の歯に仮詰めをします。
一方、根幹充塡が終わってから本番の被せ物のでき上がりを待つ間には、仮歯を入れます。
繰り返しになりますが、どちらも応急的な処置に過ぎません。劣化したり外れたりすると、また歯の中に細菌入り込んで感染を起こし、治療失敗となります。
仮詰や仮歯の段階で治療を中断せず、最後まで通ってください。

③治療した歯に無理をさせないで。
これは治療後の話ですが、神経のなくなった歯は、神経のある歯より構造的に弱くなります。ですから、歯の治療した歯は大事に使ってあげましょう。

2021/04/22
お口の中の日和見菌

こんにちは!歯科衛生士の萩原です。

最近のマイブームはおつまみに煮干です。笑

ずいぶん長い間食べていなかったのですが、久しぶりに煮干しをポリポリ。大きな煮干しより小さめのほうが美味しい気がします(^^)

身体が喜んでいるのかなかなか手が止まらない。。

カルシウム補給にもおすすめですので、皆さまぜひお試しください♪

今日は口腔内の細菌について、日和見菌についてお話ししたいと思います。

私たちのお口に棲む細菌は1000種類以上いて、キレイに歯磨きしていても100億個が棲み、雑だとその数はなんと1兆個!! ((((;゚Д゚)))))))

そんな切っても切れない細菌との縁。上手に付き合う作戦が必要ですね。

まずは"細菌だちの生態"についてお話ししたいと思います。

私たちに棲みつく数百兆もの細菌。 彼らは口、腸、膣、皮膚にマイクロバイオームと呼ばれる固有の世界を作っています。 この細菌たちの性質を大きく分けると、"善玉"  "悪玉"  "日和見で、その約20%が善玉菌、約10%が悪玉菌。 残り70%がどちらにも転ぶ日和見菌です。

悪玉菌は毒性のある酵素やガスを出し、私たちの細胞を傷つけます。

しかも悪玉菌は、多数派の日和見菌を味方につけるのがとても上手。 じつはこのマジョリティーである日和見菌は非常に厄介な存在で、善玉菌が優勢だも無害なくせに、悪玉菌よ勢力が強くなると、それに加担して悪さを働きはじめるのです。

たとえば腸内にいる日和見菌の太っちょ菌(フィルミクテス菌群)は、その典型例。 腸内の善玉菌が元気だと静かにしているのですが、肉類などの高カロリー食が続くことで善玉菌が衰えて悪玉菌が元気になると、増殖しカロリーを取り込み悪玉菌の謀略に加担します。

こうなると、脂肪細胞に働きかけ脂肪沈着を抑えてくれるスリムな菌 (バクテロイデス菌軍も減ることがわかっており、肥満が加速し、私たちの健康ライフは破綻に追い込まれてしまうのです。

日和見菌のプロフィールを作るとするならば...

性格:普段は控えめ。周りに影響されやすい。

得意技:悪玉菌が増えるとワルくなり、悪玉菌が  優勢だと穏やかになる"変わり身の早さ"

自己PR:善玉でも悪玉でもない細菌の通称

といったところでしょうか。

大腸菌や太っちょ菌など、誰もが持っている細菌の感染を防ぐのはまず不可能と言われています。

悪玉菌に日和見菌が加担すると、歯周病・口臭肥満・糖尿病、アレルギー、がん、老化・認知症、肌荒れ、便秘・下痢

などのリスクがあるとも言われていますが、

感染を防ぐばかりが能ではないことについてもふれたいと思います

私たちは生まれるとき、お母さんの膣から乳酸桿菌をもらいます。 それが私たちの腸内で増えるおかげで、オリゴ糖の含まれる母乳を消化できるようになるそうです。

また、虫歯菌をうつさないため、お子さんとのスプーンを共有しないようにと、気をつけているご家族も多いことでしょう。

気をつけることはもちろん大切ですが、実際のところ誰もが持つ虫歯菌の感染を、パーフェクトに防ぐのはとても難しいものです。

"感染しないように"と頑張るよりも、感染したかもしれないお口の中で、細菌たちをのさぼらせないような戦略を立てるほうが得策なのです

口腔内の例で挙げると、、

細菌たちの棲家となるのは歯垢(プラーク)です!

ですから、上手に細菌を除去できる歯の磨きかたや、定期的な検診と専門家によるクリーニングで、お口の中の細菌叢をコントロールしていきたいですね

 

2021/04/08
生活習慣と歯周病

歯科衛生士の冨岡です!

春の暖かさが感じられる時期になりました♪
桜やチューリップなど、季節の草木が咲き乱れ、心躍る季節ですね!
ダイヤモンド歯科には4月から新しい歯科衛生士さんが2人加わり、新体制でスタートします!
新しいメンバーと一緒にさらにダイヤモンド歯科を盛り上げたいと思います!
まだまだ寒暖差は激しいので皆様風邪などひかれないよう気をつけてください
今回は「生活習慣と歯周病」についてです♪
初めに、歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症生疾患で、歯の周りの歯茎や歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目の清掃が行き届かないと、多くの細菌が停滞し、歯肉が炎症を起こして腫れたり出血が出たりします。
重度の場合は膿が出てきたり歯が揺れてきたりして、最終的に歯を失うことになります。
歯周病の原因は3つ(病因、宿主、環境)あります。しかし、これらの3つの原因の全てが科学的に証明されているわけではありません。
そのため、歯周病の発生、進行に関係があると考えられる因子を危険因子(リスクファクター)と呼びます。
では生活習慣に潜む危険因子とはどのようなものでしょうか。
●肥満
BMI値とは国際的な体格指数であり、BMIが22で標準体型、BMIが25を超えると肥満を意味します。
BMI値が25以上の人の歯周病リスクは3倍に上がり、30以上の人は約8倍と跳ね上がります。
●喫煙
毎日一箱のタバコを15年吸い続けた場合の歯周病リスクは約2.4倍。
30年吸い続けると約5.7倍になります。
●飲酒
毎日の飲酒(純アルコール量で1日33g、大瓶ビール一本ぐらい)で歯周病リスクは約2.7倍になります。
●飲酒で顔が赤くなる人の歯周病のリスク
●ストレス
ストレスにより免疫系は影響されることから、ストレスと慢性歯周病との関連が調査され、経済的ストレス精神的ストレスは
歯周病に関係していることが報告されています。
●受動喫煙
喫煙は明らかな危険因子ですが、喫煙者と一緒にいることも危険因子になります。
能動喫煙者の場合約5倍、受動喫煙者の場合約3倍の歯周病リスクが上がります。
上記以外にも、季節の変わり目や、新生活が始まる時など、、、さまざまなことがきっかけで口腔内に影響を与えることがあります
歯周病は生活習慣病のようなものです。
シンプルですが健康的な食事、良質な睡眠、適度な運動が理想的ですし、お口にとっても大事になってきます。
歯周病はもちろん、お口に何かトラブルが起きるのはいろいろなバランスがくずれる時です。
定期的なメインテナンスで早期発見し重症化する前に予防で食い止めることが大切です。️
みなさん、ぜひ歯科検診を定期的に受けましょう♪お待ちしております。

2021/02/20
歯科医院経営セミナーに参加してきました!

こんにちは!勤務医の菊地です。

春らしい陽気から真冬のような寒さになる寒暖差が大きくなる時期ですので体調管理にどうぞお気をつけくださいませ。

先日は横浜市の小机歯科医院で行われる歯科医院経営に関して必要な知識を勉強してきました。

講師は久保倉弘孝先生という、以前から歯科医師向けの経営や臨床の現場において幅広くご活躍されている先生で、今回は日々変わる保険診療詳細や医院系のポイントを事細かに説明してくださいました。

今回のセミナーでのポイントは予防歯科の推進、古い知識を常にアップグレードしていく姿勢の重要性の再認識でした。

まず予防歯科についてです。みなさんもよくテレビ番組の合間のコマーシャル(CM)で歯ブラシや歯磨き粉に関することをご覧になる機会がとても多いと思います。以前は健康番組の合間のCMでみられることが多かった思いますが、医療とは関係ないCMの合間にもよく見られますよね。これは国をあげて予防歯科の推進を図っておこなわています。厚生労働省の歯の健康において、この予防歯科の概要が記載されています。「歯及び口腔の健康を保つことは、単に食物を咀嚼するという点からだけでなく、食事や会話を楽しむなど、豊かな人生を送るための基礎となる」というQOL(Quality of life 生活の質)の向上を同時に謳っています。具体的な予防項目としては、歯の喪失の防止、幼児期のう蝕予防、学齢期のう蝕予防、成人の歯周病予防があります。

ではどのように予防を進めていけば良いのか?それは、自己管理(セルフケア)能力の向上、口腔の定期管理などが挙げられます。セルフケアは歯科医院で歯科医師・歯科衛生士より専門的な口腔ケアの方法(歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロス)の説明を受けられます。定期管理は新たにむし歯や歯周病の発見、進行を抑制するために定期的に歯科医院を受診していただくことが予防につながることをしめしています。セミナーでは国の指針もとても重要であるため、常に参考にすることを再確認できました。

次に古い知識を常にアップグレードしていくということです。全ての業界、社会において共通して言えることだともいますが、常に新しい知識を学んでいく姿勢が社会人そして歯科医師としも改めて大事だなと実感しました。当医院院長宮島も常に新しい知識を取り入れることの重要性を私に伝えてくださっています。

今回のセミナーにおいてもコロナウイルス対策として、換気・手指消毒の徹底・密な空間を避けるなど万全の態勢性で行われました。やはり、勉強はとても楽しいです、自分に足りないことを積み重ねることでほんの少しずつではありますが自身の成長を実感できます。

今後も皆様により良い医療提供のため学びを続けていく所存です!

2021/01/08
インフルエンザの対策×お口の健康


皆さま、こんにちは☆★
すっかり寒く、なりましたね。
歯科助手の堀岡です。

イルミネーションが、とても綺麗で、まちのクリスマスの雰囲気に、ウキウキしてしまいます。
コロナの影響もあり、クリスマス、お出掛けはしませんが、去年からですが、毎年一つ、クリスマスオーナメントを買うことにしたので、今年もクリスマスマーケットへ行こうと思います☆★
とても、可愛らしい、クリスマスの雰囲気を楽しめるので、クリスマスマーケット、オススメです♪♪


さて、コロナの拡大が心配な毎日ですが、インフルエンザが流行だしてきました。
予防には、暖かくして、栄養を摂って、マスクをして、、、
外から帰ってきたら、うがいや手洗いをして、、、
実は、もう一つ、できることがあります。
インフルエンザの感染には、お口のなかの細菌も影響します。
ウイルスが悪さをするのを、細菌の酵素や毒素が助けてしまうのです。
これを防ぐためにも、日ごろからのお口の健康と歯みがきが大切です。


虫歯や歯周病などのお口の病気にかかってる人や、お口の清楚が不十分な人は、インフルエンザにかかりやすく、重篤になってしまうことが証明されています。

ウイルスは、細菌にくっついていて、そのなかに入り込んで生きる病原体です。
鼻や口からからだに入り込んだウイルスは、鼻腔や咽頭などの上気気道の粘膜に付着します。
そして、ウイルス表面にある特殊な突起"HA突起"をカギのように差し込んで、粘膜の細胞内に侵入します。
細胞のなかで増殖せて仲間を増やすと、今度は表面にある"NA突起"をハサミのように使って、隣の細胞に飛び出し付着して入り込んでいきます。これが繰り返されてウイルスに侵された細胞が増えていき、インフルエンザが発症します。

お口のなかには、何百種類もの細胞菌が数百億も住みついています
細菌は、唾液や、歯と歯茎の間から滲み出る体液を栄養にして増えます。
それらの細菌が出す酵素は、上気道の粘膜を覆っている薄い膜を溶かしてしまいます。
すると、細胞表面のレセプター(受容体)が露出し、インフルエンザウイルスをキャッチするようになります。

レセプターが露出することで、HA突起やNA突起、つまり、ウイルスのカギとハサミの働きが助けられるのでらウイルスの感染が広がりやすくなります。
また、細胞がつくる毒素は、細胞に害を及ぼしてウイルスの侵入を許してしまいます。

過剰に増えた細菌は、このようにインフルエンザウイルスの感染を助けます。
ですから、日ごろから歯磨きなどでしっかりお口の清掃をし、歯科医院に通ってお口の健康を守ることが、インフルエンザ予防に大切です。
ウイルスの悪い友達になる細菌をすくなくしておけば、インフルエンザにかかりにくくなります。☆★

それでは、素敵なクリスマス✖️お正月を過ごせますように♪♪

2020/12/18
おやつについて

皆さまこんにちは♪

歯科衛生士の萩原です。最近急に寒くなりましたね!

今朝窓を開けたら北風を感じて驚きました。2020年はあっという間でしたね、これからまた寒くなりますので、手洗い、うがいをしっかり行って、風邪の予防をしていきましょう。

先日オンライン講習会で歯周病の新しい分類について学ばせていただきました。

前半はおさらいで簡単でしたが、後半の講義では今までの経験や知識がないと理解するのは容易ではなく、久しぶりに難しい、と思った講習会でした。()  

ですが勉強することで自分の中にまた新しい知識が落とし込めたので良かったです。

さて、今回はお子様のおやつの取り方についてお話したいと思います。まずはおやつの役割についてです。

おやつの1番の大きな役割として、"栄養の補充"があります。小さな子は一度の食事で食べられる量が少なく、必要な栄養素が取れない場合が多いです。

そこで、おやつを取ることにで お子様に足りない栄養素を補充するのです。

不足しがちな栄養素としては

鉄 カルシウム ビタミン  の3つがよくあげられるそうです。おやつをあげる時にはこの3を意識してあげるといいですね(*^^*)

そして、おやつは食育にもなります。

一緒に作ることで食べることに興味が湧いたり、

親子で一緒にお話したり、楽しい時間を過ごすことで子どもがリフレッシュできる効果もありめす。

では与える時のポイントをいくつかあげていきましょう。

①好きな時に好きなだけ、いつでも与えることをしない。虫歯や肥満の原因になるので良くありません。

②おやつの量に気をつける。おやつメインでご飯が食べられないなんてことになっ

てまうと、健康な身体作りはできませんね。

③時間を守ってダラダラ食べない

ダラダラ飲み、ダラダラ食いは虫歯を作ったり、食事を摂らなくなったりする原因になります。おやつがほしくてぐずられたりすると与えて機嫌をとってしまうこともあるかもしれません。ですがこれが続くと食生活が乱れる原因となります。時間を決めて、その時間以外にはおやつを出さないように気をつけたいところです

おやつを食べる時には、飲み物も一緒に出しましょう。子どもは体温が上がりやすく、汗をかきやすいのでたくさんの水分を必要とします。

麦茶や牛乳などがいいですね

甘いジュースや野菜ジュースは、お砂糖が大量に使われているため、虫歯をつくりやすいので気をつけましょう。

理想的なおやつといえば

近代的なお菓子よりも、やはり昔からあるもの。

ふかし芋、干し芋、小魚、豆類、季節の果物、蒸しパンなど

他にも 餃子の皮で作った簡易ピザ、おにぎり、

無糖のヨーグルトにはフルーツやきな粉をまぜたりすると美味しく食べれます♪

市販のものだと おせんべい、野菜チップス、たまごボーロ、ポップコーン など

美味しく食べて、健康的なのが理想ですね!

ぜひご参考にして、毎日のおやつに取り入れて頂ければと思います(^^)

わたしも実践します♪

2020/12/04
シュガーコントロール

こんにちは
歯科衛生士の冨岡です!
最近は近所をお散歩することが多くなりました!
意外にも、知らないお店や風景を見つけることができ新たな発見がたくさんあります♩
コロナで遠出がまだまだ難しいですが、これを機に生活習慣や趣味が変化した方も多いのではないかと思います。こうゆうときだからこそポジティブに♩手洗い・うがいをしっかり行い楽しみながら冬を乗り越えましょ〜〜


今回は【シュガーコントロール】についてです。
皆さん、歯医者さんで「甘いものはなるべく控えてくださいね〜」「虫歯になるのでお菓子はやめてくださいね〜」と、何回も言われてきたと思います。そんなことはわかっているよ!!と思っている方がほとんどだと思います。ではなぜ、良くないのでしょうか?

●歯ブラシで取れにくい細菌(虫歯菌)になる
砂糖の含まれた食べ物を摂取すると、ショ糖を原料にして菌の産生する酵素により粘着性の多糖体をつくり、歯の表面で他の細菌とともに塊を形成します。これが所謂プラーク(細菌)ですが、ショ糖のない環境では歯の表面に付着する能力は低く、他の菌との結合や凝集はあまり見られません。
つまり砂糖の摂取習慣があると虫歯菌が活性化し、多くのネバりけのある物質をつくることで水に溶けにくい粘着性バリアとなり、歯の表面に停滞するようになります。
たしかに、お砂糖の摂取が多い患者さんのクリーニングは、専門の機械を用いてもなかなか落ちず大変なんです!

●飲食したあと、細菌は酸を生産するためお口全体が酸性に傾きます。唾液には酸性状態から中性状態に戻そうとする唾液緩衝作用というものがあります。お口は中性と酸性を繰り返して均衡を保っています。
なので食事回数が増えると酸性に傾く回数が増えるため、虫歯になるリスクが高くなります。
そこで、砂糖の摂取回数が増えると、舌や粘膜上の細菌が急速に酸を産生するため、唾液緩衝作用を激減させます。また砂糖濃度が高いほど酸性に傾くため中和に時間がかかります。

●砂糖が含まれている食物を摂取する習慣があると、生体反応で血糖値の乱高下がおこります。その結果、亜鉛を使いすぎるため、唾液緩衝能が低下する要素にもなりますし、副腎機能が低下し免疫力にも影響します。また血管が浮腫するため弾力がなくなり真っ赤でぽてっとしたお砂糖漬けの歯茎になります。そうなると歯肉が傷つきやすくなります。歯磨き頑張ってるのに歯茎が腫れている、、、それはもしかしたらお砂糖のせいかもしれません!

砂糖はチョコレートやアメだけに入っているわけではありません。朝ごはんのパンや、ヨーグルト、果物やお料理など気づかない内に摂取しているものです。
ダイヤモンド歯科では、ブラッシング指導だけでなくシュガーコントロールも積極的に行なっています!まずは気付くことが大切です^ ^
ぜひ、一緒に考えてみませんかimage1.jpeg

2020/11/30
日本大学歯学部同窓会生涯研修2020

こんにちは、勤務医の菊地です。いよいよ、冬を感じる気温となってきましたね。今年の冬は暖かかっただけあって、例年より少し体感温度が低い感じがします。皆さま、体調管理にはお気をつけ下さいませ。

11月29日に日本大学歯学部同窓会生涯研修2020「日常臨床におけるフラップマネージメント」とうい講演内容の勉強会に参加してまいりました。私は奥羽大学歯学部卒業ですが、大学間の垣根をこえて参加できる素晴らしい学びの場です。

日本大学歯学部本館7階の創設百周年記念講堂にて、講演会を受講しました。コロナ渦中ともあり、3密を防ぐ対策として受講者数の制限、マスクの着用、体温検査、手指のアルコール消毒など、万全の感染対策の上実施されました。

今回講演をされたのは日本大学歯学部教授の佐藤秀一先生と日本大学歯周病学講座を経て、成城学園前で開業されている岩野義弘先生の講演でした。

はじめに佐藤秀一先生による日常臨床におけるフラップマネージメントという題目で会が始まりました。内容は歯周病治療の一環で、歯周基本治療(歯周病治療の初めのステップ)を終了後に歯周ポケットが4mm以上(健康な歯周ポケットは3mm以内)に対する基本的は手術の理論や手技に関する内容でした。普段大学で学生に対して教壇に立っている佐藤先生の話はとてもわかりやすく、基本手技の復習および再確認することができとても勉強になりました。また次の日からすぐ臨床現場に応用できる内容で、会場からも反響がありました。私も学生時代に歯周病学がとても好きで、その学生時代の感覚を思い出させてくれるような内容でした。

次に公演されたのが岩野義弘先生です。岩野先生は今、日本を代表する歯周病専門医の一人で、国内での著書多数、ご講演も多く多忙ながらも臨床現場において素晴らしい治療をしている先生です。今年の8月に岩野先生による歯周外科手術の実習コースに2日間参加させていただき、多くを学びをえていました。今回もその内容に準じておりましたが、また新たな症例提示など感銘を受けることばかりでした。岩野先生は歯周外科手術の中でも歯周再生療法にトピックを当てた内容で、人体への侵襲の少ない手術方法をより高い技術で提供しております。その手技や基本を講演会では発表しており、私自身もとても参考になる内容ばかりでした。何より患者様のために、きっちりとした治療、その治療のための準備の姿勢などあらゆる点でハイレベルで見習うことが多かったです。

この講習会で終わりではなく、私自身の技術アップ、さらにはみなさまのお口を守るためにもより勉強に励み努力していきたいと思います。

2020/11/16
デンタルフロスの使い方

デンタルフロスの使い方

こんにちは☆★

ダイヤモンド歯科の歯科助手、堀岡です。

さて、今回わたしが、ブログのテーマにしたいのは、「デンタルフロスの使い方」です。

私事ですが、先生に口腔内を診てもらったら、歯茎に炎症が起こっていました...。

最近、忙しさを理由に、毎日の歯磨きを雑にしていたら、二週間くらいで、口腔内の環境がだいぶ変わっていたようです...。

フロスを使わない日もあったので、フロスの大切さを痛感しました。

 

歯みがきは、1日2回、もしくは3回以上しているかたも増えてきました。

ですが、デンタルフロスや歯間ブラシを日常的に利用しているかたは少数派

厚生労働省やライオンの調査によれば、3割程度です。

しかし、どんなに丁寧に歯みがきしている方でも、歯ブラシ一本でお口を清潔に保つことは、不可能です。

 

虫歯や歯周病は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢、細菌のかたまり)が原因で起きますが、歯ブラシだけではほぼ絶対に磨ききれない場所です。

 

歯ブラシでは磨ききれない場所の1つ目は、「コンタクトポイント」。2本の歯がぴったりくっついて生えているとき、歯がぶつかっているところです。

この隙間には歯ブラシの毛先は物理的に入りません。

しかしそれでも大きさ数マイクロメートルの細菌は入り込み、プラークを形成し酸を出して、虫歯のもとになります。

ここに溜まったプラークは、フロスでないと取れません。

2つ目は、歯が隣り合ったところの「歯の根元まわり」。

上の歯でも下の歯でも、根元まわりには歯ブラシが当たりにくくら溜まったプラークはやがて時間とともに病原性を増し、歯周病の原因となります。とくに歯の裏側の場合、表面よりもいっそう歯ブラシが届きにくいです。

ここに溜まったプラークを取り除くには、フロスや歯間ブラシを根元まわりに沿うように当ててから、磨く必要があります。

 

コンタクトポイントの清掃は、単純にフロスを歯と歯のあいだに通らせればOKです。

フロスが通りにくいときは、ワックス付きのフロスがよいでしょう。

歯の根元まわりを清潔するには、フロスならば、コンタクトポイントに通したあとにそのまま根元まわりまでフロスを持っていき、歯肉の溝に糸をやさしく少しだけ入れ込んでから、歯の根元から歯の先端へと繰り返しフロスを動かします。

 

一方、歯間ブラシならば、歯と歯のあいだに挿し込んだあと、歯の根元の表面にブラシの毛先が当たるように傾けてから動かします。

 

このとき気をつけていただきたいのが、歯と歯のあいだにある、「歯間乳頭」を傷つけないようにすることです。

フロスや歯間ブラシは、我流の誤った使い方をすると、歯肉や歯を傷つけてしまうことがあります。

ぜひ、歯科医院に来られた際は、フロスの使い方指導を受けられてみてください☆★

 

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